CIM・i-Con技術セミナー「フォーラムエイトが広げるBIM/CIMワールド」
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●日時:2017年10月13日〜11月29日
主催:株式会社 フォーラムエイト |
(Up&Coming 2018年1月号) |
前回は東京/仙台/札幌/大阪/名古屋でのCIM・i-Con技術セミナー「フォーラムエイトが広げるBIM/CIMワールド」開催についてレポートを掲載いたしました。今回は10月以降分について、2017年度最終の福岡開催までをご紹介します。多くの皆様にご参加いただきまして、ありがとうございました。
■高松 10月13日(金)
今回のテーマであるCIM/i-constructionに対する取り組みをふんだんに取り入れたセミナーとして開催いたしました。UC-win/Roadを中心にCIM/i-constructionのアプローチとして、施工や災害などの多様なシミュレーション事例を紹介し、3次元データの素早いモデリングや、設計データとの親和性などを説明することで、現在目指すところのCIMモデルのイメージを掴んでいただけたのではないかと思います。さらにGPSを活用した自律飛行UAVとの連携により、測量、設計、施工、維持管理とCIMデータを一連で活用することで、生産性向上に期待できるシステムにも関心を持っていただきました。
構造計算では部分係数法を取り入れる橋梁製品を中心に紹介しました。2017年11月に解説が発刊されましたが、弊社ではこれに先駆けて、7月に通達の条文を参照し、部分係数法・H29道示対応製品を複数リリースしています。さらに、以前より対応している3D配筋機能については、IFCモデルに外部参照としてCSVファイルを出力できるようになりました。
今後も、エンジニアの方々を支援するソリューションを積極的に提案し続け、より土木業界が発展できるよう貢献していきますので、ご期待ください。
■金沢 10月25日(水)
金沢会場では、北陸3県より建設コンサルタントのユーザ様を中心に参加いただきました。当日のセミナーでは、公開さているCIM導入ガイドラインに沿って業務を進めるにあたって、UC-win/Roadを中心としたUC-11シリーズ、FEM解析ソフト、3DCAD製品と連携する弊社の統合ソリューションを紹介しました。
併せて新道路橋示方書改定内容および弊社の対応方針についてもご案内しました。参加者の皆様は、既にリリースされた対応版を実際に操作され、変更箇所の確認等の情報収集に役立てられていました。今後増えてゆくCIM施工業務・工事への対応に向けて、より充実したサポートを提供していきます。
■沖縄 11月24日(金)
沖縄県においてもCIM・i-Construction関連技術への関心は年々高まっており、当日は建設コンサルタント、行政土木建設関連部門、大学土木工学研究室といった多くのユーザ様に参加いただきました。
セミナーではUC-win/Roadを主軸としたCIMソリューションにおけるデータ交換、CIMモデルを活用したVRシミュレーションといった事例を中心に説明しました。各種解析分野においても、事例と併せて設計計算ソフトの計算結果の可視化などについて紹介しました。また、新道路橋示方書改定対応製品の紹介では、平成24年版との比較を行いながら改定内容と弊社対応製品についてご案内しました。
「地域の守り手」として社会資本の整備を支え、社会の安全・安心の確保を担うユーザ様に、よりよい製品・ソリューション・サービスを継続してご提供していきます。
■福岡 11月29日(水)
今回のセミナーでは、2017年3月公開のCIMガイドライン改訂や道示改訂を控えて、約40名と多数のユーザ様にご来場いただきました。弊社が提案を行っている、データ連携によるCIMモデルの活用など、可能な限り実際のソフトウェアによるデモをお見せしながら、機能や対応内容についてご確認いただきました。また、UC-1製品について、2次元の静的解析から3次元の動的解析、補強設計まで一連でデータ連携が可能な点などもご覧いただきました。セミナー後の展示では、新刊書籍「VRで学ぶ橋梁工学」のをご購入いただいたり、3DCADソフトによる3D図面作図のデモなどを体験いただき、CIM対応に向け情報収集の場として活用していただきました。
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