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Q&APC単純桁の設計計算 Q&A

  
目  次
1.ファイル

Q1−1.印刷スタイルでペ−ジ無しに設定しても、ペ−ジが消えないが?

Q1−2.ファイルを開く際に、「この断面の剛性データは、互換性がありません。」と出るがなぜか?

2.表示
3.入力

Q3−1.「JIS桁」を選択すると橋長は自動設定されるが、実長と異なるため入力後に橋長を変更したいが、その方法は?

Q3−2.座標原点はどこにとるのか?また、座標軸の方向の決定はどのように定義されているか?

Q3−3.主桁張り出し長の定義はどのようにするのか?

Q3−4.橋面形状が、曲線(側面形状)の場合も可能か?

Q3−5.断面形状が矩形の桁を設計する方法は?

Q3−6.桁高に変化がある(左右非対称)形状の入力はどうするか?

Q3−7.鋼材配置左右非対称にしたいが可能か?

Q3−8.歩車道幅員に変化がある場合の入力は?

Q3−9.合成I桁の床版の厚さの入力方法は?

Q3−10.JIS桁(プレテンホロー桁)の鋼材などは規格を選らんで自動的に入力できないか?

Q3−11.1.固定、可動タイプのAタイプ簡易ゴム支承を採用する(1スパン、プレテン中空ホロー、ベタ支承)この場合、固定側の支承条件をバネとしバネ値を0可動側をピンで入力して問題ないか?
2.単独支承ではなく、ベタ支承の簡易ゴム支承の場合でもバネ値をいれるのか?

Q3−12.旧規格のPC鋼材材料や主桁断面形状の取り扱いは可能か?

Q3−13.[形状基本データ]、[断面形状]、[主桁配置データ]、[橋面形状]、[任意点]と、[詳細形状]とで違う入力を行った場合、どちらが優先されるのか?

Q3−14.RC床版の設計は可能か?

Q3−15.枝桁(張出部)の検討は可能か?

Q3−16.T-20,14、TL-20,10,6等の荷重の取り扱いは可能か?

4.計算

Q4−1.場所打ち床版荷重はどのように考慮されるのか?

Q4−2.円孔ホロー桁で構造解析の実行時に、エラーメッセージ(横桁上にない支点があります)が表示される。

5.結果確認

Q5−1.主桁・横桁の剛性を変更するには?

Q5−2.下部工設計用反力はどこで確認できるか?

6.基準値

Q6−1.『道示III』の「表-解3.3.2」-「プレストレシング中」値(P.162)と『標準設計の手引き 18〜20巻』の「144」(P.90、下から4行目)との関連について教えてほしい。

7.オプション
8.ヘルプ
9.その他
   

1.ファイル
Q1−1. 印刷スタイルでペ−ジ無しに設定しても、ペ−ジが消えないが?
A1−1. 印刷のスタイルの設定での項目は、「詳細結果」には有効ではありません。
このスタイル設定は総括表印刷時のみに有効です。その為、スタイル設定を頂いても詳細結果印刷時には有効な設定としては働きません。
 
Q1−2. ファイルを開く際に、「この断面の剛性データは、互換性がありません。」と出るがなぜか?
A1−2. 格点数などを変更したデータを計算を行わずに保存した場合、データ領域に前回計算した結果データが存在すると、次にそのデータを読み込む時に本件のようなメッセージが表示されます。この場合には「OK」ボタンを押せば問題ありません。
   
2.表示
3.入力
Q3−1. 「JIS桁」を選択すると橋長は自動設定されるが、実長と異なるため入力後に橋長を変更したいが、その方法は?
A3−1. 以下の方法で対応が可能です。

1.設計条件の主桁形式で「JIS規格」を指定して、形状の生成画面(自動生成)で入力を行った後、他の形状画面で格点位置等を調整し、支間長を変更する。
2.設計条件の主桁形式で「その他の桁」を指定し、全データを個々に設定する。

また、PC鋼材の入力方法は「角度」と「長さ」の2通りがあり、「基準値→設計の考え方→その他→鋼材配置の入力」で指定します。
このスイッチのデフォルトは「角度」(「JIS規格」の場合は「長さ」)となっています。
そのため、2.のように、JIS桁のような直線状のPC鋼材を配置するには、「長さ」を選択すれば、簡単に入力が可能です。
 
Q3−2. 座標原点はどこにとるのか?また、座標軸の方向の決定はどのように定義されているか?
A3−2. 座標原点は設計条件で自由に設定が可能です。
座標軸の方向は平面形状においての画面右がX軸の+方向、上がY軸の+方向となっております。
 
Q3−3. 主桁張り出し長の定義はどのようにするのか?
A3−3. 主桁張出長は「入力→PC鋼材」画面で入力できます。
 
Q3−4. 橋面形状が、曲線(側面形状)の場合も可能か?
A3−4. 側面形状が曲線形状になっている場合は、「入力→形状→基本データ→形状タイプ」で2、3番目の形状を選択すると形状入力画面に「側面形状」タブが表示されます。
ここでお考えの曲線形状が入力可能です。ただし、解析の集計対象となるのは支承位置を結んだ支承線内となっていますので、ご注意下さい。
 
Q3−5. 断面形状が矩形の桁を設計する方法は?
A3−5. プログラムで使用できる形状は、有効幅の考慮等の計算機能を満足するために限定した仕様として
います。
その為矩形断面としては、サポートしておりませんが、サポート形状の中のスラブ桁を使用して対応が可能と考えます。
実際の使用方法としては、形状画面の「基本データ−形状タイプ」の項目においてスラブ桁(上から2番目or3番目のどちらか)を選択し登録断面の形状(3番目or1番目)で矩形になるように設定すれば設計可能です。
 
Q3−6. 桁高に変化がある(左右非対称)形状の入力はどうするか?
A3−6. 以下の手順をご確認下さい。
1.入力メニューの「登録断面」画面で高さの異なる断面を定義します。
2.入力メニューの「形状」画面の形状タイプの項目において、側面タイプを2番目のタイプを選択します。
3.入力メニューの「形状」画面の断面形状の項目で1.で定義した断面をそれぞれ該当個所に設定します。
 
Q3−7. 鋼材配置左右非対称にしたいが可能か?
A3−7. 可能です。以下の手順をご確認下さい。
入力メニューの鋼材の「PC鋼材」画面において、桁毎に直接鋼材配置を入力頂くことになります。
また、入力方法として、長さによる入力と角度による入力が可能です。何れか入力の簡易な方法をご利用下さい。

1.入力方法(角度)
HL、HR、BL、BR、θL、θR、RL,RRのパラメータを変更することによって可能です。
1.入力方法(長さ)
HL、HR、BL、BR、LL、LR、RL,RRのパラメータを変更することによって可能です。
 
Q3−8. 歩車道幅員に変化がある場合の入力は?
A3−8. 下記ステップに基づいて、橋面の形状と荷重を設定してください。
1.入力メニューの「形状」画面の基本データの項目において、「橋面形状 変化数」を1以上に設定し、同画面の「橋面形状」の項目において、該当形状を設定します。
ここでは、形状のみを指定します。
2.入力メニューの「作用荷重」画面の死荷重の項目で橋面荷重に関する歩道や舗装の荷重強度の設定を行います。
以上の方法で可能です。
 
Q3−9. 合成I桁の床版の厚さの入力方法は?
A3−9. 形状画面の基本データの形状タイプの項目において、断面タイプとして、6番目のタイプ(右上)を選択してください。
合成I桁断面になります。
選択後、断面形状の床版形状の項目において後打ち床版等のデータの入力が可能になりますので此方で御入力下さい。
 
Q3−10. JIS桁(プレテンホロー桁)の鋼材などは規格を選らんで自動的に入力できないか?
A3−10. 入力→鋼材→PC鋼材画面上で右クリック頂くとポップアップメニューが出画します。
このメニュー上に、「鋼材データの再設定」メニューがあります。
この機能を用いて頂くことで、データへのPC鋼材データのセットが可能です。

※右クリックは表の上で行って下さい。
 
Q3−11. 1. 固定、可動タイプのAタイプ簡易ゴム支承を採用する(1スパン、プレテン中空ホロー、ベタ支承)この場合、固定側の支承条件をバネとしバネ値を0可動側をピンで入力して問題ないか?
2. 単独支承ではなく、ベタ支承の簡易ゴム支承の場合でもバネ値をいれるのか?
A3−11.
  1. 格子の面外計算においてはx方向、y方向の変位は生じないものとして計算するので、固定側、可動側というのは無関係になります。面外計算においては鉛直方向の変位、x軸周り、y軸周りの回転のみが関係してきます。従いまして、その方向に関するバネ値を考慮する必要があります。
  2. 1.のように鉛直方向の変位、x軸周り、y軸周りの回転に対してバネを考慮する必要があれば入力の必要がありますが、必要でなければ「ピン」として計算を行います。どちらを選択するかについては設計者の判断となります。
 
Q3−12. 旧規格のPC鋼材材料や主桁断面形状の取り扱いは可能か?
A3−12. 旧規格のPC鋼材材料データや主桁の断面形状を自動でセットするような機能はありませんが、入力は可能です。
[基準値]-[基準値]の[材料追加]や、[入力]-[形状|登録断面]をご利用ください。
 
Q3−13. [形状基本データ]、[断面形状]、[主桁配置データ]、[橋面形状]、[任意点]と、[詳細形状]とで違う入力を行った場合、どちらが優先されるのか?
A3−13. [詳細形状]の入力が優先されます(計算に使用されます)。
※[形状基本データ]、[断面形状]、[主桁配置データ]、[橋面形状]、[任意点]は、[詳細形状]を作成するためのジェネレート用データです。
 
Q3−14. RC床版の設計は可能か?
A3−14. 本製品でRC床版の設計を行うには、以下の方法があります。
入力完了後、[計算]-[セット計算]で計算し、[結果確認]-[断面照査]-[RC応力度]で結果を確認してください。
  1. [入力]-[設計条件]を設定します
    ・[橋種]を『RC』とする
    ・[構造形式]を『円孔ホロー桁』とする
    ・[橋梁諸元]を入力する
    ・その他のデータを入力する
  2. [基準値]-[設計の考え方]を設定します。
    ・[構造解析]-[横桁の剛性]を『フランジ考慮(FULL)』とする
    ・[構造解析]-[モデル化の方法]-[ホローがない(充実)場合の分割数]を主桁の分割数と同じにする(主桁は設定した分割数で等分割します)
    ・[断面照査]-[計算項目]の『RC部材の応力度』をチェックする
    ・[断面照査]-[ねじりモーメントの考慮]を『しない』とする
  3. [入力]-[形状|形状基本データ]を設定します
    ・[主桁本数/横桁本数]の『仮想横桁を設定する』をチェックする
    ・[主桁本数/横桁本数]-[中間横桁本数]を『0』とする
    ・[格点の生成オプション]の『せん断照査点』のチェックを外す
    (現在、せん断照査点と支承線が非常に近い場合、近似点の削除の処理で支承線側が削除される、という不具合が報告されています)
  4. [入力]-[形状|断面形状]を設定します
    ・ホローの設定([sh]、[d]、[a]、[m])を『0』とする
    ・断面形状([B]、[H])を入力する
    ・[横桁]-[高さ]を断面高と同じにする
    ・[横桁]-[厚さ]を『0』とする
  5. [入力]-[形状|橋面形状]を設定します
  6. [入力]-[鋼材|鉄筋データ]を設定します
 
Q3−15. 枝桁(張出部)の検討は可能か?
A3−15. 現在、枝桁をそのまま格子モデルの部材として取り扱うことには対応しておりません。弊社『任意形格子桁の計算』と併用することで対応が可能です。
そのときの設計手順は次のようになります。
 1.『PC単純桁の設計計算』で枝桁なしのモデルを作成します
 2.[ファイル]-[「任意形格子桁の計算」入力データ生成]で、『任意形格子桁の計算』用の入力データを生成します
 3.『任意形格子桁の計算』で枝桁部分の部材を追加し計算を行います
 4.『任意形格子桁の計算』で得られた結果を『PC単純桁の設計計算』の設計断面力として直接手入力し、鋼材・断面計算を行います
 
Q3−16. T-20,14、TL-20,10,6等の荷重の取り扱いは可能か?
A3−16. 直接的には取り扱えませんが、AB活荷重の荷重強度等を変更してご利用下さい。
4.計算
Q4−1. 場所打ち床版荷重はどのように考慮されるのか?
A4−1. 本製品では場所打ち床版についても影響値載荷を行っていますが横桁部材による荷重の分配は行っていません。場所打ち床版荷重については対象とする主桁の影響値を1、隣り合う主桁の影響値を0としそれらを結んだ影響線上の影響値を採用しています。
 
Q4−2. 円孔ホロー桁で構造解析の実行時に、エラーメッセージ(横桁上にない支点があります)が表示される。
A4−2. 円孔ホロー桁の支承線は横桁を設定したライン上に設定する必要があります。実横桁が存在しない場合は、仮想横桁(厚さ0の横桁)を設定してください。
5.結果確認
Q5−1. 主桁・横桁の剛性を変更するには?
A5−1. 内部計算された主桁・横桁の剛性は[結果確認]-[断面の剛性]において確認・変更できます。
尚、変更したデータを確定して計算に用いるためには、[基準値]-[設計の考え方]の[構造解析]-[断面の剛性の更新]を『更新しない』にします。
 
Q5−2. 下部工設計用反力はどこで確認できるか?
A5−2. [入力]-[照査点]-[他始点反力算出点]で設定した結果が[結果確認]-[構造解析]-[反力](下部)で確認できます。その結果を設計者自身の判断でご利用下さい。
6.基準値
Q6−1. 『道示III』の「表-解3.3.2」-「プレストレシング中」値(P.162)と『標準設計の手引き 18〜20巻』の「144」(P.90、下から4行目)との関連について教えてほしい。
A6−1. 『標準設計の手引き 18〜20巻』の「144」(P.90、下から4行目)と『道示III』の「表-解3.3.2」-「プレストレシング中」値(P.162)は同じですが、標準設計にも記載のとおり、セットによる減少、温度補正、余裕量は、一般的に実験や経験に基づく値となります(道示には特に規定されていません)。
7.オプション
8.ヘルプ
9.その他

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