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Q&A小規模河川の氾濫推定計算 Q&A ('24.11.25)

NEW!更新内容

Q7−1.洪水浸水想定区域図を出力する方法を教えて下さい。('24.11.25)

Q7−2.洪水浸水想定区域図のメッシュサイズを変更することはできますか。('24.11.25)

目  次
 1.適用範囲

Q1−1.「小規模河川の氾濫推定図作成の手引き」(令和2年6月版)では、3種類の氾濫形態(流下型、貯留型、拡散型)が示されています。
この製品では、どの形態の計算が行えますか。


 2.河道・窪地の生成と編集

Q2−1.河道の設定手順を教えて下さい。

Q2−2.地形上の河道断面を3Dモデルで確認することはできますか。

Q2−3.自動生成した河心横断線が、河道折れ点付近で重なり合ってしまう。

Q2−4.横断図データを読み込むことは可能ですか。

 3.降雨流量

Q3−1.各時間の降雨量を直接指定することはできますか。

Q3−2.表面流モデルの計算はできますか?

 4.浸水予想範囲

Q4−1.「小規模河川の氾濫推定図作成の手引き」(令和2年6月版)に記載のある壁立て計算水位の計算はできますか。

 5.不等流水位、HQ式流下能力

Q5−1.不等流の計算が収束しなかった場合などに、収束計算の履歴などを確認することはできますか。

Q5−2.不等流の計算データを「等流・不等流の計算・3DCAD」で読込むことはできますか。

Q5−3.不等流計算では、平均流速公式は何を使用していますか。

Q5−4.HQ式流下能力の計算で、「データ数不足によりHQ式算定ができません」というエラーが出ます。

 6.窪地水深

Q6−1.H-V式の水深と容量を自動設定することはできますか。

 7.洪水浸水想定区域図

Q7−1.洪水浸水想定区域図を出力する方法を教えて下さい。

Q7−2.洪水浸水想定区域図のメッシュサイズを変更することはできますか。

 8.その他

Q8−1.計算書を出力することはできますか。




 1.適用範囲

Q1−1.

「小規模河川の氾濫推定図作成の手引き」(令和2年6月版)では、3種類の氾濫形態(流下型、貯留型、拡散型)が示されています。
この製品では、どの形態の計算が行えますか。
A1−1. 「小規模河川の氾濫推定図作成の手引き」に示された氾濫形態のうち、「流下型氾濫」と「貯留型氾濫」の計算に対応しています。
また、改訂された「小規模河川の洪水浸水想定区域図作成の手引き」(令和5年7月版)p.22図6−1では、浸水域の横断範囲の、河川流下方向の広がりが小さい場合、流下型氾濫と同様の方法で氾濫解析を実施しているため、Ver.1.2.0より、流下型氾濫と同様の計算ができる拡散型氾濫の計算にも対応しました。

 2.河道・窪地の生成と編集

Q2−1.

河道の設定手順を教えて下さい。
A2−1. 以下の手順で河道を設定します。
  1. 「河道|河心線生成」にて、河心線を設定します。
    設定した河心線は、必要に応じて「河道|河心線編集」で編集してください。

  2. 「河道|河心横断線生成」画面で横断線の生成条件を設定し、河心横断線を生成します。
    設定した横断線は、必要に応じて「河道|河心横断線編集」で編集してください。

  3. 「断面|生成」を選択し、河心横断線ごとの断面形状を地形データから生成します。
    生成した断面形状は、入力画面「断面|編集」で編集可能です。
 

Q2−2.

地形上の河道断面を3Dモデルで確認することはできますか。
A2−2. 可能です。
メニュー「表示|3D表示」で、「地形」と「河心横断線」を表示状態にすることで確認することができます。
 

Q2−3.

自動生成した河心横断線が、河道折れ点付近で重なり合ってしまう。
A2−3. 河心横断線編集機能で、回転、移動することで、河心横断線の重なりを回避してください。
メイン画面のツリーから「河道|河心横断線編集」をクリックして、地図上でマウスの右クリックボタンを押すとポップアップメニューが表示されます。
このメニューから回転、移動等を選択して、地図上の河心横断線をドラッグすることで編集することができます。
詳細は、ヘルプ「操作方法|ツリービュー|河道|河心横断線編集」をご覧ください。
 

Q2−4.

横断図データを読み込むことは可能ですか。
A2−4. Ver.1.2.0より、入力画面「断面|編集」に「DXFファイル読込」ボタンを追加しました。
この機能により横断図をDXFファイルから読込むことが出来ます。
詳しくは、ヘルプ「操作方法|ツリービュー|断面|編集|DXF読込」をご確認ください。

 3.降雨流量

Q3−1.

各時間の降雨量を直接指定することはできますか。
A3−1. 可能です。
入力画面「降雨強度」|タブ「降雨強度の計算」で「降雨強度直接入力」を選択し、タブ「降雨強度直接入力」で入力します。

「入力項目」を「降雨量(mm)」とし、「入力時間単位、降雨継続時間」を入力します。
「入力時間単位、降雨継続時間」の入力にあわせて「降雨強度直接入力表」が更新されますので、降雨量の列に各時間の降雨量を入力してください。

入力後、「計算」ボタンを選択し、「降雨強度」と「流量」を設定してください。
「降雨強度」と「流量」は、入力した降雨量から自動計算して設定します。
 

Q3−2.

表面流モデルの計算はできますか?
A3−2. 可能です。
Ver.1.3.0より、表面流モデル「Kinematic Wave法」、「貯留関数法」の計算に対応しました。

 4.浸水予想範囲

Q4−1.

「小規模河川の氾濫推定図作成の手引き」(令和2年6月版)に記載のある壁立て計算水位の計算はできますか。
A4−1. 可能です。
入力画面「計算モード」で、「計算モードの選択」に「壁立て計算」を選択してください。
壁立て計算水位、水位の延伸線と地表面との交点、河心線から10×Bの範囲を、計算結果は、「浸水予想範囲」結果確認画面で確認することができます。

 5.不等流水位、HQ式流下能力

Q5−1.

不等流の計算が収束しなかった場合などに、収束計算の履歴などを確認することはできますか。
A5−1. 可能です。
直前の水位が算出されていれば、その水位に対する収束計算の誤差をグラフや表で結果画面に表示することができます。
  1. メインメニューの「計算条件|不等流計算条件」より入力画面「不等流計算条件」を開き、「収束曲線を作成する」にチェックを入れます。
  2. ツリーの「結果確認|不等流水位」から結果画面を表示すると、タタブ「収束曲線」が表示されます。
  3. この画面の左上のツリービューの測点断面を選択すると、その測点断面の各水位で不等流の計算誤差がどのように変化したかを見ることができます。 ヘルプ「操作方法|ツリービュー|結果確認|不等流水位」の「■収束曲線タブ」もご参考下さい。
 

Q5−2.

不等流の計算データを「等流・不等流の計算・3DCAD」で読込むことはできますか。
A5−2. 可能です。
結果画面「不等流水位」の左下にある「不等流計算ファイル保存」ボタンで保存すると、「等流・不等流の計算・3DCAD Ver.9」形式のファイルが保存されます。
 

Q5−3.

不等流計算では、平均流速公式は何を使用していますか。
A5−3. レベル1aを使用しています。
「建設省河川砂防技術基準(案)同解説 調査編 平成16年8月発行」のP.110に記載されています。
 

Q5−4.

HQ式流下能力の計算で、「データ数不足によりHQ式算定ができません」というエラーが出ます。
A5−4. H-Q式を作成するためには、2つ以上の結果が必要ですが、常流として1つしか解が得られなかった場合はエラーになります。
エラーを解消するためには、計算ケースを追加するか、既存の計算ケースの流量を常流として計算可能な値に変更する方法が考えられます。
また、限界水位や等流水位を含めてHQ式を作成することに問題がなければ、入力画面「計算条件|HQ式水位設定」で「等流水位を常にHQ式に考慮する」、「限界水位を常にHQ式に考慮する」にチェックを入れることで、限界水位や等流水位を含めてHQ式を作成することも可能です。

 6.窪地水深

Q6−1.

H-V式の水深と容量を自動設定することはできますか。
A6−1. 可能です。
入力画面「窪地|H-V式」の「自動生成」ボタンより、ツリーの「窪地|生成」で選択した窪地領域の地形データからH-V値を求めて自動設定します。
詳細は、ヘルプの「操作方法|ツリービュー|窪地(貯留型氾濫)|H-V式の自動生成」をご参照ください。

 7.洪水浸水想定区域図

Q7−1.

洪水浸水想定区域図を出力する方法を教えて下さい。
A7−1. 以下の手順で出力することができます。
  1. 「洪水浸水想定区域図」確認画面より、「洪水浸水想定区域図出力」ボタンを選択します。
    「洪水浸水想定区域図 出力設定」画面が開きますので、タイトル、説明文に関する設定、索引図の設定を行い、「確定」ボタンを選択してください。

  2. 「調表出力ライブラリ」が起動し[スタイル設定]画面が表示されましたら設定内容を確認し画面を閉じてください。
    調書出力時の各種設定につきましては、[スタイル設定]画面右下の「ヘルプ」ボタンで表示される設計調書のヘルプをご参照ください。

  3. 「洪水浸水想定区域図」をダブルクリックすると、「印刷プレビュー」画面を表示します。
    この画面より、印刷、HTML出力を行えます。
    「印刷プレビュー」画面上側の「ヘルプ」ボタンで表示されるヘルプをご参照ください。
 

Q7−2.

洪水浸水想定区域図のメッシュサイズを変更することはできますか。
A7−2. Ver.1.1.0で、洪水浸水想定区域図のメッシュ分割設定機能を追加しました。
メインメニュー「表示」−「洪水浸水想定区域図の表示方法」、または「洪水浸水想定区域図」結果画面の「表示方法」ボタンで設定します。

 8.その他

Q8−1.

計算書を出力することはできますか。
A8−1. 可能です。 以下の手順で出力することができます。
  1. メイン画面左側の各入力項目を確定後、ツリーから何れかの結果画面を開くか、ツールバーの電卓のアイコンを選択して計算を実行します。
  2. 計算完了後、ツールバーの「計算書作成」ボタン、またはメインメニューの「ファイル|計算書作成」を選択して「計算書出力設定」画面を表示します。
  3. この画面で出力する項目を選択(チェック)し、画面下側の「プレビュー」ボタンを選択すると、計算書の印刷プレビュー画面が表示されます。






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