JIA公益財団法人・日本建築家協会では、若い建築家志望の学生に対する育成活動を行っており、毎年、全国的に「卒業設計コンクール」を実施しています。
フォーラムエイトは趣旨に賛同し、特別協賛企業として支援を行っています。コンクールでは、全国の JIA 各支部・地域会から選抜された卒業設計の優秀作品を一堂に集めた展示や、公開審査によるコンクールが行われました。審査はノミネート51作品から、1次、2次、3次審査を経て18作品に絞り込まれ、学生の最終スピーチにより、武蔵の美術大学の「積層するGL」が金賞を受賞しました。
フォーラムエイトの展示ブースでは、Virtual Design Studio UC-win/Road によるVR、運転シミュレーション、HMD体験、統合型CGソフトShade3Dの紹介、学生BIM&VRデザインコンテスト
オン クラウドVDWC、建築設計コンペ Arcbazarの紹介を行いました。
|
|
|
最新のCG技術の発表の場、フォーラムエイト賞はAR技術を用いた
直感的なプログラミングツールの提案を評価
Visual Computing 2019
●日時:2019年 6月27日〜29日 ●会場:早稲田大学 国際会議場 井深大ホール
●主催:画像電子学会 ビジュアル・コンピューティング研究会、情報処理学会 コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会、
映像情報メディア学会 映像表現&コンピュータグラフィックス研究会 |
「Visual Computing」はコンピュータ・グラフィックス(CG)に関連する技術の国内最高レベルの発表および情報交換の場として1993年から開催され、本年で27回目を迎えます。研究成果の発表の他、産業界と学術界の橋渡し、およびクリエイターと技術者・研究者の交流の場でもあります。研究成果は口頭発表、およびポスターセッションで行われ、優秀な発表は表彰されます。VC賞(最優秀研究発表賞)は、早稲田大学の「DeepRemaster:Temporal
Source-Reference Attentionを用いた動画のデジタルリマスター」で、古い映像の劣化修復、色彩の復元を包括的に行う手法の提案でした。
フォーラムエイトは、プラチナスポンサーとして協賛し、スポンサー企業賞として、駒澤大学の「AR空間内でのインタラクティブなプログラムを作成可能なプログラミングツールの提案」に企業賞を授与しました。
国の施策としてプログラミング教育に力を入れている昨今の状況の中で、FORUM8でもプログラミング教育に力をいれています。本発表は、ARを使った、より直感的なプログラミング教育につながる、新しい独自の試みとしてとして評価しました。
|
|
子供向け
|
フォーラムエイトでは「ジュニアソフトウェアセミナー」を始め、ソフトウェアに興味のある小中学生を対象としたワークショップの開催や、イベントへの参加を精力的に行っています。プログラミング教育が推進される中、これをきっかけに若い感性が育っていくことを期待します。今回は2つのイベントに協力、出展しています。 |
最新の自動車技術・製品が一堂に!CASEと社会インフラの結合
学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2019
●日時:2019年 7月14日 ●会場:(メイン会場)東北大学川内北キャンパス ●主催:特定非営利活動法人 natural science |
学都「仙台・宮城」サイエンス・デイは、「科学のプロセスを五感で感じられる日」をコンセプトに2007年から毎年開催している体験型・対話型の科学イベントで、JST科学技術コミュニケーション採択事業の一環として開催されています。小中学生の他、プログラムによっては、未就学児、高校生、大人まで参加できるプログラムなど合計128個のプログラムが実施されました。
フォーラムエイトは、Virtual Design Studio UC-win/Road を用いて3DVR空間、道路を作成し、走行できる体験講座を実施し、各回満席の人気講座となりました。また、体験講座とは別に、赤外線深度センサによるジェスチャ運転ができるドライブシミュレータを始め、VRゴーグルによるジェットコースターや鉄道運転の体験を実施しました。400名近い体験者が体験、スタッフの対応が追い付かないほどの大盛況でした。体験した子ども達は「最新の技術が使われていてすごいと思った」「本当の車が見えたから本当に自分が運転している感じでした」など、眼を輝かせながら話していました。
|
|
小学生向けVR体験イベント、教室型プログラムに加え、体験型プログラムも提供し、大盛況。
夏休みの自由研究に!
キッズエンジニア 2019
●日時:2019年 8月7日〜8日 ●会場:ポートメッセなごや ●主催:公益社団法人自動車技術会 |
「キッズエンジニア」は「クルマの科学にふれながら楽しく学べる」をテーマに毎年開催される小学生対象のイベントで、今回、教室型28、体験型11プログラムが提供されました。
フォーラムエイトは、今回、両プログラムを提供しました。教室型プログラムでは、Virtual Design Studio UC-win/Road を用いて3次元VRの道路や都市を作成し、自由に思考する想像力や作品に自分の考えを反映させる表現力を養います。作成したVR空間の街の中で、車を運転しながら、雨や雪を降らせるなどリアルな疑似体験が可能です。
開催期間中すべての回が満席で大盛況でした。参加者からは、「マインクラフトが好きなので、この教室にチャレンジしました。自分で作った道を自分で選んだ車で進みました。操作が難しかったけど、楽しかったです。」との感想を頂きました。
フォーラムエイト主催の「ジュニアソフトウェアセミナー」では、さらに充実した内容のプログラムを提供していますので、是非ご参加頂きたいと思います。
今回初参加となる体験型プログラムでは、2つの体験コーナーを随時体験できる企画を用意しました。「ハンドルレスドライビング」では、センサで体の動きを認識することによって、ハンドルなしで運転する体験ができ「VRゴーグルで運転!」では、VRゴーグルで感知した頭の向きに合わせてリアルタイムで作られた画像を見ながら、VR空間を運転する体験ができます。
いずれも体の動きがハードウェアデバイスのセンサを通じてVR空間と連動するので、センサの検出結果でコンピュータのプログラム実行を制御する様子を身をもって体感できるプログラムとなっており、教室型プログラムと合わせて夏休みの自由研究に活用してもらえたら幸いです。随時参加できることもあって、いずれも待ち行列ができるほどの大人気でした。夏休みの親子の良い思い出になったのではないでしょうか。
|
(Up&Coming 2019年10月号) |