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Q&A3D配筋CAD Q&A ('24.10.11)

NEW!更新内容


Q2−12. 継手を作成するには?('24.10.11)




目  次
 T.躯体

Q1−1. どのような形状の躯体が生成できるか。

Q1−2. 小判柱の橋脚躯体は、どのように生成すれば良いか。

Q1−3.コンクリートの属性設定で最初の画面では24-8-25となっていますが、他の属性を使用する場合は手入力で追加するのでしょうか?

Q1−4.躯体A、Bを別々に生成した後に、合成することはできますか?

Q1−5.UC-1製品で生成した3D配筋データ(躯体)を編集したい。

Q1−6.躯体の各面に鉄筋を配筋した後、躯体名称を変更することはできますか?

Q1−7.躯体に開口を設けることはできますか?

Q1−8.躯体を移動するには?

Q1−9.「躯体−複数断面から作成」で、断面を再利用するには?


 U.鉄筋

Q2−1. どのような鉄筋が配筋できるか。

Q2−2. ハンチ筋の様に配筋する躯体面がない場合、どのようにして配筋すれば良いか。

Q2−3.3D配筋CADで入力した躯体に配筋した後、躯体サイズを変更した場合は、配筋情報を再入力する必要がありますか?

Q2−4.UC-1製品で生成した3D配筋データ(鉄筋)を編集したい。

Q2−5.躯体に沿わない鉄筋を配筋したい。

Q2−6.組立筋が上向きに作成される。

Q2−7.組立筋が正しく配筋されない(下向きで配筋したいが上向きで配筋される)場合があるが対応策はありますか。

Q2−8.UC-1製品で作成された鉄筋を移動するには。

Q2−9.「主鉄筋/配力筋」で帯鉄筋を作成するには?

Q2−10.かぶりや長さは、鉄筋芯での入力でしょうか?

Q2−11.鉄筋の「配筋ピッチ」で配置調整を中央で行いたい。

Q2−12継手を作成するには?

 V.寸法線

Q3−1. 3Dアノテーション(3D躯体寸法線)は簡単に生成できるか。

Q3−2.寸法線の間隔を一定にするには?


 W.干渉チェック

Q4−1. どのような干渉シミューレションができるか。

Q4−2.鉄筋干渉回避(鉄筋位置調整)を、鉄筋再生成の都度行っているが、何度も同じ操作(鉄筋位置調整)を行わない方法はないか?

Q4−3.「干渉チェック」を実行しなくても、施工順をアニメーション表示できないか?(Ver.4)

Q4−4.「干渉チェック」の結果を出力できないか?

 X.図面

Q5−1.干渉チェックによる干渉回避前後の配筋図を作図できますか?

Q5−2.3Dモデルから2D図面(構造一般図、配筋図)を生成することができますか?


 Y.インポート、エクスポート

Q6−1. 他の製品との連携は?

Q6−2.3D配筋CADでifc属性付でエクスポートすると、具体的に何の属性がエクスポートされるのでしょうか?

Q6−3.3D配筋CADのデータをIFCファイルに出力する際にメッセージが出ました。如何に対応すれば良いでしょうか?

Q6−4.UC-1連動データの編集は、どこまでできるか?

Q6−5.数量計算書を作成できますか?

Q6−6.3Dモデル(IFC形式)を読み込みたい。

Q6−7.IFC出力の際にエラーメッセージが表示されIFC出力ができない場合がある。

Q6−8.3Dモデル(IFC形式)が読み込めない場合がある。

Q6−9.「開く」「インポート」で、既存のデータを削除しなかった場合に「データの重複がある」と表示される。





 T.躯体
    
Q1−1. どのような形状の躯体が生成できるか。
A1−1. 以下の「6タイプ」の躯体生成方法から、任意の躯体を生成することができます。




 
Q1−2. 小判柱の橋脚躯体は、どのように生成すれば良いか。
A1−2. 複数躯体(はり、柱、フーチング)を生成後、各躯体配置位置を設定することで、橋脚の3Dモデルを生成できます。



   
Q1−3. コンクリートの属性設定で最初の画面では24-8-25となっていますが、他の属性を使用する場合は手入力で追加するのでしょうか?
A1−3.
「3D配筋CAD-躯体-コンクリート属性設定」画面にて、目的の「設計基準強度」「スランプ値」「粗骨材の最大寸法」を入力してください
なお、調整された「コンクリート属性」は名前を付けて保存・読み込みが可能です。

   
Q1−4. 躯体A、Bを別々に生成した後に、合成することはできますか?
A1−4.
「躯体A」を読み込み、次に「躯体B」を読み込む際に、既存のデータ「躯体A]を削除せずに読み込んでください。

   
Q1−5. UC-1製品で生成した3D配筋データ(躯体)を編集したい。
A1−5.
「躯体」の「躯体編集」ウィンドウで「座標(頂点)」「面」を移動することはできます。

   
Q1−6. 躯体の各面に鉄筋を配筋した後、躯体名称を変更することはできますか?
A1−6. 「躯体編集」ウィンドウで「躯体名称」を変更してください。
配筋済の各鉄筋で使用している「躯体名称」も一括して自動変更されます。

   
Q1−7. 躯体に開口を設けることはできますか?
A1−7. 躯体を「複数断面から作成」機能により生成で躯体に開口を設けることができます。
「躯体編集」ウィンドウを開き「開口」情報を入力してください。
「開口」は、円形、小判形、任意多角形の形状に対応しています。

   
Q1−8. 躯体を移動するには?
A1−8. 「躯体リスト」から目的の躯体を選択し、「躯体リスト」のツールバーで「配置(左から3番目)」をクリックすることで、「躯体リスト」の下に表示される「配置」画面で躯体の配置情報を変更することができます。

   
Q1−9. 「躯体−複数断面から作成」で、断面を再利用するには?
A1−9. 「躯体−複数断面から作成」の「躯体断面」「開口断面」では「断面保存」「断面読込」から、他の断面を再利用することができます。

 U.鉄筋
   
Q2−1. どのような鉄筋が配筋できるか。
A2−1.
配筋面に添って配筋する「縦鉄筋、横鉄筋」、「組立筋」、「開口補強筋」、「帯鉄筋」など任意形状の鉄筋を配筋することができます。




 
Q2−2. ハンチ筋の様に配筋する躯体面がない場合、どのようにして配筋すれば良いか。
A2−2. 躯体内に「仮想配筋面」を作成し、その面に添った鉄筋(縦鉄筋、横鉄筋)を配筋してください。



 
Q2−3. 3D配筋CADで入力した躯体に配筋した後、躯体サイズを変更した場合は、配筋情報を再入力する必要がありますか?
A2−3. 3D配筋CADで入力した躯体を編集した際は、入力済の配筋情報から編集された躯体サイズに応じた配筋情報を自動生成する機能を備えていますので、配筋情報の再入力は必要ありません。

 
Q2−4. UC-1製品で生成した3D配筋データ(鉄筋)を編集したい。
A2−4. 「鉄筋」の「鉄筋編集」ウィンドウで鉄筋ごとに移動することはできます。

 
Q2−5. 躯体に沿わない鉄筋を配筋したい。
A2−5. 躯体に沿わない鉄筋を配筋する場合には、以下の2種類の方法がありますのでお試しください。
  • 「仮想配筋面」
    「鉄筋編集」ダイアログの「仮想配筋面」タブで、躯体内に配筋面を追加することができます。
    ハンチ形状のない場合にハンチ筋を追加する場合などで使用します。
  • 非表示の「躯体」
    「躯体」で配筋用の躯体を作成し、「表示設定」を「非表示」に設定します。
    躯体面と異なるかぶり位置や、範囲に配筋する場合などで使用します。
 
Q2−6. 組立筋が上向きに作成される。
A2−6. 縦鉄筋(主鉄筋)が上から下の方向に作成されている場合に組立筋が上向きに作成されます。
縦鉄筋に指定している鉄筋の「鉄筋編集」画面で、「鉄筋形状」の「始端情報」と「終端情報」を入れ替えて「配筋生成」を実行し、組立筋の「配筋生成」を実行することで解消されます。
 
Q2−7. 組立筋が正しく配筋されない(下向きで配筋したいが上向きで配筋される)場合があるが対応策はありますか。
A2−7. 対象の主鉄筋、配力筋の配置方向が逆になっていることが考えられます。
主鉄筋、配力筋の「配置始点」「配置終点」の方向を合わせて「配筋生成」を実行し、組立筋の「配筋生成」を実行することで解消されます。
 
Q2−8. UC-1製品で作成された鉄筋を移動するには。
A2−8. 「鉄筋」から移動したい鉄筋を選択して表示されるダイアログで移動することができます。
移動したい鉄筋を表から選択、「相対移動(方向、距離)」を入力して「移動実行」をクリックすることで移動することができます。

 
Q2−9. 「主鉄筋/配力筋」で帯鉄筋を作成するには?
A2−9. 「鉄筋形状」−「始端情報」「終端情報」で継続する面を指定することで躯体外周に沿った鉄筋を作成することができます。

 
Q2−10. かぶりや長さは、鉄筋芯での入力でしょうか?
A2−10. 鉄筋芯での入力となります。

 
Q2−11. 鉄筋の「配筋ピッチ」で配置調整を中央で行いたい。
A2−11. 鉄筋の配置調整は「配筋ピッチ」で「中央調整A」「中央調整B」を選択することで行うことができます。
調整方法は以下になります。
両端調整A: 配筋範囲の中央に1本配筋し、中央から両端に向かって基本ピッチで配筋します(端数が生じた場合は調整区間を設けます)。
中央調整A: 配筋範囲の中央に1本配筋し、両端から中央に向かって基本ピッチで配筋します(端数が生じた場合は調整区間を設けます)。
両端調整B: 配筋範囲の中央の基本ピッチ/2に1本ずつ配筋し、中央から両端に向かって基本ピッチで配筋します(端数が生じた場合は調整区間を設けます)。
中央調整B: 配筋範囲の中央の基本ピッチ/2に1本ずつ配筋し、両端から中央に向かって基本ピッチで配筋します(端数が生じた場合は調整区間を設けます)。
始端調整: 終端側から始端側に向かって基本ピッチで配筋します(端数が生じた場合は調整区間を設けます)。
終端調整: 始端側から終端側に向かって基本ピッチで配筋します(端数が生じた場合は調整区間を設けます)。

 
Q2−12. 継手を作成するには?
A2−12. 「鉄筋」−「鉄筋形状」−「継手」で作成することができます。

 V.寸法線
   
Q3−1. 3Dアノテーション(3D躯体寸法線)は簡単に生成できるか。
A3−1.
以下の操作で寸法線を簡単に生成することができます。




 
Q3−2. 寸法線の間隔を一定にするには?
A3−2. 同一方向寸法線の「引出線の基準点」を同一点とし、「段数」を指定することで一定間隔の寸法線を生成することができます。
 ※「躯体と表示部」「表示部と表示部」の間隔は「属性」タブの「寸法線属性」で指定できます。
 W.干渉チェック
   
Q4−1. どのような干渉シミューレションができるか。
A4−1. 鉄筋どうし衝突(干渉)を回避できるか否かを確認できる機能です。 また、鉄筋かぶり(鉄筋中心と躯体表面までの寸法、鉄筋先端と躯体表面までの寸法)を確認できます。

   
Q4−2. 鉄筋干渉回避(鉄筋位置調整)を、鉄筋再生成の都度行っているが、何度も同じ操作(鉄筋位置調整)を行わない方法はないか?
A4−2. 「干渉チェック」画面の「干渉回避情報の保存・読込」機能により、鉄筋再生成後の鉄筋干渉回避の再操作を省略する(以前の鉄筋干渉回避状態を再現する)ことができます。
※詳しくは、製品ヘルプ「干渉チェック - [ツールバー] - 保存、読込」を参照ください。

   
Q4−3. 「干渉チェック」を実行しなくても、施工順をアニメーション表示できないか?(Ver.4)
A4−3. Ver.4.1.1にて、「干渉チェック」を実行することなく、施工順をアニメーション表示できるように対応しました。

   
Q4−4. 「干渉チェック」の結果を出力できないか?
A4−4. 「干渉チェック」メニュー時のメイン画面左のツールバー内の「干渉チェック結果の出力」ボタン(右から3番目のボタン)から、干渉チェックの結果を出力することができます。




 X.図面
   
Q5−1. 干渉チェックによる干渉回避前後の配筋図を作図できますか?
A5−1. 「図面-配筋図編集」画面の「鉄筋干渉回避オフセット考慮」の設定で、「干渉回避」有無の配筋図を生成することができます。
  • 干渉回避前の配筋図作図
     「配筋図編集」画面の「鉄筋干渉回避オフセット考慮」チェックボックス ⇒ チェックなし(チェックを外す)
  • 干渉回避後の配筋図作図
     「配筋図編集」画面の「鉄筋干渉回避オフセット考慮」チェックボックス ⇒ チェックあり(チェックをつける)
      


  •    
    Q5−2. 3Dモデルから2D図面(構造一般図、配筋図)を生成することができますか?
    A5−2. 簡単な操作により生成した任意形状の3Dモデル(躯体、配筋)から、2D図面(構造一般図、配筋図)を生成することが可能です。
    また、配筋の干渉チェック機能を備えており、干渉回避有無の2D図面を生成することも可能です。
      
     Y.インポート、エクスポート
       
    Q6−1. 他の製品との連携は?
    A6−1.
    橋台/橋脚などのUC-1シリーズおよびUC-Drawツールズで生成した3次元配筋CADデータのインポートに対応しています。
    また、IFC形式/3DS形式/Allplan形式/DXF・DWG形式でのエクスポートが可能で、他の製品と連携ができます。




    ※IFCファイル出力は、一般社団法人buildingSMART Japan の「IFC検定(出力区分)」に合格しています。
       
    Q6−2. 3D配筋CADでifc属性付でエクスポートすると、具体的に何の属性がエクスポートされるのでしょうか?
    A6−2.
    3D配筋CADの「エクスポート-IFCファイル保存」は、以下で保存しています。

    ■ 鉄筋を「鉄筋形式」で出力
     ※鉄筋を「鉄筋部材: IfcReinforcingBar 」で出力
     ※出力ファイル例
      3DHaikinCAD_IFCOut_A.ifc

    ■ 鉄筋を「鉄筋形式」で出力 (属性付き)
     ※鉄筋を「鉄筋部材: IfcReinforcingBar 」で出力
     ※上記に加え部材属性(躯体コンクリート属性?鉄筋属性)をCSV形式で出力し、
    その属性ファイル名称を「躯体」「鉄筋」の属性セットに記述します。
     ※出力ファイル例
      3DHaikinCAD_IFCOut_B.ifc
      3DHaikinCAD_IFCOut_B(躯体属性).CSV
      3DHaikinCAD_IFCOut_B(鉄筋属性).CSV
     ※躯体コンクリート属性
      「躯体編集」-「コンクリート属性設定」画面で目的の属性を設定して下さい。
     ※鉄筋属性
      「鉄筋編集」-「鉄筋属性設定」画面で目的の属性を設定して下さい。

    ■ Allplanでの読込み
     「3DHaikinCAD_IFCOut_B.ifc」を読み込んだ場合
     ・「躯体」や「鉄筋」をダブルクリックで「属性修正」画面を開く
     ・「その他の属性」をダブルクリックで「属性修正」画面を開く
     ・「躯体」の場合
      「属性」の「FrameWork_Properties_LinkFileName」に躯体属性CSVファイル名を記載
     ・「鉄筋の場合
      「属性」の「ReBarProperties_LinkFileName」に鉄筋属性CSVファイル名を記載。

       
    Q6−3. 3D配筋CADのデータをIFCファイルに出力する際にメッセージが出ました。如何に対応すれば良いでしょうか?
    A6−3.
    「IFCsvr ActiveX Component」の「インストールが正常に行われていない場合」あるいは「インストールに破損がある場合」が考えられます。
    お手数ですが、「IFCsvr ActiveX Component」の再インストールで現象が回避できるかをご確認頂けないでしょうか。

      ・「3D配筋CAD」インストールフォルダ内の
      「IFCsvrR300_Setup_1008_jp.msi」を実行し、
      「IFCsvr ActiveX Component」をインストールする。

      ・すでにインストールされている場合は、「IFCsrvR300 Active Component の削除」を選択し
       アンインストールを行った後に、再度「IFCsvrR300_Setup_1008_jp.msi」を実行して、
      「IFCsvr ActiveX Component」をインストールしてください。

    上記でも改善されない場合には、「3D配筋CAD」のアンインストール後に、再インストールをお試しください。

       
    Q6−4. UC-1連動データの編集は、どこまでできるか?
    A6−4.
    鉄筋の全体移動、干渉鉄筋の移動は可能です。
    形状変更や本数変更は、対応していません。

       
    Q6−5. 数量計算書を作成できますか?
    A6−5. 数量計算書は、「ファイル-数量計算書」画面にて生成することが可能です。
    躯体数量(コンクリート体積、型枠面積)と鉄筋数量(質量)の「総括表」、および、「3Dモデルキャプチャ」、「一般図」を出力します。

       
    Q6−6. 3Dモデル(IFC形式)を読み込みたい。
    A6−6. 「ファイル-インポート-IFCファイルを開く」から3Dモデル(IFC形式)の読込みが可能です。

       
    Q6−7. IFC出力の際にエラーメッセージが表示されIFC出力ができない場合がある。
    A6−7. 製品のインストールフォルダ内に「IFCファイル コンポーネント」(ifcsvrr300_setup_1008_jp.msi)を保存していますので「ifcsvrr300_setup_1008_jp.msi」を実行後、IFC出力を行ってください。

       
    Q6−8. 3Dモデル(IFC形式)が読み込めない場合がある。
    A6−8. 「ファイル-インポート-IFCファイルを開く」から3Dモデル(IFC形式)の読込みでは、以下の躯体要素を読込み対象要素としています。
     IfcFacetedBrep、 IfcShellBasedSurfaceModel、 IfcBeam、 IfcColumn、 IfcSlab、 IfcWallStandardCase

       
    Q6−9. 「開く」「インポート」で、既存のデータを削除しなかった場合に「データの重複がある」と表示される。
    A6−9. 既存のデータと読込データで、「躯体名称」「鉄筋名称」「図面名称」に重複がある場合に表示されます。
    既存のデータか読込データのいずれかで名称を変更して「開く」「インポート」を行ってください。


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