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Q1−1. |
片側井戸配置のように、掘削範囲を全周囲むのではなく、片側だけ井戸を配置して行いたいが可能か |
A1−1. |
Version 2.0.0より井戸の片側配置に正式対応しました。 |
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Q1−2. |
工法条件中の「低下後の地下水位」と、諸元中の「計画水位低下量」は何が違うのか |
A1−2. |
[低下後の地下水位]は計画上の地下水位を、[計画水位低下量]は各段における水位低下量(水位の高低差)を入力いただきます。
前者は水位ですのでG.L -xx.xxx(m)として、後者は量ですので+xx.xxx(m)としてプログラムでは扱います。 |
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Q1−3. |
矩形の掘削領域にて四辺中、三辺にのみ井戸の配置が可能だが、これには対応できるか? |
A1−3. |
配置可能な辺に対してのみ井戸を配置する事で可能です。 |
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Q1−4. |
ウェルポイント選択時、井戸下端の深度がグレーアウトされるのは何故か? |
A1−4. |
ウェルポイント工法では強制排水なので、井戸下端の深度は計算に使用しないためです。
一方、ディープウェルでは自然に浸透する水をくみ上げるため入力が必要となります。 |
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Q1−5. |
予定ではPCのOSがWindows11のものにソフトを入れて運用しようと考えているが、このOSでの動作確認ができているか?
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A1−5. |
起動と終了、計算実行、ファイル保存、印刷が行えることを確認しております。 |
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Q1−6. |
計算書の結果一覧で「揚水量」の欄の数値が全揚水量以外が出力されませんが何故でしょうか? |
A1−6. |
結果一覧では主だった項目のみを出力しております。
誠に申し訳ございませんが、結果一覧以外の項目の確認につきまして詳細出力にてご対応いただきますお願い申し上げます。 |
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Q1−7. |
仮想井戸の影響半径が非常に大きいのですが透水係数が高いせいでしょうか? |
A1−7. |
影響半径は揚水により影響を受ける範囲を意味し透水係数が大きいほど影響半径が大きくなります。
本プログラムでは「シーハルトの式」を内部計算で採用しています。
R = 3000 × S × √k
ここに、
R:影響半径(m)
S:水位降下量(m)
k:透水係数(m/sec)
条件を変更しても影響半径が一定の場合、影響半径が直接入力になっていないかご確認ください。 |
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Q1−8. |
「地盤条件」の設定において不透水層(試験値なし)に対する透水係数は仮の数値を入力すればよいのでしょうか? |
A1−8. |
不透水層の透水係数は計算に用いませんので仮の値で構いません。 |
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Q1−9. |
透水係数の一般的な値を教えてください |
A1−9. |
下表をご参考ください。
なお、本来は施工現場の物性値を設定するのが適切と考えますため、数値の利用に際しましては設計者様にてご判断ください。
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Q1−10. |
矢板施工やオープン施工等の施工条件の違いを分けて計算できるか否か |
A1−10. |
ご質問にありますような明確な施工方法の区分けはなく、特定の施工方法の切り替えのスイッチはございません。 設計者様のご判断で「工法条件」「諸元の設定」を調整し、施工の条件を設定いただく事になろうかと思います。 詳しくは製品カタログ、操作ガイダンス等をご覧ください。 |
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Q1−11. |
諸元の設定画面の計画水位低下量はどのように設定すればよいか? |
A1−11. |
ヘッダパイプ段数が1段の場合、工法条件画面の「初期の地下水位」と「低下後の地下水位」との差を設定してください。
多段の場合は各段における低下量を設定しますが、この低下量のトータルは「初期の地下水位」と「低下後の地下水位」との差となるよう設定します。 |
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Q1−12. |
非定常を検討したいが可能か? |
A1−12. |
Version 2.0.0より非平衡理論に基づくタイス式(非定常式)に対応しました。 |
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Q1−13. |
等水線の計算が実行できません |
A1−13. |
恐らく製品自体がViewerモードで動作しているものと思われます。
本計算機能はViewerモードでは動作しません。
バージョン情報画面のライセンス情報をご確認ください。
また、解析結果の出力先に書込み権限の無いフォルダが指定されている場合は解析結果が出力されず結果が確認できません。 プログラムのサンプルデータフォルダを指定されているのであれば、それ以外の書込み可能なフォルダをご指定ください。
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Q1−14. |
揚水継続時間はどの計算に使用していますか? |
A1−14. |
タイス式を用いた揚水量の計算で使用します。
詳しくは製品ヘルプの計算理論-井戸公式-揚水量-非定常-タイス式(非定常)をご覧ください。 |
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Q1−15. |
ファイルター長は、設計者の方で毎回入力することになるのでしょうか |
A1−15. |
ディープウェル工法を検討いただく場合は入力必須となります。 |
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Q1−16. |
断面確認にてある任意の地点での地下水低下量の検討は可能か? |
A1−16. |
任意地点をメッシュ範囲に含めることで可能です。 |
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Q1−17. |
スリット公式の自由地下水〜の公式で2Rで割っているがこれの出典を教えた頂きたい |
A1−17. |
ウェルポイント工法便覧 社団法人 日本ウェルポイント協会編 p.132 2.4.4ウェルポイント揚水計算法をご覧ください。 |
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Q1−18. |
計算結果と断面確認の結果に差異があるように見えるがこれの原因はなにか? |
A1−18. |
恐らく「井戸公式」にて計算されていると思われますが、井戸公式では計算式の性格上、地下水位が深い位置となる傾向がありこれに依るものと思われます。 計算条件によっては「スリット公式」を使用することもご検討ください。 |
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Q1−19. |
ウェルポイント工法で法切オープン掘削+2段ウェルを計画していますが、入力可能でしょうか |
A1−19. |
可能です。
ウェルポイント工法の場合は5段まで設定可能となっています。 |
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Q1−20. |
全周配置と片側配置の違いを教えていただきたい |
A1−20. |
片側配置と全周配置の違いは、通常は掘削面を囲むような全周配置とします。
ウェルポイント工法では、土質条件が良く、また、掘削幅の狭いときは、布掘りの片側にウェルポイントの目的を果たすことができるので、片側配置(全周ではなく一列)とする場合があります。
参考資料としては、ウェルポイント工法便覧p.131をご覧ください。 |
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Q1−21. |
フィルター長を井戸ごとに設定できますか? |
A1−21. |
フィルター長の設定は一律となります。 |
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Q1−22. |
ディープウェル工法で完全貫入、不完全貫入の算定はできますか。
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A1−22. |
可能です。地盤条件と井戸下端の深度から自動判別します。 |
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Q1−23. |
井戸を任意に配置することはできますか |
A1−23. |
安定計算によって算出された結果を用います。前趾設計時に前面土砂を無視した反力を用いる場合は、別途、安定計算において前面土を考慮せずに計算する必要があります。
配置位置については井戸の配置範囲内でのみ任意配置が可能です。井戸の配置外への設置できません。
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Q1−24. |
任意位置での水位低下量を確認することはできますか。 |
A1−24. |
井戸を配置した場合に限り、結果確認のポストプロセッサにて当該位置のメッシュ節点を選択することで確認可能です。 詳しくは、ヘルプの操作方法−各画面の説明−ポストプロセッサ−ウィンドウをご確認ください。 |
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Q1−25. |
地層条件はどこまで入力が必要でしょうか。 |
A1−25. |
井戸下端が存在する層まで入力が必要です。 なお、井戸下端=地層下端であれば完全貫入、井戸下端が地層下端より上であれば不完全貫入となります。
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Q1−26. |
井戸を被圧地下水で完全貫入として計算するにはどう設定すればよいのか。
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A1−26. |
完全貫入とする場合は井戸下端=層最下端となるように設定してください。
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Q1−27. |
井戸付近の水位低下量を確認すること可能か? |
A1−27. |
可能です。 等水線結果画面(ポストプロセッサ)の数値出力にて、該当する位置の低下量を確認ください。
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Q1−28. |
設定した各井戸の揚水量は、一定とするという認識でよろしいでしょうか。 |
A1−28. |
単一井戸による計算のため全て一定となります。 (等水線での低下量は群井の式となります)
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Q1−29. |
設定した各井戸の揚水量は、一定とするという認識でよろしいでしょうか。 |
A1−29. |
ウェルポイント工法では井戸公式かスリット公式を用いて揚水量計算をします。ディープウエル工法では井戸公式を用いて揚水量計算をします。
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Q1−30. |
ヘッダーパイプは何段まで設定できますか。 |
A1−30. |
ウェルポイント検討時は最大5段まで設定可能です。
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Q1−31. |
計算結果の水位低下が計画水位まで下がっていないため、確認すべき設定項目はありますか? |
A1−31. |
工法条件画面の[低下後の地下水位]の設定をご確認ください。
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Q1−32. |
井戸を配置するまでの操作手順を教えてください。 |
A1−32. |
下記をご参考ください。
<操作手順>
1.ツリービューより「工法条件」をクリックし当該画面を開きます。
2.[井戸の配置条件]にて[井戸を配置する]をクリックしチェック状態にします。
3.配置種別として「全周」または「片側」を選択します。
4.モデリングモードとして「マウス入力」または「表入力」を選択します。
5.[確定]ボタンで画面を閉じます。
6.ツリービューより「井戸の配置」をクリックし当該画面を開きます。
以降、井戸配置の操作方法につきましては、当該画面のヘルプをご確認ください。
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Q1−33. |
井戸配置を表入力で設定することは可能ですか。 |
A1−33. |
可能です。工法条件の井戸の配置条件にてモデリングモードを「表入力」としてください。 旧バージョンでは井戸本数が0本のとき井戸の表入力画面が開かれませんので、Ver. 2.2.3とそれ以前の場合お手数おかけしますがプログラムのアップデートをお願いいたします。
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Q1−34. |
等水線について設定〜結果確認までの流れを教えてください。 |
A1−34. |
揚水量等の基本的な計算実行後に下記の手順にて実施してください。
《操作手順》
- 処理モードの[等水線]ボタンをクリックします。
- ツリービューより「条件設定」項目をクリックし、計算用のメッシュを設定します。
- ツリービューより「計算実行」項目をクリックし、計算結果の出力先等を設定し[計算実行]ボタンをクリックします。
このとき、[計算終了時にポストプロセッサを起動する]項目がチェックされた状態であれば、計算終了時にポストプロセッサ(計算結果画面)を自動的に開きます。
- ポストプロセッサにて各項目の計算結果を確認します。
- 必要に応じてツリービューより「断面確認」項目をクリックし、任意横断位置での地下水位の状況を確認します。
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Q1−35. |
ポストプロセッサ(結果確認)にて確認可能な項目を教えてください。 |
A1−35. |
下記の4種類になります。 (1)モデル図 (2)コンタ図(地下水位) (3)コンタ図(地下水位の判定) (4)節点の数値出力
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Q1−36. |
井戸の必要本数はどのように求めていますか |
A1−36. |
計画揚水量(計算した総揚水量×安全率)を井戸一本あたりの揚水量で除して求めています。
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Q1−37. |
マウス入力での井戸の配置にて、背景のグリッドの点がない位置に井戸を配置するにどうしたらいいですか。 |
A1−37. |
井戸の配置画面右側のツールバーよりグリッドの設定画面を開き、「グリッドにスナップ」のチェックを外した状態で節点を追加してください。
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Q1−38. |
井戸配置画面でCADファイルをインポートしたところスケールが非常に小さい。 |
A1−38. |
CADソフトでの出力の際にサイズを調整していただくようお願いいたします。mとmmなど単位の誤りにご注意ください。
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Q1−39. |
井戸から排水を行っているのにもかかわらず水位が増えている箇所があります。 |
A1−39. |
計算書に影響半径の記述があり、以遠は本来は計算外ですが表示の都合で外挿する場合があります。 計算上の有意な水位結果としては、影響半径内をお考えください。
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Q1−40. |
影響半径Rの計算に使用する透水係数を指定できますか。 |
A1−40. |
工法条件ダイアログにて透水係数を内部計算から入力に変更することで指定できます。
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Q1−41. |
ポストプロセッサを起動しましたが内容が表示されていません。 |
A1−41. |
ポストプロセッサ起動前に計算実行を押し、その後等水線の計算実行を行ってください。
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Q1−42. |
経過時間を選択できますか。 |
A1−42. |
定常状態または非定常状態の選択が可能です。
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Q1−43. |
井戸は何本まで設置できますか。 |
A1−43. |
200本まで配置可能です。
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Q1−44. |
諸元の設定画面にて必要井戸本数が確認できません |
A1−44. |
必要井戸本数の計算ボタンを押してください。 ボタンを押しても本数が表示されない場合は計算が正常に実行できていないため、入力値を見直してください。 ただし、工法条件の仮想井戸半径にて『井戸を配置する』とした場合および計算式を『スリット公式』とした場合、本ボタンおよび必要井戸本数項目は非表示となります。
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Q1−45. |
スリット公式はどのような時に用いるのでしょうか |
A1−45. |
ウェルポイント工法で透水度の悪い地質の場合、影響半径が小さいと群井として取り扱えないのでスリット公式を用います。
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Q1−46. |
計算式の中のHは何の数値でしょうか。地下水面から不浸透水層の距離とは異なるように思います。 |
A1−46. |
Hは初期の地下水位〜井戸がある地層下端までの距離となります。なお、地層には必ず井戸がある状態とする必要があります。お手数おかけしますが井戸がない地層がないかご確認ください。
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Q1−47. |
井戸の必要本数はどのように計算しますか。 |
A1−47. |
井戸一本あたりの揚水量をシーハルト(Sicharlt)の式により求めます。そして計画揚水量(計算した総揚水量×安全率)を井戸一本あたりの揚水量で除した値が必要本数となります。
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