●日時:2017年6月1日〜2日 ●会場:グランフロント大阪 コングレコンベンションセンター
主催:「震災対策技術展」大阪 実行委員会 エグジビションテクノロジーズ 株式会社 |
(Up&Coming 2017年7月号) |
2017年6月1日(木)〜6月2日(金)の2日間、グランフロント大阪にあります、コングレコンベンションセンターにて第4回「震災対策技術展」大阪が開催されました。
震災対策技術展では、地震のみならず、津波、水害、土砂災害、落雷対策、突風・竜巻対策に関連する展示がされており、非常食から、免震、減震装置、安否確認システムなど多種多様な展示がされておりました。
開場中は絶え間なく、大学や自治体など、震災関連の研究機関よりセミナーが開催されており、対象の来場も幅広くいらっしゃりました。
当社ブースでは、『「バーチャルリアリティの時代UC-win/Road®」〜VR、FEMを活用したナショナルレジリエンスデザイン〜』をテーマに展示を行いました。
3次元バーチャルリアリティソフトの「UC-win/Road」を用いて、地震シミュレーションや津波の浸水氾濫のシミュレーション、UAVプラグインの展示や、3次元非線形動的解析の「Engineer's
Studio®」を用いた耐震設計の解析事例のご紹介をさせていただきました。
会場では、津波に対するシミュレーションに関心いただく方が多く見受けられました。津波到達の範囲、水面上昇・下降の時刻歴変化をコンタで表示できます。氾濫水面の流速・方向について時刻歴に基づいたベクトル表現を行い、流れ感を表現することができ、よりリアルに津波を表現することもできます。さらに、避難解析結果を重ね合わせることで、避難場所の検討、避難ルートの検討などに利用できることに関心いただきました。
地震シミュレーションは、実際に発生した地震の観測データを読み込み、揺れを発生させ、搭載されている物理計算機能により、物体同士の接触や反発、落下の表現がよりリアルにでき、注目を集めました。
UAVプラグインでは、飛行経路計画ができることで、震災の土砂災害などで人が入り込めないところへの活用の可能性を関心いただきました。
大学の関係の方も多く来場され、学生様向けに毎年開催しております、VDWC/CPWCへ高く感心いただけました。
今後もフォーラムエイトでは、国土強靱化支援・設計解析をテーマとする「ナショナル・レジリエンス・デザイン・アワード」を毎年開催しております。土木分野における新たな解析事例の作品の募集に合わせ、国の施策を多角的に支援していく方針です。更なる発展にご期待ください。
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