Ver. |
日付 |
内 容 |
2.00.00 |
'02.04.11 |
■主な改訂内容
(1)橋台基礎の地震時保有水平耐力法によるレベル2地震時の照査に対応しました。適用基準は「日本道路協会 道路橋示方書(W)(X) 平成14年3月」に準拠します。
(2)電子納品(しおり作成、WORD出力、禁止文字)に対応しました。[ファイル|印刷プレビュー]で、印刷項目を設定し、「プレビュー」ボタンを押してご使用ください。
(3)拡張子の変更をしました。入力データファイルの拡張子を4文字「*.Asfw」→3文字「*.Sfw」に変更しました。
(4)入力インターフェースの改善。メインウィンドウ左側に入力項目ツリービューを表示し、ツリービューからそれぞれの入力画面へジャンプできるようにしました。
(5)設計調書の作成。設計条件および計算結果を一覧表に取りまとめた設計調書(全5枚構成)に対応しました。なお、設計調書は深礎杭研究会(ヘルプQ1−20参照)報告書に記載の書式にしたがっています。
(6)Mmax点以外の曲げ応力度、せん断応力度に対応しました。鉄筋区間ごとに曲げ応力度、せん断応力度の照査を行なうようにしました。
(7)杭頭およびSmax点以外のせん断耐力照査に対応しました。鉄筋区間ごとにせん断耐力の照査を行なうようにしました。
(8)保有耐力法における許容塑性率の入力に対応しました。従来通りの原式にもとづいた内部計算の方法、または、直接入力の方法が選択できるようにしました。
(9)保有耐力法における基礎天端の許容変位の入力に対応しました。許容変位を設計者の任意入力としました。
(10)杭体終局後の曲げ剛性低下の取り扱いについて、内部計算と入力値のいずれかを選択できるようにしました。
(11)薄い地層が存在した場合は、警告メッセージを表示するようにしました。
(12)降伏点の修正を行った場合、基礎天端の回転角の符号が反転してしまうのを修正しました。
(13)埋込み杭モデルで杭頭が地盤の2層目以下にある場合、受働土圧が正しく求められない不具合を修正しました。
(14)保耐法の計算で、面外解析時のM−φグラフの印刷出力時において、面内解析用の鉄筋データを参照している不具合を修正しました。
なお、本件症状は、面外解析時のM−φグラフの印刷出力時においてのみの不具合であり、解析結果への影響はありません。
■ヘルプの修正
・Q&AのQ1−25、Q1−26、Q1−27、Q1−28、Q5−22、Q6−17、Q6−18、Q6−19、Q6−20を追加しました。 |
2.00.00
↓
2.00.01 |
'02.06.11 |
■主な修正内容
(1)保耐法の計算で、橋台基礎の場合、「応答塑性率の照査」段階に用いるkhAの値に誤りがありました。この結果、応答変位δAR、応答塑性率μARの値が誤ってしまい、これに続く「変位の照査」「せん断力の照査」「安全性の判定」の出力結果の一部に誤りがありましたので、修正しました。なお、載荷計算の結果出力(水平震度−水平変位グラフ、状態変化点一覧表)については影響はありません。
本件に該当するケースの場合は、申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
(2)保耐法の計算で、橋台基礎の場合かつ面外解析時において、使用する保耐法荷重データが入力したデータと異なっていましたので、修正しました。
本件に該当するケースの場合は、申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
(3)システムリソースのチェック機能を追加しました。
(4)断面諸値(A、Iなど)に極端に大きな値が入っている場合、データの再確認を示すメッセージを表示するようにしました。
(5)入力データの出力において、せん断耐力の照査位置を「杭頭位置と各杭Smax位置と各鉄筋区間ごとのSmax位置」とした場合に、せん断耐力計算時の軸力の項目が−−−−−−−となってしまう不具合がありましたので、修正しました。
■ヘルプの修正内容
(1)ヘルプQ&Aを追加しました。(Q4−6、Q6−21) |
2.00.01
↓
2.00.02 |
'02.07.08 |
■主な修正内容
(1)保耐法の計算で、橋台基礎の場合、水平震度khの処理に誤りがあり正しい計算結果が得られませんでしたので修正しました。
本件に該当するケースの場合は、申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
(2)Windowsのスタートメニューから製品ヘルプが表示出来ませんでしたので、修正しました。
(3)サンプルデータ「Kyoudai-SI」の荷重ケース1(常時)の許容せん断応力度τaの値を適切な値に変更しました。
■ヘルプの修正内容
(1)製品ヘルプ中の説明文で、例えば「A'」のダッシュ記号の部分が文字化けとなり、正しい表示がなされていませんでしたので修正しました。 |
2.00.02
↓
2.01.00 |
'02.09.04 |
■主な改訂内容
(1)基礎バネの自動算出に対応しました。
(2)保耐法のとき、初期荷重(Vd、Hd、Md)の入力に対応しました。
(3)部材入力画面で、入力項目の説明図を表示しました。
(4)地盤条件入力画面で、すべり角(α)・ひろがり角(β)の説明図を表示しました。
(5)サンプルデータの種類を追加しました。
(6)結果出力時に任意荷重ケース範囲を出力可能としました。
(7)杭底面の許容支持力算出で、低減係数α算定のための斜面の傾斜角θについて直接入力も可能としました。
(8)杭長の最大値を 99m に変更し、水平バネ支点間隔の選択肢に 1.00m を追加して
1.00m, 0.50m, 0.25m としました。
(9)各杭の地盤条件データ、各杭の鉄筋データ、各杭の周面摩擦データを、他の杭番号へコピ−する機能を追加しました。
(10)せん断応力照査の機能改善を行い、次のとおりとしました。
平均せん断応力度を、τm=S/Ac から τm=S/bd とする。
許容せん断応力度を、τac=入力値 から 内部にて各種補正係数を算出した後 τac=Ce・Cpt・CN・τa1 とする。
(11)「出力値の書式設定」に対応しました。印刷出力値に対して書式設定を可能とし、数値に対する見やすさの改善を図りました。
(12)「表入力部のCUT&PASTE機能」に対応しました。表入力部に対して CUT&PASTE機能を可能とし、エクセルまたは他製品との間でのデータのカット&ペーストを可能としました。
(13)山側への検討を行う際のモデル化提案のヘルプQ4−2の説明に、埋込杭についての記述を追加しました。
(14)上載荷重及び土圧力の入力画面で、d1およびd2の項目名称をわかりやすくしました。
(15)基本データ画面で、設計水平震度に対する符号説明を表示しました。
(16)許容応力度法荷重データ画面で、荷重の方向説明図を表示、または、参照ボタンを設けました。
(17)画面ヘルプの全面的な見直しを行いました。
(18)入力画面の随所に説明図を表示しました。
■主な修正内容
(1)橋台基礎の保有耐力法で、背面土の地震時主働土圧係数を「内部計算」としている場合、計算実行できないケースがありましたので、修正しました。
(2)保有耐力法の結果画面で、載荷ステップを「全点表示」とした後「出力」ボタンを押すと、出力内容の後半部分が正しく印刷できない不具合を修正しました。
(3)杭体の鉄筋区間ごとの応力度計算において、各鉄筋区間の断面力最大値を抽出していないケースがありましたので、修正しました。
(4)設計調書の出力機能についてヘルプに説明がありませんでしたので、記述しました。
■ヘルプの修正
上記改訂内容への対応と同時に、全般的なヘルプの見直しおよび追加を行いました。旧版ヘルプを印刷出力されている場合は、申し訳ございませんが全体の入れ替えをお願いいたします。 |
2.01.00
↓
2.01.01 |
'02.10.18 |
■主な改訂内容
(1)せん断応力度の照査結果の画面表示に対応しました。
(2)基礎バネの計算結果出力に、変位の正方向を示す説明図を追加しました。
(3)基礎バネの計算結果の画面表示に対応しました。
(4)杭体の鉄筋データの入力を面内解析と面外解析で共通に入力できるようにしました。
(5)データファイルからの起動と「ファイルを開く」でデータファイル選択時とで、印刷プレビュー画面のファイル保存時のフォルダを同一の場所にするようにしました。
(6)山側に変位する時の山側への許容変位量を指定できるようにしました。
■主な修正内容
(1)基礎バネ算出を実行し結果をプレビュー後、通常の計算を実行し印刷項目を開くと、荷重ケースの出力範囲として全ケース外の値を表示することがありましたので修正しました。
(2)許容応力度−弾性解析結果−バネ値の画面において、バネ値が大きい場合、赤色表示となることがありましたので、修正しました。
(3)地盤条件の入力画面で、すべり角αの扱いを「直接入力」とした場合、3桁の数値(例えば105度)の入力ができませんでしたので修正しました。
(4)WinXPでは、データファイルから起動できませんでしたので修正しました。
(5)橋台基礎の保耐の地震動による主働土圧の増加分の計算に誤りがありましたので、修正しました。
本件に該当するケースの場合は、申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
なお、この現象はqを考慮する場合のみで、qを考慮しない場合は問題ありません。
(6)保耐法の計算結果画面下方の黄色文字メッセージ「詳細はヘルプを参照ください。」からのリンク先の呼び出しが上手く処理されていませんでしたので、修正しました。
■ヘルプの修正
(1)基礎バネ算出に関しての説明を追加しました。
・計算理論及び照査の方法−基礎バネを新規追加
・操作方法−標準的な処理の流れ−設計手順に基礎バネ算出時の説明を追加
(2)基礎バネ荷重データの画面ヘルプに面外の変位の正方向の説明図を追加しました。
(3)計算理論及び照査の方法−地盤反力係数−水平方向地盤反力係数の説明を修正しました。
・「1/β:水平方向に関与する地盤の深さで、基礎の長さ以下とする(m)」を削除。
(4)ヘルプQ&AのQ6−19に補足説明を追加しました。
(5)ヘルプに「青色本」「肌色本」の正式名称を明記しました。
・概要−プログラムの機能概要−適用基準及び参考文献に、「青色本」「肌色本」の正式名称を明記。
(6)ヘルプQ&Aを追加しました。(Q1−29) |
2.01.01
↓
2.01.02 |
'02.11.18 |
■主な改訂内容
(1)データファイルヘッダー情報の内容を、表示・編集可能にする機能に対応しました。
(2)データファイルの検索に便利なデータファイルビューワー機能を追加しました。
■主な修正内容
(1)断面計算において「鉄筋区間ごとの杭体応力度照査をする」として複数区間の鉄筋を入力しているとき、鉄筋区間の境目に断面力の最大値が存在すると、上の区間の鉄筋データを用いて応力度計算を行う不具合がありましたので、修正しました。
本件に該当するケースの場合は、申し訳ございませんが、再計算をお願いいたします。
(2)データファイルをクリックして直接起動した場合において、計算が行えるメニューの制御に誤りがありましたので、修正しました。
(3)「基本データ」入力画面において、[確定]ボタンをクリックすると、メインウィンドウの杭長の参考値が10.000(m)と表示されてしまう不具合を修正しました。本件は、
メインウィンドウ上の表示のみの症状であり、計算処理過程では正規の値を用いて解析を行っております。
■ヘルプの修正
(1)入力−深礎基礎データ−杭の軸力 の画面からのヘルプの説明を追加しました。
(2)ヘルプQ&AのQ1−2の説明文の数値をSI単位系での説明に変更しました。
(3)ヘルプQ&AのQ5−10の説明文を道示(H14)に合わせた内容に変更しました。
(4)ヘルプQ&AのQ6−12の説明文の数値をSI単位系での説明に変更しました。
(5)ヘルプQ&AのQ1−30を追加しました。 |
2.01.02
↓
2.01.03 |
'02.12.27 |
■主な修正内容
(1)荷重の組み合わせケース使用時かつ杭が2本以上ある場合に、許容応力度の値が他のケースの値になったりする不具合を修正しました。許容応力度のみの間違いであり、比較対象である計算結果そのものは影響ありません(許容値との判定部分を除く)。
(2)入力データと橋台基礎時の保耐法の計算結果の出力において、電子納品使用禁止文字(2バイト英字)を使用している箇所がありましたので修正しました。
(3)ファイル情報の製品バージョンが異なっていたため、適切に改めました。
(4)サンプルデータのファイルヘッダー情報の内容を適切に改めました。
(5)ファイル名を付けて保存とした時に、同名ファイルがあった場合に、上書保存するかどうかを確認するようにしました。
(6)ヘルプの表示時に、目次タブを表示するように改めました。
■ヘルプの修正
(1)サンプルデータの説明を階層のトップに移動し、目立つように変更しました。
(2)サンプルデータの説明(Kisobane−2)において、組杭と表記すべきところが単杭となっていましたので修正しました。
(3)ヘルプ−計算理論及び照査の方法−深礎基礎の計算−バネ位置での地盤反力の説明文の記号をRHに変更しました。
(4)ヘルプ−計算理論及び照査の方法−深礎基礎の計算−水平方向安定度照査の説明文の記号をRHiに変更しました。
(5)ヘルプ−計算理論及び照査の方法−深礎基礎の計算−バネ位置での地盤反力に、「RH,qx,qyの算出過程について」の説明を追加しました。
(6)ヘルプ−計算理論及び照査の方法−深礎基礎の計算−バネ位置での地盤反力に、「杭周面摩擦バネ値KSH、KSVについて」の説明を追加しました。 |
2.01.03
↓
2.01.04 |
'03.02.12 |
■主な改良内容
(1)基礎の降伏点に関しての情報として、変位急増がわかるような判断材料を画面表示し、設計者に注意を促すようにしました。
■主な修正内容
(1)震度法の荷重データの最初に温度荷重から始まる荷重ケース(基本ケース及び組合わせケース)の解析結果について、支点反力および部材力(軸力)の一部計算結果が異常に大きな値となる場合がありましたので、修正しました。
申し訳ありませんが、本件に該当するケースの場合は再計算をお願い致します。
(2)基礎バネの計算結果画面で、作用荷重(Mo)の単位に誤りがありましたので、修正しました。(誤:kN、正:kN・m)
(3)格点集中面外荷重のガイド図中の記号に誤りがありましたので、修正しました。(誤:−PY、正:−PX)
(4)「基礎バネを計算する」をONにして計算後、そのままの状態で保存し、次回ファイルを読み込んだ状態では、メニュー−入力−フレームデータ−基礎バネ荷重データ がグレー色となってしまい、ここから入力ができないという不具合を修正しました。
(5)「基礎バネを計算する」をONにして計算後、そのままの状態で保存したとき、データファイルをダブルクリックで起動した状態では、メニュー−計算において「基礎バネの算出」のみ有効であるにもかかわらず、ツールバーからは「許容応力度法」「保有耐力法」の計算はできる状態となっている不具合を修正しました。
(6)ヘルプのテキスト検索機能について、全ヘルプファイルを検索するようにしました。
(7)ヘルプ等の動作環境に関する記載部分をHP上の内容に更新しました。 |
2.01.04
↓
2.01.05 |
'03.04.10 |
■主な修正内容
(1)橋台基礎の保有耐力の場合において、地震動のタイプ(I・II)が正しく計算に反映されてなく、橋脚基礎の保有耐力法の地震動のタイプ(I・II)を参照し、計算を行っていた不具合がありましたので修正しました。
申し訳ありませんが、本件に該当するケースの場合は再計算をお願い致します。
(2)橋台基礎の保有耐力法の場合において、フーチング重心が偏心しているケースでは、これによる偏心曲げモーメントが考慮考慮されていない不具合がありましたので修正しました。
申し訳ありませんが、本件に該当するケースの場合は再計算をお願い致します。
(3)鉄筋データの入力画面で、鉄筋本数を変更後リターンキーを押さずにカーソル移動を行った場合、鉄筋量Asが正しく計算されない場合がありましたので、修正しました。 |
2.01.05
↓
2.01.06 |
'03.06.10 |
■主な修正内容
(1) 杭底面の鉛直支持力と杭底面の押し込み支持力度との判定において、出力欄の値が同一であるのに出力桁数以下の数値の影響で、判定結果がOKとなったりNGとなったりしている不具合がありましたので修正しました。
(2) 面外解析時の組合せ荷重ケースの許容応力度が入力値と異なる事がある不具合を修正しました。 |