Q4−1. |
回転時の角度を数値入力で指定するには? |
A4−1. |
回転基準点を指定した後、座標入力ウィンドウで「相対座標」と「ベクトル指定」を指定し、寸法と角度を入力してください。 |
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Q4−2. |
編集対象になる要素を追加選択するには? |
A4−2. |
すでに要素が選択された状態で、さらに別の要素を追加選択したい場合は、「SHIFT」を押しながら追加したい要素を選択してください。また、逆にすでに選択してある要素から一部を解除したい場合は、「CTRL」を押しながら解除したい要素を選択してください。 |
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Q4−3. |
グループ化されている要素を1つずつ個別に選択するには? |
A4−3. |
「設定」→「編集属性」の「グループ選択方法」を「グループ化された要素を個別に選択」に指定してください。ツールバー下の「グループ一括選択」ボタンをオフ(押下していない状態)にすることでも切り替えられます。 |
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Q4−4. |
図形の縮尺を変更するには? |
A4−4. |
スケールシートの全要素の縮尺を変更する場合は、「設定」→「スケールシート設定」で変更したいスケールシートの縮尺値を変更します。スケールシートの一部要素の縮尺を変更する場合は、変更したい縮尺をもったスケールシートを準備し、そこへ要素を移動してください。移動は、移動する要素を選択後、「編集」→「オブジェクト切取」を行い、移動先のスケールシートをカレントにして、「編集」→「オブジェクト貼付」を行ってください。 |
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Q4−5. |
引出線などに作図される丸文字の中の文字列変更は? |
A4−5. |
通常の文字列変更と同様に、要素を選択後「編集」→「文字列変更」を選択します。文字列入力ウィンドウが表示されますのでその中の丸文字を削除して、特殊文字で再加筆します。なお、引出線の丸文字は引出線要素を選択してください。 |
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Q4−6. |
引出線上の文字位置の変更は? |
A4−6. |
引出線属性の変更で行ってください。 |
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Q4−7. |
要素の属性(線色、線種、文字色、文字サイズ、文字フォントなど)を変更するには? |
A4−7. |
要素の属性(線色、線種、文字色、文字サイズ、文字フォントなど)変更は、現在設定されている属性を「設定」→「作図設定」で設定された各属性に置き換えるという形で行います。従って、「設定」→「作図設定」で各属性を変更したい値に設定した後、変更する要素を選択し、「編集」→「属性変更」を行ってください。
なお、寸法線や引出線については、そこに作図される文字の属性も寸法線属性や引出線属性の中で設定しますので注意してください。
また、「編集」→「属性参照」で変更したい要素の属性を表示し、その属性を変更後、「属性複写」ボタンを左クリックすることでも属性の変更が行えます。 |
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Q4−8. |
寸法線の引き出し用の線を削除するには? |
A4−8. |
寸法線を選択後、「編集」→「文字列変更」で「引出部の表示」のチェックをはずしてください。 |
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Q4−9. |
多角形・連続線で作図した線の一部を編集あるいは削除したいが? |
A4−9. |
多角形・連続線とも1要素として扱うため、その一部を編集あるいは削除する事はできません。どうしても削除したい場合は「編集」→「カット」で行ってください。なお、連続線に関しては作図時に「決定&単線に分割」を指定すると、単線として作図しますので線の一部の編集および削除が可能となります(本機能は「Ver1.20」よりサポートされています)。 |
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Q4−10. |
要素が編集対象として選択できないが? |
A4−10. |
編集対象となる要素は、「カレントのスケールシートにあり、かつ、作図されたレイヤの編集がマークされている要素」です。従って、編集したい要素の「スケールシート」および「レイヤ」を確認・変更してください。カレントスケールシートの選択はツールバー下の「スケールシート選択」で、レイヤの設定は「設定」→「レイヤ設定」で行います。
なお、カレントスケールシートの要素を確認するにはツールバー下の「スケールシート選択」の左横のチェックボックスをチェックしてください。カレントスケールシート以外の要素はトーンダウン表示されます。 |
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Q4−11. |
拡大した状態でスケールシートの縮尺を変更したら図形が消えてしまったが? |
A4−11. |
UC−Drawでは、用紙原点とスケールシート原点が一致しているとして各要素を表示しています。従って、縮尺の変更によりスケールシート原点から図形までの距離が変化すると、用紙上の図形位置も変わり、結果的に図形が移動した形になります。そのため、拡大表示の行った状態でスケールシートの縮尺を変更すると、図形が画面から消えることがあります。 |
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Q4−12. |
複数直線引出線を移動したら先端の矢印が消えたが?
加筆時に先端の矢印が表示されないが? |
A4−12. |
複数直線引出線の矢印は、引き出す元線と交差した部分に表示されるため、引出線の先端が引き出す元線から離れると作図されません。
座標補正を使用して、引出線の先端が引き出す元線上に置かれるように編集してください。また、作図の場合も同様におこなってください。 |
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Q4−13. |
ある図面から別の図面に要素を移動または複写するには? |
A4−13. |
図面間で要素を移動または複写する場合は、以下の操作が必要です。
1.移動または複写する要素を選択後、「編集」→「オブジェクト切取」または「オブジェクト複写」を選択
2.オブジェクト複写後、複写したい図面をアクティブ(編集対象)にする
3.複写したい図面の要素と同じ縮尺のスケールシートをカレントに指定する
4.編集→オブジェクト貼付を選択すると、図形のラバーバンドが図面上に表示されるので複写したい位置をマウスで指定する
なお、「UC−Draw」では、図面間での要素の移動や複写は、Windowsのクリップボードを経由して行います。そのため、「オブジェクト切取・オブジェクト複写」でクリップボードへ要素を出力し、「オブジェクト貼付」でクリップボードから要素を取り込むという流れで、図面間の要素の移動や複写を実現します。
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Q4−14. |
寸法線や引出線の移動方法は? |
A4−14. |
選択時に表示される各ハンドルをドラッグすると、要素の1部分(表示部等)での変更が行えます。
なお、寸法線表示部のハンドルと文字のハンドルが重なっている場合、「SHIFTキー」を押しながらハンドルを選択すると文字のハンドルが優先的に選択されます。 |
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Q4−15. |
2枚の図面を開き、一方の図面からもう一方の図面に配筋図を複写・移動したところ寸法線が消えてしまうが? |
A4−15. |
寸法線が消えてしまう原因としては以下の3点が考えられますので確認してください。
- オブジェクト切取・複写を行う際の要素選択で寸法線が選択されていない。
- 貼付先の図面の「レイヤ設定」で「寸法線レイヤ」の「表示」がチェックされていない(「●」のマークが付いていない)。
- 貼付先の図面のカレントスケールシートの縮尺が元図形と異なる。(この場合は、スケールの異なるシートに貼り付けられるため、図形が図面外に表示されることがあります。)
※レイヤ設定の補足
レイヤ(画層)は図面の作図・編集・出力を制御するための仮想的なシートで、図面内の各要素は必ずいずれかのレイヤに属しています。「UC−Draw」では、このレイヤを単位に表示・検索・選択・出力の可否を制御します。
レイヤの追加や削除および各レイヤの条件の設定は、「設定」→「システム設定」→「レイヤ」、または、「設定」→「レイヤ設定」で、カレントレイヤの切替は、ツールバー下の「レイヤ選択」で行います。
・作図される要素には、カレントレイヤが設定されます。
・レイヤはスケールシートとイメージ的にはにていますが、いっさい関連はなく、異なるスケールシート間でも同じレイヤに属します。 |
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Q4−16. |
配筋図を生成し、UC−Drawにて編集すると引出線の移動の時に鉄筋線も移動する。どのように対処すればよいのか? |
A4−16. |
鉄筋線を固定して引出線のみ移動する方法は以下の2通りあります。いずれかをお試しください。
方法1>
@「設定」→「レイヤ設定」で「鉄筋線」の編集のチェック(●)を外します。
A 要素選択で移動する引出線を選択します。
B「編集」→「移動」で選択した引出線を移動します。
※「レイヤ設定」では、そのレイヤが設定された要素のみに対し、「表示」や
「編集」・「出力」などを行うという作業対象要素の指定が行えます。
方法2>
@要素選択で移動する引出線を選択します。
A引出線の表示部の真ん中のハンドル(引出線の端から2番目のハンドル)を左
クリックし、指定状態(ハンドルが塗りつぶされた状態)にします。
B「CTRL」キーを押しながらマウスを移動します。
このハンドルを選択し、「CTRL」キーを押しながらマウスを移動。 |
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Q4−17. |
水平に引き出した引出線の一部を曲げるとき、角度を60°や45°に設定する事はできるか? |
A4−17. |
直接角度を指定して設定することはできません。補助線を作図し、座標補正で編集してください。
@ |
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A |
・補助線作図 |
B |
・線上補正でハンドルを移動 |
C |
・ハンドルを移動 |
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Q4−18. |
パラメトリックシンボル生成の支承箱抜図を使って図を作成したが、編集の際にハッチングの部分が反応しない。 |
A4−18. |
基本的にはハッチングの部分も線や文字と同様に「選択」後、移動や複写などの編集が行えます(編集は、「選択」後、「編集」コマンドで行います)。但し、ハッチング部
分は「選択」しても線や文字とは違い、ハンドルやハッチング内の線にラバーバンドが表示されることはありません。これは、ハッチング部分は全体での編集しかサポートしていないためです。選択されたかどうかはハッチング部分を囲むラバーバンドが表示されますのでそれで確認できます。
なお、ハッチング部分のスケールシートは、貼り付けた図面のカレントスケールシートになり、レイヤは「他」が設定されます。
※ハッチングの「選択」は、BOX掛けでハッチングの端が含まれるように行ってください。この際、ハッチングを囲んでいる線も選択されます(この部分にはハンドルが表示されます)が、ハッチング部分を編集後、元に戻してください。 |
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Q4−19. |
距離を入力する平行移動は出来ないか? |
A4−19. |
現在のUC−Drawは、平行移動コマンド(例えば斜線の角度に直交する方向に長さ???mmで移動する)をサポートしておりませんが、「計測」機能および「座標入力」機能の組み合せで平行移動が行えます。
以下に斜線の平行移動を例に取りその方法を示します。
- 「計測」機能を使用し、移動したい斜線に直交する角度を取得する。
@ メインメニューより「計測」→「直線情報」を選択します。
A 移動したい斜線をマウス左クリックにより指定します。
B 「計測」ウィンドウが表示されます。その中の「2点間の角度」項目が移動したい斜線の角度になりますので、直交する角度はその角度から90度をプラスまたはマイナスした値になります。
【メモ】
移動したい斜線に直交する角度を求める際、あらかじめ移動したい斜線に直交する斜線(「作図」→「直線」→「直交線」で作図出来ます。)を作図しておき、その線に対して「計測」→「直線情報」を実行する方法もあります。
- 「座標入力」機能を使用し、平行移動を行う。
@ 移動したい斜線を選択後、メインメニューより「編集」→「移動」を選択します。
A 移動の基準点の指定待ち状態となりますので、適当な位置をマウス左クリックにより指定して下さい。
B 移動位置の指定待ち状態となります。ここで、座標入力ウィンドウから移動距離を(1)で取得した角度と長さを使用して指定します。
- 「座標入力ウィンドウ」から座標を指定する。
@ 座標入力ウィンドウが表示されていない場合は座標入力ウィンドウを表示します。
メインメニューより
・UC−Draw Ver.2.22 以前の場合:「表示」→「座標入力ウィンドウ」
・UC−Draw Ver.2.30 以降の場合:「設定」→「ツールバー表示」を選択し、座標入力ウィンドウを表示して下さい。
A 座標入力ウィンドウの設定を行う。
座標入力ウィンドウ上のボタンを操作し、以下の様にボタンの状態を変更して下さい。
「確定」「実寸値」「相対座標」「ベクタ指定」「基準点後指定(グレー表示状態)」
B キーボードより、以下の様に「長さ」および「角度」を入力します。
長さ:100mm、角度45度の場合の入力例「100,
45」
C 「確定」ボタンにより、座標指定を確定します。
- 移動が完了します。
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Q4−20. |
オリジナルのタイトル欄を作りたいのだが? |
A4−20. |
予めタイトル版を作成し、部品登録をする事で利用が可能です。
(1)
タイトル版は、「表シンボル作成機能」または「作図機能」で作成します。
◆表シンボル作成機能で作成する場合
「表シンボル作成機能」は、表シンボル(表形式の図形)の作成を、ワークシートに文字を加筆するイメージで簡単に効率よく行える機能で、「オプション」→「表シンボル作成機能」で起動します。
セルの連結・分解などにより枠を御作り戴き、その中に文字を入力します。文字は、セルのプロパティーによりセンタリングや左右上下よせなどの指定が可能です。
作成したワークシートは、、「シンボル」→「シンボル貼り付け」により、UC−Drawに貼り付けます。
この時UC−Drawのスケールシートは、1:1のスケールシートとしてください。
◆作図機能で作成する場合
直線や文字列の作図機能( 「作図」->「直線」や「作図」->「文字列」 )で目的のタイトル版を1:1スケールシートに作図します。
(2)
作成したタイトル版を再利用できるように部品登録します。
タイトル版を「編集」→「BOX掛け選択またはBOX囲み選択」で選択し、「編集」→「部品登録」でファイル名(*.DSDF)と登録名称を入力します。
(この時、ファイル名称をすでに存在する「UC-CAD.DSDF」として登録すると配筋図生成プログラムの「作図設定情報」->「図面属性」で登録したタイトル版が指定でき配筋図で生成する各図面に指定したタイトル版を自動で貼り付ける事ができます。)
(3)
部品登録したタイトル版を図面に貼り付けます。
◆新規図面に貼り付ける場合
「ファイル」->「新規作成」で「図面の設定」画面を表示します。
「枠線タイトル版スケールシート」タブのタイトル版の項目の「参照」ボタンで登録したファイル名称(拡張子が、「.DSDF」ファイル)を指定し、「タイトル名称」を登録した登録名称とします。
この設定は保存され、次回の新規図面作成時にも有効です。)
◆既存の図面に貼り付ける場合
スケールシートを「1:1」のスケールシートとし、「表示」→「シンボル貼り付けウィンドウ」で登録したファイル名称と登録名称を指定して貼り付けます。 |
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Q4−21. |
斜線を定距離伸縮するにはどうしたらよいか? |
A4−21. |
現版UC−Drawではストレッチ機能(ハンドル操作による端点の伸縮機能)を有しており、この機能で可能です。
ただし、単純な伸縮であればこのストレッチで可能ですが、本機能では定距離寸法入力による伸縮移動はできません。
そのため、以下の手順で行ってください。
@予め伸ばす側の端点を中心として伸縮距離を半径とする円を作画します。
A伸ばす側の端点をこの円の外側までストレッチします。
B座標補正を端点と交点のみとし、伸ばした斜線と円との交点上へ伸ばす側の端点をストレッチします。 |
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Q4−22. |
寸法線はそのままで、寸法文字だけを移動する方法は? |
A4−22. |
@「編集」→「BOX掛け選択またはBOX囲み選択」の後、寸法線を選択します。
A矩形のハンドル表示にします。
B寸法線と寸法文字のハンドルは重なっていますが、SHIFTキーを押しながらハンドル選択をすると、寸法文字のハンドルを優先して選択することが可能となります。
その状態で、移動コマンドを使用して寸法文字だけを移動して下さい。 |
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Q4−23. |
円弧の弦に対して垂直に線分を引く方法は? |
A4−23. |
現在、円弧の弦に対して垂直な線分(円弧の中心点を通り、円弧の弦と交差する線分)を引くコマンドはサポートしておりませんが、以下の操作で、円弧の弦に対して垂直な線分を引くことが可能です。
「円弧の中心点を始点として斜線を引き、余分な線分を削除する」ことで円弧の弦に対して垂直な線分を作図する方法として、以下に手順を示します。
@メインメニューより「作図→直線→斜線」を選択します。
A座標補正の対象を中点のみに設定します。座標補正に中点を設定することにより、円弧の中心点座標が座標補正の対象となります。座標補正につきましてはオンラインヘルプの「メニューリファレンス→設定→編集設定」を参照してください。
B直線の始点を指定します。この際、対象となる円弧の中心点付近でマウス左クリックすることにより、円弧の中心点へ座標補正が行われます。
C座標補正を元に戻します(中点以外の座標補正の項目を復帰させます)。
D直線の終点を指定します。
以上の手順で円弧の弦に対して垂直な線分の作図が可能です。
なお、円弧の弦上に直線の始点を設定したい場合にはさらに以下の操作を行ってください。
Eメインメニューより「編集→BOX掛け選択」を選択します。
F対象となる円弧を選択状態にします。
Gメインメニューより「編集→トリム」を選択します。
H作図した斜線をクリックし、トリムを実行します。
以上の手順で余分な線分を削除することができます。
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Q4−24. |
配筋図プログラムで生成した「*.DPSG」データを読み込み、編集作業に移るとタイトルと枠のみ編集可能にいなっているが、配筋編集はどうするのか? |
A4−24. |
デフォルトで読み込むと、タイトルと枠のみが編集可能な状態になります。
これは、編集対象となる「カレントスケールシート」の選択が行われていないためです。
UC−Drawでは、縮尺の異なる図形毎に図面を管理しており、その1つ1つを「スケールシート」と呼んでおります。
編集の対象となるスケールシートは常に1つで、このスケールシートを「カレントスケールシート」と呼んでおり、目的の図形を編集するためにはその図形の属する「スケールシート」を「カレントスケールシート」とする必要があります。
「カレントスケールシート」の設定は、メインウィンドウ左上にある「スケールシート選択」コンボボックスの項目▼で選択変更することで行えます。
「スケールシート」の詳細につきましては、製品ヘルプの[スケールシート]の項目をご参照ください。 |
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Q4−25. |
反転コマンドを使用した際に、元の位置に図形を残す事は可能か? |
A4−25. |
現在、反転コマンドで反転作図したときに元の図形を残す機能はサポートしておりません。
しかし、以下の方法で作業が可能です。
『反転させたい図形をまず複写し、どちらか一方の図形を反転させる』
以上の方法で元の図形を残すことが可能です。 |
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Q4−26. |
線と文字が重なっている場合、線を選択したいのに文字が選択されてしまうが? |
A4−26. |
文字列領域内の線を選択しようとすると文字列を優先して選択してしまいます。
通常の操作では、
・短い線の場合は、「編集」→「BOX囲み選択」で線全体を選択する。
・長い線の場合は、文字が書かれている領域から離れた箇所で線を選択する。
という操作で線のみの選択が行えますが、お問い合わせの条件で線のみを選択したい場合には、「Ctrl」キーを併用した選択を行ってください。
「Ctrl」キーを併用して要素を選択すると、選択されていた要素は選択解除され、選択されていなかった要素は選択状態となります。ちょうどWindowsのエクスプローラでのファイル操作と同じ考えです。
この機能を利用して、文字と重なった線を選択する手順を以下に示します。
<手順1:文字と線の選択状態を切り替える手順>
@BOX掛け選択状態にします。
A文字列を選択状態にします。(キャプチャー画面の状態です。)
B「Ctrl」キーを押しながら線を矩形で選択します。
<手順2:文字と線を両方選択し、文字のみ選択解除する手順>
@BOX掛け選択状態にします。
A矩形選択で文字と線を両方選択状態にします。
B「Ctrl」キーを押しながら文字を選択します。 |
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Q4−27. |
作画した円のある範囲(円弧)を除去する方法は? |
A4−27. |
削除したい円弧が含まれる領域を指定して、「カット」機能を実行することにより、削除したい円弧のみを削除することが可能です。
以下にその手順を示します。
1.
削除したい円弧を含む円を選択状態にします。また、座標補正の「交点」を有効にしておきます。
2.
メインメニューより「編集→カット」を選択します。
3.
カットするためのカットラインを指定していきます。このとき、以下のようなカットラインを作成してください。
@削除したい円弧を囲むようにカットラインを作成する。
A添付していただいたデータの赤丸部分の円と直線の交点2箇所には、必ずカットラインの頂点を指定する。(カットラインが円弧の端点を通過するようにカットラインを作成します。)
4.残したい領域(削除したい円弧の領域ではない方の領域)を指定し、カット機能を実行します。
なお、「カット」機能の詳細につきましては、オンラインヘルプの「メニューリファレンス」→「編集」→「カット」をご参照ください。 |