●日時：2018年5月31日〜6月1日 ●会場：コングレコンベンションセンター（グランフロント大阪内）
主催：「震災対策技術展」大阪 実行委員会 エグジビションテクノロジーズ 株式会社 |
(Up&Coming 2018年7月号) |
震災対策技術展では、地震のみならず、津波、水害、土砂災害などの対策に関連する展示以外にも、非常食から、免震、減震装置、安否確認システムなど多種多様な展示がされておりました。開場中は絶え間なく、大学や地方自治体など、震災関連の研究機関よりセミナーが開催されており、対象の来場者も幅広くおられました。
当社ブースでは、『VR DesignStudio UC-win/Road〜VR・FEM・CAD・クラウドで実現する国土強靱化！〜』をテーマに展示を行いました。UC-win/Roadを用いて、地震シミュレーションや津波の浸水氾濫のシミュレーション、土石流シミュレーション、LandXMLデータ連携などを紹介しました。
会場では、津波や土石流などの際の避難シミュレーションに関心をお持ちの方が多く見受けられました。津波のシミュレーションは水面や流速ベクトルの時刻歴変化を周辺環境を含めた3次元VR上で可視化を行うことができます。また土石流についても津波の解析データと同じように3次元VR上で可視化、シミュレーションを行うことができます。さらに、避難解析結果を重ね合わせることで、避難場所の検討、避難ルートの検討などにも利用できると関心いただきました。
地震シミュレータは、建物本体の揺れや構造強度シミュレーションに加えて、室内の揺れによる家具や什器などの挙動に着目したシミュレータで業界初の製品として、「第30回 中小企業優秀新技術・新製品賞 ソフトウェア部門優良賞」をいただき、展示会でも高評価をいただきました。
なお、毎年開催の弊社主催「3D・VRシミュレーションコンテスト」（表彰式：2018年11月）では、避難や防災シミュレーションに関する作品も多数ご応募いただいておりますので、ぜひご注目ください。
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