仙台JSTE-第4回シンポジウム「道路計画と設計のあり方」
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出展概要
●日時 : 2010年11月30日 ●本会場 : 仙台市情報・産業プラザ |
(Up&Coming 2011年1月号) |
11月30日、仙台市情報・産業プラザで開催された(社)交通工学研究会(以下、JSTEと略)主催の標記シンポジウムに参加いたしました。JSTEは、交通工学を専門とした研究開発と専門家の育成を通じ、幅広い分野への社会貢献を目指して活動している団体です。
今回のテーマは、「いまこそ問われる道路の機能と性能」を副題として、国土形成計画が進む中での地方を目的に応じて連結する道路計画・設計のあり方について、専門家パネリストと会場参加者も含めた活発な討議が交わされました。
最初のディスカッションテーマは、道路計画・設計分野での「性能照査型設計」導入についてでした。従来の道路設計では、道路構造令に計画交通量を適用して道路構造を決定する「仕様設計」であり、地方の特徴を考慮するなどの柔軟性に欠ける面がありました。ここでは、「機能に応じた性能」を性能目標に、道路構造と交通運用を柔軟に組み合わせて設計する手法の必要性が述べられました。この際、性能目標と性能指標をどのように設定するかが重要な課題であると感じられました。
(社)交通工学研究会:http://www.jste.or.jp/
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