●日時 : 2011年5月18・19日 |
(Up&Coming 2011年7月号) |
MaxsurfおよびMultiframeの開発元である豪Formation Design Systems社CEO、フィル・クリステンセン氏来日に伴い、5月18日にはフォーラムエイト大阪支社にてMaxsurfユーザセミナー、5月19(木)には同東京本社にて、Multiframeユーザセミナーを開催いたしました。
Maxsurfユーザセミナーには、7社7名の方に参加いただきました。Ver.15から最新版のVer.17までの機能や開発予定について、フィル氏が概要を説明。コンパクトでわかりやすい内容にまとまっており、現ユーザおよび検討ユーザの両方のみなさまにとって、製品を理解するために役立ったようでした。
Formation Design Systems社が毎月オンライン上で行なっているセミナーイベントについても紹介がありました。ウェビナーと呼ばれるこのイベントは、開発者とユーザーの意見交換、新機能の解説やデモンストレーションの実施、設計、解析の実践に関しての意見交換などが行われる場ともなっています。なお、2011年の5月までに開催されたウェビナーは全6回で、既存デザインの取り込み、モデリングのテクニック、非損傷復原性/損傷時復原性などのトピックが取り上げられています。
セミナー後は、フィル氏を囲んでユーザーの皆さま参加の懇親会が行われました。
翌日午後には東京本社に場所を移動し、Multiframeのユーザセミナーを実施。今回はユーザセミナーということで、通常のセミナーと比較してよりMultiframeを実際に利用されている方が多く参加されていたため、ディスカッションでも多くの質問や要望などが交わされ、フィル氏からも大変有意義なセミナーであったという感想をいただきました。
その後の懇親会には、7社8名の方が参加。セミナーにおいても質問が挙がったような、津波を想定した構造解析やBIM、建築設計全般、Maxsurf、ウェビナー、今後の開発予定などについての話題が中心となりました。ユーザーの皆さまからは、また企画があれば参加してみたいという言葉をいただき、充実した交流の機会となったようでした。
「日本には長年Multiframeを使っているユーザーの方も多い。来日して、さまざまなプロジェクトの事例でMultiframeがどのように活用されているか、また、どのようなモデルが実際に作成されているかに触れることを、私はいつも楽しみにしています」とフィル氏は懇親会の最後にで述べました。
「日本のユーザーは技術力のレベルが大変高く、セミナー参加者からの質問も非常に示唆的で参考になるものが多いのです。日本は我々にとって重要なマーケットであり、今回ユーザーよりいただいた要望は今後の開発にぜひ生かしていきたい。また、ウェビナーなどを通して、より一層のフォローアップを行っていきたいと考えています」(フィル氏)
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▲Maxsurfユーザセミナーの様子 |
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▲Multiframeユーザセミナーでは、フィル氏より新機能の解説やデモが行われた |
▲Multiframeユーザセミナー終了後には
フィル氏を囲んで
参加ユーザーの懇親会が行われた |
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