アジア向けArcbazar・UC-win/Roadセミナー
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●日時:2018年3月5日〜9日 ●会場:東京、ソウル、上海
主催:株式会社 フォーラムエイト |
(Up&Coming 2018年4月号) |
2018年3月5日(月)〜9日(金)、米国マサチューセッツ州を拠点とする建築設計デザインコンペのクラウドソーシングサイト「Arcbazar」を運営する
Arcbazar社の社長兼創設者であるImdat As氏による基調講演、及びVRシミュレーションを活用した環境アセスをサポートする「自主簡易アセス支援サイト」と独自開発のクラウド型合意形成ソリューションVR-Cloud®による「ProjectVR」をArcbazarと連携した「Arcbazar支援サービス」などを紹介するセミナーを東京、ソウル、上海の3大都市で開催しました。 |
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まず、Imdat氏より3都市の計50名以上のセミナー参加者に対してArcbazarの概要と利用方法が紹介されました。Imdat氏は、世界全体で24兆円を越える規模を持つ設計市場における問題点として、設計サービスが高価で、近場のデザイナーに依頼することが多いために、施主側がたくさんのデザイン案を手に入れるのが難しいことを挙げました。一方で、Arcbazarでは施主自身がプロジェクトの説明やスケジュール、賞金等を設定し、世界中のデザイナーからアイデアを募って建築・デザインのコンペを開催することができる仕組みのため、より多くのデザインを安価に手にすることが可能であると強調しました。その後、Arcbazarの設計カテゴリ、参加者の国別の割合や、コンペの詳細な開催方法について説明がありました。
セミナーの後半は、フォーラムエイトスタッフが自主簡易アセスの概要と環境省が発表した自主的な環境配慮の取組事例を紹介、UC-win/Roadの環境アセスプラグインのデモをしながら機能を説明しました。ソウル会場では、プラグインの太陽光反射の評価機能に関する深い質問もあり、環境アセスへの関心の高さがうかがえました。休憩を挟んだ後、UC-win/Roadの新機能や関連デバイスとの連携、カスタマイズシステムなどを紹介し、さらに実際のProjectVRの事例として、オバマ記念館やTAKANAWAハウスを含むテストケースで、実際の建設に活かしたことなどをArcbazarのサイトやVR-Cloud®のデモを交え説明しました。上海会場では、建築に携わる方が多く参加されていたため、群集流動・避難解析シミュレーション・モデリングソフトウェアEXODUSのデモも実施し、ビッグデータのクラウドサーバー構築についても説明しました。
フォーラムエイトは2016年1月にArcbazarと業務提携を結んで以来、アジア圏でのArcbazar普及推進を図ると同時に、日本国内の実際のプロジェクトやデザインコンペ等を積極的に支援しています。また、Arcbazarでは施主が地域の設計者・デザイナーに連絡できる機能にも対応予定です。今後も「Arcbazar支援サービス」や自主簡易アセス支援サイトの提供とともに、連携するVRサービスのさらなる改良に努めていきます。ぜひ、ご期待ください。
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