|
Q1−1. |
SMARTFIREで利用できるファイル形式を教えてください |
A1−1. |
読み込めるファイルフォーマットは下記です。
・DXF(2次元CADデータ)
・Bitmap |
|
|
Q1−2. |
トンネルの換気施設(ジェットファン)を取り付けた時の解析も可能でしょうか?水噴霧を取り付けた時の影響は? |
A1−2. |
換気施設および水噴霧に関して、SMARTFIREには、各々ファン(体積力)機能とスプリンクラー機能がありますので、各々の影響を検討することが可能です。 |
|
|
Q1−3. |
SMARTFIREで、火災の際の熱の流れ(動き)を追うことは可能でしょうか |
A1−3. |
SMARTFIREは通常のCFDプログラムと同じですので、可能です。 |
|
|
Q1−4. |
Smartfire CFD Engineを起動するとプログラム起動時に[Environment variable SMF_HOME_PATH
not set.Also tried default directory => \smartfire]というエラーが出て起動しない |
A1−4. |
下記手順でご確認ください。
環境変数の確認:スタート→コンピューター→コンピューターを右クリック→プロパティ→システムの詳細設定から環境変数ダイアログを開いてください。
システム環境変数に[SMF_HOME_PATH]が設定されているかご確認ください。無い場合は、インストールに失敗している可能性がございます。再インストールした後、再起動してください。
ある場合はパスの[smartfire_v(バージョン名)\]の[\]を削除後、PCを再起動して動作するかご確認ください。
それでも動作しない場合はご連絡ください。 |
|
|
Q1−5. |
ファンのパラメーターは何があるか |
A1−5. |
ファンのパラメータには、面積、圧力と流速の関係、方向、有効時刻があり、
スプリンクラーに関しては、ノズル特性(固定かランダム、錐体形状、水軌道条件)、有効時刻があります。 |
|
|
Q1−6. |
Windows8.1でインストールに失敗する |
A1−6. |
Windows8.1をご利用の場合、ドングルドライバーVer6.6でないとインストールされない現象が報告されています。
詳しくは問い合わせ窓口からメールでご連絡ください。 |
|
|
Q1−7. |
CFDは煙のデータをexcelファイルで出力したい |
A1−7. |
煙のデータに関しましては、スカラー(Scalar)データであれば、データビューワにより、CSV形式で出力可能です。 |
|
|
Q1−8. |
露天広場での天然ガス漏洩の拡散シミュレーションは可能か? |
A1−8. |
SMARTFIREは、建物内部空間におけるCFD計算ソフトウェアですが、「Gas Species Release」オプションにより、ユーザ定義のガスの流動に対しても適用可能です。 |
|
|
Q1−9. |
CFD計算でエラーメッセージ |
A1−9. |
エラーメッセージの他に、ログ画面も表示されますので、その内容をご確認ください。
ログ画面の内容を修正すると、そのエラーは回避できます。 |
|
|
Q1−10. |
ハザードとして考えられることは火災だけか |
A1−10. |
設定については火災に関するものが設定しますが、設定の方法次第では火災以外にも適用可能と考えます。過去津波もハザードとして設定 したことがございます。 |
|
|
Q1−11. |
スプリンクラーを温度など時間以外の条件で動作させるようにするには? |
A1−11. |
Trigger object で設定することが可能です。
Trigger objectは各オブジェクトの動作のトリガー(引き金)となる項目を設定します。
例えばTrigger cell オブジェクトをNOZZLE の位置に設定してください。
Trigger VariableにTEMPERATUREがございますのでこちらを設定してください。
ユーザーガイドの「12.26 TRIGGER CELL PROPERTIES WINDOW」に記載がございます。
生成後、Object Activation でActivation by trigger(initially inactive)で生成したTriggerを選択いただき動作をご確認ください。 |
|
|
Q1−12. |
変数「煙」は煙濃度をあらわすものでしょうか。
また、煙濃度(%)であらわしたいです。 |
A1−12. |
Data View で表示される[Smoke]の単位は空気1kg辺りに含まれる煙(kg)の割合です。
よって、100倍すると、%と考えることができます。 |
|
|
Q1−13. |
技術参考マニュアルの3.2.10毒性モデル3-48において、GERs,GERという言葉がありますが、こちらはどういった意味になるのでしょうか |
A1−13. |
Global Equivalence Ratioの略称です。
Local Equivalence Ratio(LER)に対する言葉でLocalがセル毎、Globalが部屋毎での値となります。 |
|
|
Q1−14. |
Simple Fan Object Properties Window において、[Fan Velocity[m/s]] の入力を行いたいのですが、この[ファン速度]は、指定した座標方向への風速を表すのでしょうか。また、ファンプロペラなどの回転速度などを表すのでしょうか。
|
A1−14. |
風速を表します。 |
|
|
Q1−15. |
毒ガスは上記CO、CO2、HCN、HCLの4種以外にユーザ側で追加設定可能でしょうか?
|
A1−15. |
1種類だけ、ユーザ定義のガスを追加設定可能です。
SmartFire Case Specification Environmentの[Scenario]-[Problem type...]から[Gas Species Release]にて追加を行って下さい。
詳細は、SMARTFIREユーザガイドの「12.38 ガス種類放出オプションウィンドウ」をご参照下さい。 |
|
|
Q1−16. |
COの濃度の単位は何でしょうか?
|
A1−16. |
無次元です。
空気1kg辺りに含まれるCO(kg)の割合です。 |
|
|
Q1−17. |
[Smartfire Data Viewer]で[VRML]メニューの[Burning Surfaces...]を有効にできない
|
A1−17. |
可燃性(Burnable)オブジェクトがないデータと考えられます。
モデルに[BURNABLE_PLATE]もしくは[BURNABLE_OBSTACLE]を配置してください。
[BURNABLE_PLATE]を配置して計算すると有効になることを確認しました。 |
|
|
Q1−18. |
[burnable_material]の[Combustion Properties]タブで読み込み([Load...])可能な4項目のファイルフォーマットは何か
・Use Heat Release Rate
・Fuel Mass Loss Rate
・Smoke Release Rate
・HCL Release Rate
|
A1−18. |
ファイルフォーマットは、下記です。
内容をtxt形式で保存いただき[Load...]してください。
6
0 50000
10 90000
20 100000
40 60000
60 40000
80 20000
詳しくはSMARTFIRE_User_Guide_v4_3.pdfの [Table 12-2: Example data file to define the heat release rate.](p.115)をご確認ください。 |