SIGGRAPH Asia 2019 Brisbane
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●日時:2019年11月17日〜20日 ●会場:ブリスベンコンベンション&エクスビションセンター
●主催:ACM SIGGRAPH |
(Up&Coming 2020年1月号) |
世界最高峰のCGの祭典と呼ばれるSIG-GRAPH。フォーラムエイトは米国サンディエゴ開催に初出展以降、2014年にカナダ・バンクーバーのほか、シンガポール、横浜、中国・深セン、神戸(プラチナ協賛)、マカオ、バンコクに続き、昨年の東京国際フォーラム(プラチナ協賛)、今年7月の米国ロサンジェルスと、アジアと欧米各地で積極的に出展を続けています。今回の開催地はオーストラリア・ブリスベンとなり、テーマは「DREAM
ZONE!(ドリーム・ゾーン!)」。当社は三回目となるプラチナスポンサーとして大型ブースを設け、「VR design, modeling and
simulation platform for the next generation digital cities」をテーマに出展しております。
弊社ブースではUC-win/Road Ver.14を中心として、統合型3Dコンテンツ制作ソフトShade3Dの最新機能とネイティブファイルでのUC-win/Road連携、PBR(フィジクスベースレンダリング)対応によるマテリアルの反射・高精度表現に対応したVR-NEXTをデモ紹介。他にもUC-win/Roadとハードウェアと連携させたVRモーションシートやステアトルク制御自動運転シミュレータを展示。首都高速道路走行中に割込み車の危険走行、低速車両、路面上の障害物、視野の悪いカーブ先の渋滞等が発生するなどのシナリオにて運転体験できるほか、周辺車両やそれらの速度、周辺オブジェクト等を検出する車載センサー搭載を駆使した自動運転モードに切り替え、ACC機能による安全ブレーキや安全な車線変更、追い越しを運転シミュレーションにて体験頂きました。VRモーションシートは当社が本社を置く品川駅周辺をスキャンした3Dデータ中の巨大ジェットコースターに乗車するコンテンツでスリル溢れる走行を体験頂きました。そのほか、UC-win/Roadで作成した弊社ショールームに地震波形を読み込むとその地震波形に相当する震度の地震シミュレーションが起動し、物理エンジンや摩擦係数等設定済みの家具・展示システム等が設定したパラメータに応じて揺れ、個々の家具、および構造物全体の地震の影響による挙動を検証できる地震シミュレータも展示しました。更にKinectやXtion
Pro® 等のデバイス連携によりメルボルンのVRデータ上でジェスチャー運転が可能なAir Drivingも6K画面で展示し、身近な都市でドライビングシミュレーションを体験した多くの来場者から反響を呼びました。他に画像認識の応用例として、(株)プレミアムアーツ様のご協力により、画像(マーカーレス)認識を用いた3DCGを表示させるAR技術を紹介しており、VR連携やCV(Computer
Vision)への展開を提案しています。具体的にはタブレット・スマートフォン等で車両模型にAR画像認識により車両のフレームと重ね合わせにて認識させると車両のボディの塗装色の変更やシャシー・エンジンレイアウトまでVR空間として確認できる仕組みで、車両開発等も含めて幅広い産業的な利活用が可能なARシステムとなります。今回海外の展示会で初展示致しましたUC-win/Roadで作成した飛行体験シナリオを360度回転するジェットコースタータイプのコックピットであるVR
360°シミュレータは大人気で、ブースのロケーションも会場のエントランスを入った手前と最高の位置にあることから多くの来場者から注目を集め、体験者からは大興奮の叫びが時折聞こえてきました。
来場者からはUC-win/Roadは最近流行りデジタルツインとして、実現する都市を著しくリアルに素早く簡単なPC操作でVRデータとして構築できるだけでなく、世界各国の都市のデジタルツインをDBサーバというライブラリからダウンロードできるオールマイティなVRプラットフォームとしての印象が強く、メルボルンのデジタルツインを今すぐにでも利用したいとの具体的な商談も頂きました。
今後もソフトウェアの機能向上とシステム連携の高度化を図り、幅広い分野のお客様にご活用いただける最先端のソリューションを提供して参ります。
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