Ver. |
日付 |
内 容 |
5.00.00 |
'13.06.14 |
■主な改良点
1.新しいユーザインタフェースメカニズム
- ユーザインタフェースをよりよい形に一新した、新しいPC用クライアントを開発しました。これによりVR-Cloud®サーバに接続したユーザは、より多くのカスタマイズや効果を使用でき、より良い体験を得られます。
- 本バージョンではユーザインタフェースはサーバ側に格納されており、接続する際にクライアントに送られます。この手法により、クライアントのユーザインタフェースをユーザ固有のニーズに合わせてカスタマイズすることが可能となりました。各サーバがそれぞれ異なったユーザインタフェースを供給できるのです。
- 単一のサーバに複数のユーザインタフェースタイプをセットしておくことができ、コンテンツプロバイダは接続するユーザにどれを供給するのか選択できます。
- 特有のニーズが必要なプロジェクトの場合、フォーラムエイトから追加のユーザインタフェースをお渡しすることもできます。新しいユーザインタフェースの追加はとても容易ですし、別のソフトウェアの追加購入や、既存コンポーネントのアップグレード等も必要ありません。
- デフォルトユーザインタフェースは多数の改善項目を有しております。一例として、使用可能なアクションや設定を簡単に閲覧できるメニューが実装されております。
2.新しいホームメニューインタフェース
- ホームメニューのインタフェースがより洗練されつつもシンプルな形に一新されました。
-マウスホイールを用いたスクロールや、サムネイルのサイズ変更によって、コンテンツリストが閲覧しやすくなりました。ブックマークリストや履歴リストにも同様の変更が加えられております。
- コンテンツの詳細表示がよりわかりやすくなりました。
- 言語設定などのクライアントオプションがホームメニューから直接設定できるようになりました。
- 様々な統合によってコンテンツリストがとても便利になりました。本バージョンより、任意のコンテンツリストへの接続や、起動時に読み込むデフォルトコンテンツリストの変更をホームページのアドレス入力のように手動で行えるようになりました。これらにより、ユーザはより容易に自分のニーズに合ったコンテンツにアクセスすることが可能になりました。
3.VR-Cloud®スクリプトプラグイン
- フォーラムエイトが現在、商品の追加購入や追加インストールなしに新しいユーザインタフェースをお渡しできるのと同様に、コンテンツプロバイダが自分のユーザにより適した形にユーザインタフェースを開発して配布することもできます。
- 新しいユーザインタフェースを開発するためには、VR-Cloud®スクリプトプラグインが必要です。
開発にはSDKや他の開発ツールの購入は一切必要ありません。ユーザインタフェースを作るためのシンプルなテキストエディタがあれば十分で、クライアントに送る部分はVR-Cloud®が全て管理しております。これらのソフトウェアにアップグレード等は必要ありません。
- VR-Cloud®スクリプトプラグインによって作成できる新ユーザインタフェースは画像を含めることが出来ますので、クォリティの向上だけでなく、ロゴやダイヤグラム、その他のデータを統合して視覚的に表示することが可能です。
- 新ユーザインタフェースは任意の言語で扱えます。例えそれがフォーラムエイトのサポートしていない言語でも大丈夫です。これにより、あらゆる市場で活用出来ます。
VR-Cloud®スクリプトプラグインはログやその他の、カスタムインタフェースの開発に役立つ機能を有しております。また、複雑なユーザインタフェース作りたい、または作成のための時間が足りないといった場合には、フォーラムエイトが支援致します。
4.UC-win/Road9.0.0の実装
- VR-Cloud®バージョン5.0は、UC-win/Road 9.0.0を基に作られていますので、多くの改善点が含まれております。それに加えて、新機能や新プラグインも含まれております。
5.その他の改善と不具合の修正
- これまでのリリースと同様に、VR-Cloud®バージョン 5.0では、複数の不具合の修正と改善を含んでおり、システムの信頼性が向上しました。
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5.01.00 |
'13.08.27 |
■主な改良点
1. 新しいユーザインタフェースによるディスカッションと景観の評価
- ディスカッション機能と景観の評価機能は、より容易かつ効果的に扱えるユーザインタフェースの形に一新されました。共有コンテンツはきれいに整頓されてリストアップされますので、迅速にアクセス、ソート、編集などといったアクションが行えます。共有コンテンツの作成に関しても、ウィザードを用いることでより容易に行えるようになりました。
2. 共有コンテンツポイントの管理性向上
- バージョン 5.1 から、共有コンテンツポイントをエリアに変換したり、逆にエリアをポイントに変換することも可能になりました。また、プロジェクト内の任意の共有コンテンツポイントにディスカッションコンテンツを追加することも可能です。例えば、複数のディスカッションと1つの評価を(エリアであるかどうかは関係なく)1つのポイントにまとめることが可能です。これにより、共有コンテンツの検索がしやすくなるとともに3D画面上のアイコンも整理出来ます。
3. クライアントアプリケーションからサードパーティープラグインへのアクセス
- 本バージョンより、UC-win/Roadの任意のプラグインとインタラクティブにアクセスできるスクリプトの開発が可能になりました(スクリプトの開発にはVR-Cloud®
Scripting Plugin が必要です)。プラグインとのコミュニケーションは、スクリプトからUC-win/Roadのプラグインへのコマンドの送信と、UC-win/Roadのプラグインから送られてくるデータを自動的に受信することの両方が可能です。これらの例および、いくつかの便利な機能が、UC-win/Roadのスクリプトとそれに関連したスクリプトの迅速な開発のために追加されました。例えば、それらのスクリプトはメッセージを容易にスクリーン上に表示できます。この機能はデバッグにとても便利です。
4. UC-win/Road アニメーション再生機能に対応
- バージョン 5.1 から、UC-win/Road のシミュレーションスクリプトとhアニメーション両方の再生が可能になりました。簡単にそれらを選択できるように、クライアント側ではそれらがまとめて一つのリストに表示されます。
5. 更なるレイテンシーの改善
- 新たなビデオ圧縮アルゴリズムの採用により、クォリティをそのままに、特にクライアント側において大きくシステムのパフォーマンスが向上しました。レイテンシーも更に低減されています。
6. インフォメーションメッセージ機能
- スクリプト開発者がプログラムの現在の状態をより詳細に知るため、および、一般ユーザが必要以上のメッセージを煩わしく感じたときのために、個々に設定された重要度によりインフォメーションメッセージの表示非表示をコントロールできるようになりました。
7. 代替クライアントとその全ソースコードを付属
- 通常のクライアントGUIと差し替え可能な代替案クライアントのスクリプトを、全てのソースコードと共に付属しました。この新しいクライアントは、主に道路と運転機能に主眼を置いたシンプルなインタフェースを提供いたします。このクライアントのソースコードを参考にしていただくと、スクリプトの習熟・開発が容易になります。
8. 不具合の修正とシステムの改善
- 今までのリリースと同様に、VR-Cloud®バージョン 5.1は複数の不具合の修正と、システムのパフォーマンスと信頼性の向上による改善を含んでおります。特に、オーディオシステムはより高い安定性かつより良いパフォーマンスのために、完全に再構築されております。
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5.01.01 |
'13.09.05 |
■バグ修正
- 低い回線速度によるエラー対応
クライアントとサーバの接続が遅い場合、クライアントが不安定になる問題を修正しました。
- ホームメニュー不具合修正と速度改善
バージョン 5.1では、ホームメニューのサムネールが表示されない問題を修正しました。
また、データ一覧のスクロール中に発生する問題に対応しました。スクロール表示速度を改善しました。
- 履歴とお気に入りのファイルの保存処理の安定化
履歴とお気に入りのファイルが正しく保存されない、また読み込めないことがありました。ファイル処理の安定化を図るように修正しました。
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5.01.02 |
'13.09.10 |
■バグ修正
- 接続時のノイズ軽減
接続時に発生するノイズの改善を行いました。
■改善
- 音声のレイテンシー軽減
接続時のオーディオバッファ初期化の改善により、オーディオのレイテンシを改善しました。
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5.02.00 |
'14.01.31 |
■主な改良点
1. マルチユーザコンファレンス
- 同一のVR-Cloud®サーバに接続しているPCクライアントユーザ同士は、オンラインコンファレンスを行えます。コンファレンス中は、ユーザは同じ視点を共有し、テキストメッセージでコミュニ ケーションを取ることが可能です。
コンファレンスは作成も参加も簡単です。パスワードによるアクセス制限をかけることも可能です。
コンファレンス中は、VR-Cloud®のすべての機能がそのまま使えますので、 ユーザは誰でも、ある場所や共有コンテンツに他ユーザの注意を向けたりといったことができます。この機能は、VR-Cloud®を使ってアクセスできるプロジェクトに ついてのディスカッションに大いに役立ちます。
コンファレンスを終了すると、レポートが自動的に生成されます。レポートはHTML形式を採用していますので、簡単に閲覧できますし、ウェブサイト等への公開もすぐに可能です。
2. 写真機能
- PCクライアントユーザは画像ファイルを仮想環境内の任意の場所にアップロードできるようになりました。
3. 新しい注釈エディタ
- 注釈機能がGUI一新以前よりも簡単に作れる形で再実装されました。新機能として、画像を取り込んで組み込めるようになりました。
4. コメント機能が追加された新しい共有コンテンツビューワ
- 全共有コンテンツがより閲覧しやすくなり、さらにコメント機能も追加されました。他ユーザのコメントに返信することで会話もできます。
5. 共有コンテンツのための管理者モード
- 管理者モードでは、全共有コンテンツの編集、 削除が容易に行えます。このモードを使 用するには、サーバオプションで設定したパスワードが必要となります。
6. APIとそのドキュメンテーションの改善
- 新しいGUIコンポーネン トクラスや、ローカルファイルシステムクリプトにアクセスできるクラスなど、多くの新しいクラスがAPIに追加されました。スクリプト開発者がスクリプトを作成する際、スクリプトのサイズを縮小したり、コードの再利用をしやすくするためにスクリプトクラスを作成することができます。
7. 共有コンテンツのカスタマイズ
- 全共有コンテンツは現在、動的かつ汎用的な手法で処理 されます。カスタムスクリプトにより、新たなコンテンツタイプを作成して処理したり、それらをサーバに保存することも可能です。
8. UC-win/Road 9.0.4の実装
- VR-Cloud®バージョン5.2は、UC-win/Road 9.0.4を基に作られていますので、多くの新機能や改善点が含まれております。
9. 不具合の修正とシステムの改善
- 今までのリリースと同様に、VR-Cloud®バージョン5.2は複数の不具合の修正と、システムのパフォーマンスと信頼性の向上による改善を含んでおります。
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5.02.01 |
'14.04.30 |
■主な改良点 1. UC-win/Road Ver.9.01.00対応 |