●日時:2017年11月22日 ●会場:デザイン・リエゾン・センター
主催:慶應義塾大学SFC研究所 |
(Up&Coming 2018年1月号) |
「デジタル・コンストラクション」コンソーシアムは、慶應義塾大学SFC研究所の主催により、建設生産とデザインを総合的に捉えたデジタル技術の具体的な応用展開を目的とした情報交換ネットワークづくりとして進められているプロジェクトです。
2017年11月22日に、慶應義塾大学SFCが研究活動成果を広く社会に公開する場として毎年開催している「SFC Open Research Forum (ORF)」にて、「産学連携で探る建築・建設システムのイノベーション」と銘打ち、「デジタル・コンストラクション」コンソーシアムについてのセッションが行われました。
セッションでは、本コンソーシアムの主催である池田研究室と参加企業数名での討議セッションが行われました。セッションでは、複雑で精緻な形状の施工をソフトウェアで解決した曲面屋根、口永良部島での現地の竹を利用したコンクリートシェル構造、HP曲面型枠をつくるための安価なマイクロコントローラーで制御したツールなどの事例や、瓦を曲面に貼る提案、CLTの単材を反復し曲面をつくる提案などが発表されました。
デジタルコンストラクションは、これまでのデジタル設計やデジタルファブリケーションとは異なり、建築または土木構造においてはるかに包括的な範囲をカバーする概念です。討議では、このコンソーシアムを通じて、設計から施工におけるこれまでの分業化を乗り越え、領域融合することで新しい価値できないかとの見解もありました。
コンソーシアムの活動に興味ある方は「デジタル・コンストラクション」コンソーシアムサイトでの情報もご覧ください。
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