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   ホーム > セミナーフェア > セミナーレポート >CeBIT 国際情報通信技術見本市
CeBIT 国際情報通信技術見本市
●日時:2017年3月20日〜24日 ●会場:Hannover Exhibition Grounds
主催:Deutsche Messe AG
(Up&Coming 2017年7月号)

フォーラムエイトは、3月20日から24日までの5日間、ドイツのハノーバーで開催されたIoT、ビッグデータ、VR(仮想現実)、AI(人工知能)、ロボット等の最先端技術を活用したITビジネスに特化した世界最大の商談展示会「国際情報通信技術見本市(CeBIT2017)」に出展いたしました。見本市「CeBIT」は20万人規模の来場者を誇るB to Bソリューションの国際展示会であり、毎年1つの国をパートナーに選ぶパートナーカントリー制度より、今回、日本はパートナー国として初参加し、ジェトロ(日本貿易振興機構)主催のジャパン・パビリオンにて、118社・団体、442小間のこれまでのパートナー国では最大規模で参加、次世代の情報通信分野を担う日本の革新的な技術や製品が広く発信されました。

ハノーバー近郊の街にも多数の“Japan”の文字が並び、パートナーカントリーである日本を歓迎するムードが漂っていました。

CeBIT 2017開催前日の3月19日には、安倍首相とメルケル首相との首脳会談が行われ、Welcome Nightにおいても、日本とドイツがIndustry4.0とSociety5.0の融合で産業や社会の発展につながる標準化を行う考えや日独共通の教育規格の標準化という話など、両国の第4次産業革命に関する緊密な協力を進める「ハノーバー宣言」が行われております。翌3月20日のCeBIT 2017初日は安倍首相・ドイツ メルケル首相の視察が予定されていたことで、ドイツ警察による徹底された警備・会場内のセキュリティ確認が行われ、ジャパン・パビリオンの会場内ではビジネスパーソンや警備員の数が大多数おり、盛大に開催スタートされました。

当社は、ジャパン・パビリオンの「Life / Office / Society」ゾーンに6コマ72m2の大規模ブースを設けUC-win/Road、ドライビングシミュレータをはじめとした、「バーチャルリアリティの時代UC-win/Road®」 〜VRシステム、ドライビングシミュレータ、IoT・組込システム開発を支援〜をテーマに出展いたしました。国内展示会では、多数出展している赤外線深度センサー(KINECT)とUC-win/Roadとを連携させたジェスチャーインターフェースシステム「Air Driving」、脳波で運転!(生体信号を利用した研究事例)の展示では、ドイツ・欧州各国の方には珍しく映ったようで、多くの方の関心を引き付け、どちらも新鮮に映ったようで体験者より日本のみならず世界中の方に面白いと言って頂きました。

昨年、日本国内においてVR元年として広く取り扱われたヘッドマウントディスプレイは、Intelやトヨタ、KDDI、NECなど他企業での展示でも活用されており、どの企業も展示紹介のツールとしてベースで利用されておりましたが、マイクロソフト社より販売されている、「HoloLens」においては、Intel社ブースで見かけたほどで、他での展示は無く、海外でもWebで見たことがあるが体験した事がなかったなどの体験者からの声を頂き、好評に体験頂きました。

自動運転研究システム等に広く適用可能なステアトルク制御自動運転シミュレータでは、提供メーカーのSENSODRIVE社よりSENSOペダルも含めた展示協力の支援を頂き、アクセル/ブレーキペダルの重さ調整、ABS機能、マニュアル・オートマの切り替え対応したレバー操作対応の展示を行い、国内のRoadユーザ様をはじめ多くの方に機能を体験頂き、いくつかの企業の方々からは、次年度予算での導入の具体的な話しに繋がっています。

フォーラムエイトは、IoT時代のソフトウェア開発技術を強化し、VRシステム、ドライビングシミュレータ、IoT・組込システム開発関連分野における展開をいっそう加速させて取組んでまいります。

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