Civil Engineer's Forum-FORUM8
このページをスタートページに設定する QR

Facebook - FORUM8

Twitter - FORUM8

instagram - FORUM8

YouTube - FORUM8

 サイトマップ | ご利用条件 | お問い合わせ | 英語翻訳サイト | Japanese | English | Korean | CHS/CHT | Vietnam | Francais

Mighty Bridge Q&A

13.下横構

Q13−1. 組み方V型をX型にかえたい
寸法、荷重の入力で「ラテラル長」の値にV型で組んだ時の長さが入ってきますが、他の組み方の時はどうするのですか?
A13−1. 初期値としてラテラル長に入ってくる値は確かにV型としての軸線長が入ってきますが、この値を修正すれば修正した値で計算させる事ができます。必要であれば「ラテラル長」を自由に変更して下さい。
 
Q13−2. 入力項目断面力手入力の意味
入力項目のうち「断面力手入力(Y/N)」とは何のためにあるのですか?
A13−2. [N]の場合、入力したパネル数やパネル長により影響値を算出し、入力した横荷重強度を用いて各パネルに作用する軸力を内部計算します。
[Y]は何かの方法で、各パネルに作用する軸力が求まっている時にその値を断面計算で直接入力する場合に使用します。
 
Q13−3. 部材の許容応力度
下横構の部材断面計算で、σca'の算出方法を教えて下さい。
A13−3.
添付の出力を例にD1,D2部材について手計算します。

[D1部材]


[D2部材]



 
Q13−4. 軸線寸法
部材軸線寸法は平面上での寸法を使用していますが、縦断勾配を考慮できませんか?
A13−4. 可能にしました。下横構区分データ[===LT]のカードの26〜30カラム(予備項目)に[1]と入力して下さい。

14.腹板座屈

Q14−1. 出力結果を手計算解説
下記の出力結果を手計算で解説して下さい。
尚、入力は、   
    計算方法=10(DIN4114)
   座屈安全率=1.0
    算出位置=4
腹板上縁〜1段=600
    1段〜2段=1200
としています。


A14−1.

15.箱桁二次

Q15−1. 箱板隔板ラーメン方式
鋼道路橋設計便覧に示される様な中間ダイヤフラムの計算を行う場合の計算過程を解説して下さい。
A15−1. コンクリート板厚 20.0cm
等価板厚換算 20.0/7=2.9cm


[ラーメン方式を用いた場合]

@開口率の計算
(3.6)式より
 
∴0.4<ρ<0.8の範囲となり、ラーメン方式で設計を行う。
A隔板の間隔
 等価支間長 Lu=60.0m
 便覧図-3.46より LD=7.4m とする。

B剛性の照査
 





 

16.線形登録

Q16−1. 1−BOX時のラインの性質
1− BOX構造の箱桁を設計する場合、MB及びUC−GRIDを操作する上で注意点を教えて下さい。
A16−1. 1.MB自動設計の入力で注意する点

1)『線形登録』『線形初期設定』で腹板数[2]と入力。
2)『ラインの性質』で以下とする。
 GL → ( 2)箱桁腹板左
 GC → (24)箱桁無板桁
 GR → ( 4)箱桁腹板右
3)『変形法主桁ラインの入力』で中心の剛度を持たせる桁と、左右の仮想主桁とするラインの3本に[1]を入力する。
4)『主桁設計主桁ラインの入力』で、桁として設計するライン(通常は箱桁中心)の1本に [1]を入力する。
5)『線形ファイル』を出力し『面外変形法のデータ作成』で、UC−GRID用入力データファイルを生成する。

2.UC−GRID入力データファイルでの修正点

3本桁として出来上がりますので、以下に注意しながら1−BOXデータに修正して下さい。
1)2行目[TITLE]カードの35〜41カラム目に[(1−BOX)]と入力して下さい。


2)[MEMBER]カード順番を、剛度を持つ桁(桁番号2)が最初になる様に、Mifesの行コピーを用いて移動して下さい。この様にしておくと、MBとの剛度のいれ替えが可能になります。

この時、仮想主桁の曲げ及びねじり剛度は、[0.0000001]として下さい。

3)MB取込用断面力ファイル[.GRL]の修正。
 1)1行目の5カラム目にある主桁本数の値を1に修正する。その後にある3本分の部材数も1本分でよいので2つを削除する。
 2)以下に主桁3本分の断面力データが続くが行削除でG1の分と、G3の分を削除し、G2の分だけを残す。
 3)この作業は新しい.GRLファイルができる度に、行ってから自動設計で取込まなければなりません。
 
Q16−2. 箱桁の曲率を考慮(阪神公団)の手計算例
「線形登録」の箱桁初期設定の項目の中に、「箱桁の曲率を考慮する=1」の選択がありますが、具体的にどの様な計算を行っているのか?
A16−2. [箱桁曲線考慮]








 
Q16−3. 線形取込時エラー発生
線形結果を取込もうとしましたがinput past end in 1190のエラーが生じました。
A16−3. MB側で指定したライン数,セクション数とLI9側にある両者の数が不一致と思われます。呼び込み前に、エディタを使ってLI9ファイルを開き、1行目の10と15カラム目の値を確認して下さい。
 10カラム目→ライン数  15カラム目→セクション数
の値と同じ値を線形登録初期設定のライン数セクション数に入力しなければなりません。

17.断面力登録

Q17−1. 単純桁支間中央の最大モーメント発生位置の印字
断面力プリンタ出力で印字しましたが、単純桁で支間中央に横桁があるにも関わらず支間部モーメントの最大位置が支間部中央になっていません。何か原因はありますか?
A17−1. 結論から申しまして、本プログラムが算出しているMmax位置は、M曲線の補間によって求まるMmax位置を示しており、格子解析上、横桁分配の影響によってモーメント図を極端に描くと、



の様になります。次のページの様な位置のMmaxを算出しています。

[外桁]


[断面力]
G1


支間部モーメントの最大値
1径間目 差支点からの距離 = 17.5875m  M= 738.1 tfm S= 15.5 tf
この は、主桁の剛度(外桁と内桁の剛度の差が大きい程 が大きくなる。)
横桁の剛度のバランスによっての差が大きくなりますが、たまたま小さい山になっていて、最大位置が中心とほとんど変わらないため、同じ値として印字されています。例えば、極端に横桁が強かったりすると、もっと顕著にこの現象が見られると思います。

 
Q17−2. 任意点の腹板高の算出(補間)方法。
単純桁で、たいこ橋の設計を行いますが、任意点の腹板高はどの様な補間式で算出しているのですか?
A17−2. 腹板高変化形式=1(一定もしくは線形内)と指示し、腹板高の編集で、横断線毎に異なった腹板高を入力すると、腹板下縁(もしくは上縁)を水平に仮定し、上縁側に3次補間曲線を設定して入力値の腹板高を算出します。

[例]

算出位置より、前後4格点を通る3次補間曲線(ラグランジェ)を設定して、指示位置の腹板高を算出する。

[X=3.0m位置]
 
Q17−3. 箱桁腹板高変化の入力方法
箱桁中心で腹板高一定とし、上フ ランジが横断線毎に変化する場合 の腹板高設定方法を教えて下さい。

A17−3. その方法を説明する前に理解しておかなければならない事は、高さの基準となる左右腹板及び中心ラインのハンチ下面標高が正しく入力されているかです。
線形計算によって算出されている各ラインの路面標高から、入力した舗装厚床版厚ハンチ高を引いた標高が左右腹板高を算出するための基準標高になります。線形登録において、上フランジが水平になる様に左右ハンチ高を入力している場合は意味がありません。
STEP1 : 断面力登録の主桁設計の為の初期設定で、
【腹板高変化形式】=3:腹板幅中央を2次式
【標 準 腹 板 高】 =腹板中央での腹板高を入力する
【腹板高変化形式】=1(どちらでもよいが一応1の下側)
STEP2 : 主桁設計の為のデータ、断面力の編集の腹板高の編集をひらくと主桁番号を聞いてきます。まずは1としてリターン
STEP3 : 腹板高計算式の算出画面となりますが1つ目の1行に以下を入力します。
【  種  類  】=0:一定
【区 間 長 】=概当する桁番号の全部材長(断面力プリンタ出力を参考にする。)をm単位で入力。
STEP4:【f1 : 次 作 業】を押すと、その桁の計算を行う。次の桁へ進むためSTEP2へ戻る。
 
Q17−4. 曲線桁の設定方法
曲線I桁の自動設計で行う場合の注意点について
A17−4. 曲線桁に関する点についてまとめます。

STEP1:線形計算プログラムで曲線としての線形計算を行い結果ファイルを作用しておきます。

STEP2:自動設計線形登録にて初期設定入力後、線形計算結果ファイルを読み込みます。

STEP3:線形の性質の「ラインが曲線かを入力」にて曲線桁のラインに【2:曲線】を指定します。

STEP4:「変形法=主桁のセクションの入力」にて、全ての横断線に剛度部材を入力するため【2】を入力します。
これは、曲線桁のため全ての横断線に主桁のねじれを防止するための横桁部材が必要となるためです。
尚、両端支点上セクションは、必要という訳ではありませんので任意に指定して下さい。また、実際の横桁部材の剛度は、一旦作成されたUC−GRID入力データファイル【.UCG】の中身をエディタで直接修正して下さい。

STEP5:残りの入力を行い、「線形ファイル出力」後、「面外変形法データ作成」でUC−GRID用入力データファイル.UCGを作成します。作成後、GRID実行のためMBを終了しMSDOSへ戻します。

STEP6:エディタで【.UCG】を確認修正し、格子計算を実行します。終了後、MB取込用断面力ファイル【.GRL】保存領域からデータ領域へコピーします。

STEP7:MBを起動し、「断面力登録」を選択します。
『主桁初期設定』の「主桁設計の為の初期設定」で【I桁の曲線桁計算方法】を指定します。
 0:全ての直線桁
 1:曲線桁で、上下に横構あり
 2:曲線桁で、下にだけ横構あり
このスイッチと、次に入力する「曲線桁の半径の設定」での数値の関係は、下表となります。




STEP8:『主桁設計の為のデータ、断面力の編集』の一番最初の「腹番高床版幅ハンチ高半径の自動設定」を実行します。
このメニューを実行することで、線形情報より全桁全横桁区間毎の曲率を内部計算し、次の「曲線桁の半径の設定」

STEP9:「曲線桁の半径の設定」画面で実際の半径を入力します。自動設定された細い値が入っていますが、必要であれば丸い値等に修正して下さい。この時、入力する値がR=0,R=1,R>1,R<0によって固定点の取り方がわかります。詳細はマニュアル自動設計P-66を参照して下さい。

 以上、途中曲線桁に関係しない画面の説明は飛ばしましたが必ず順番に入力して下さい。

Mighty Bridge インデックス


お問合せ窓口




[ ユーザー紹介 ]
秋田県 男鹿市
サンシャイン・コースト大学 交通安全研究コラボレーション
株式会社 システムコミュニケーションズ
[ イベントレポート ]
ミラノサローネ出展レポート






>> 製品総合カタログ


>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート

最近リリースした製品
UC-1 Cloud統合版 仮設構台
UC-1 Cloud統合版 BOXカルバート
地盤改良の設計計算 Ver.11
基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.8
UC-1 Cloud統合版 土留め工

キャンペーン実施中
サマープレゼントキャンペーン
レッツゴーよしまさものまねリサイタルチケットプレゼントキャンペーン
Shade3D・F8VPS 20%OFF

セミナー・イベントカレンダー
開催間近のセミナー
9/27  上水道・水道管体験
9/27  構造解析入門
10/1  Shade3D(応用編)
10/3  橋梁長寿命化・維持管理
  体験

ソフトウェア/支援サービス
VRソフト(バーチャルリアリティ)
《UC-winシリーズ》
・道路・シミュレータ
・ドライブ・シミュレータ
・マイクロ・シミュレーション
・避難解析・シミュレーション
>>その他VRソフト
FEM解析ソフト
・3次元プレート動的非線形解析
・2次元動的非線形解析
・総合有限要素法解析システム
>>その他FEM解析ソフト
土木・建築・設計ソフト
《UC-1シリーズ》
・構造解析/断面
・橋梁上部工
・橋梁下部工
・基礎工
・仮設工
・道路土工
・港湾
・水工
・地盤解析
・CAD/CIM、建設会計
・維持管理・地震リスク
・建築
・船舶/避難
>>その他土木・建築・設計ソフト
クラウド
《スパコンクラウド®》
・スパコンクラウドサービス
《VR-Cloud®》
・リアルタイムVRシステム
解析支援サービス/サポート
・UC-win/Roadサポートシステム
・設計成果チェック支援サービス
・Engineer's Studio®解析支援
・地盤解析支援サービス
・EXODUS/SMARTFIRE解析支援
・xpswmm解析支援サービス
・建物エネルギーシミュレーション
・3Dレーザスキャン・モデリング
・3D模型サービス
・3D報告書・図面サービス
>>その他支援サービス
各種ソリューション
・耐震診断/解析
・鋼橋設計
・橋梁新工法
・建築設計
・自治体
・医療系VRシステム
・パーキングソリューション
・ECOソリューション
>>その他ソリューション