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3D・CGによるゲームコンテンツとVR技術の展開
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| 3D・CGコンテンツ事業を展開するCRAVA社による本連載では、同社のゲームコンテンツ関連技術とUC-win/RoadのVR技術とのコラボレーションによる新たな展開から、クリエイター陣による企画・制作のノウハウまで、様々な内容を紹介していきます。今回は「UC-win/Road×ローズオンライン」コラボレーションの第2弾として、ゲームデータをUC-win/Road用に変換する際の実践的な方法について解説を行います。 |
■執筆 CRAVA社 http://www.crava.co.jp/
2015年4月にフォーラムエイトと事業統合。汎用性の高い3D製作・デザイン技術で、2009年の設立以来、3DCGや3Dコンテンツそのものだけでなく、PC・スマートホン向けのアプリ、ゲーム、Webデザインなど、様々な領域での実績がある。 |
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ゲームデータをUC-win/Road用に変換実践編
UC-win/Road×ローズオンライン |
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■コラボレーション第2弾概要
今回はローズオンラインとのコラボレーション企画第2弾になります。
内容としては、ローズオンラインの惑星【エルダン】をモチーフにジャングルのような世界観のストーリーです。森に囲まれたジャングルをスタートし、途中で湖に入り魚を捕獲するイベントゲームにしました。
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■UC-win/Road用データ作成・組み込み（FBX）
【エルダン】で使用されているゲーム用ツリーのデータをピックアップ。ポリゴン数が少なくても葉っぱの組み方によって表現が変わります。
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| ■FBXモデル |
■テクスチャデータ（黒色透過） |
UC-win/Roadでは葉っぱのデータ黒色を透過することができます。
FBXシーンの読み込みボタンを押し、FBX登録画面を出します。構造タブから木のモデルを選択し鉛筆マークを選択します。
FBXノードの編集画面が出ますので、拡散光のテクスチャの新規追加を押し、テクスチャを開きます。透過性タブのテクスチャも先ほど追加したテクスチャを選択します。黒を透過にするにチェックを入れ確定します。FBXシーンの編集画面でオブジェクトにテクスチャが貼られたことを確認し、確定します。黒色部分が綺麗に透過されます。
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■キャラクターデータの組み込み（FBX）
アニメーションをさせたいので骨とアニメーションを含んだFBXを作成します。ファイル名は【fish】とします。
魚型3Dモデル、各種セットアップされたデータ。体の部分【fish1】ヒレの部分【fish2】の2つのモデルで構成されています。 |
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キャラクタの読み込みボタンを押し、キャラクタの登録画面が出たらFBXの読み込みボタンを押してFBXデータを開きます。FBXシーンの編集画面にモデルが表示されます。
テクスチャを表示させたいので構造タブのfish1を選択し鉛筆ボタンを押します。fishモデルは体とヒレが別パーツになっているのでそれぞれテクスチャを読み込みます。
テクスチャが貼られていることを確認したら右上にあるアニメーションボタン（緑の右矢印）でアニメーションすることを確認できます。fishモデルを泳がせるには、道路平面図画面で編集します。飛行ルートを作成し、キャラクタインスタンスの編集画面で移動ルートを編集します。
交通流のスタートボタンでパスに沿って動くキャラクターを確認することができます。
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| (Up&Coming '16 盛夏号掲載) |
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