橋百選 |
BRIDGES 100 SELECTION |
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1. ニセコ大橋 ニールセンローゼ橋 |
橋長 ● 380.0 m 幅員 ● 12.0 m |
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雪を抱いたニセコ連峰を背景にした秀麗な橋は誠に素晴らしい光景である。橋体色も「ニセコの四季」にマッチするような配慮で決められいる。
2. 旭橋 ブレースト・リブ・キャンチレバー・タイドアーチ橋 |
橋長 ● 224.5 幅員 ● 18.3 m |
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石狩川が牛朱別川と合流する箇所に架けられており、旭川市のシンボルとなっている。1932年(昭和7年)竣工、札幌市の豊平橋、釧路市の幣舞橋と共に北海道三大名橋といわれたが架橋当時の姿を残しているのはこの旭橋のみである。雪が積もった橋もオツなものなり・・!
3. 星の降る里大橋 PC 斜張橋 |
橋長 ● 265.0 m 幅員 ● 18.3 m |
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橋名は芦別市の観光宣言として「星の降る里・芦別」に由来するもので、新しい街づくりと共に地域のランドマークとなっている。厳寒地にも係らず、冬期施工を実施する為、色々な技術開発がされた。当橋の至近地の架けられている「吊橋:旭歩道橋」も見逃せない橋の一つである。
4. 第三雨竜川橋梁 トラス橋 |
橋長 ● 100.97 m : トラス部 45 m 幅員 ● 45 m |
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「旧国鉄深名線」の当橋は幌加内町の雨龍川上流にある。平成7年深名線は廃線となったが本橋梁は地元保存会の活動により往時のまま残されている。中央部のトラス橋は、ポン・カムイコタン渓谷に架けられており、架設には道内初のケーブルエレクション工法が採用され、難工事であった。近くには「森と湖の里ほろかない」道の駅や温泉がある。平成21年には、土木学会選奨土木遺産に認定され、観光・文化遺産として保存・利用されている。
5. 白鳥大橋 吊橋 |
橋長 ● 1380.0 m (支間720.0m) 幅員 ● 14.3 m |
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室蘭湾に架かるこの橋は工場群と羊蹄山を背景にし色々な角度から楽しめる東日本最大の自動車専用吊橋である。積雪等寒冷地の吊橋ゆえ、着雪強風や振動等への対策として様々な最新技術が採り入れられている。別名「白鳥湾」と謂れており、<スワンホワイト>の橋体色もライトアップに映え、日本夜景遺産と認定されている。
6. 山線鉄橋(旧名:湖畔橋) ピン結合トラス橋 |
橋長 ● 61.0 m 幅員 ● 単線橋 |
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北海道を代表する湖の一つである支笏湖に日本の橋梁史で貴重で重要な遺産として現存されているのが、湖畔橋である。明治15年英国より招聘された技師長ボナール氏の設計によるもので、当時は官設鉄道上川線に架けられていたが、その後は輸送量の増加により、架け替えられ更には王子製紙の軽便鉄道として活用され、現在は湖畔橋として「歩道橋」となり、地元民に親しまれている橋である。
7. 舞鶴橋 ランガーアーチ橋 |
橋長 ● 42.9 m 幅員 ● 5.8 m |
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道道恵庭栗山線の千歳川に架けられていた舞鶴橋は、新橋完成によりその役割を終え、現在は長沼町にて保存されている。歴史的にも、我が国最後の陸軍特別大演習による重車両輸送の為、緊急建設され、千歳川の治水にも貢献した記念すべき橋でもあった。平原の大空に弧を描き、水面に写る壮麗な姿は今でもその名橋の面影を残し地元の人々に親しまれている。
8. 創成橋 石橋 |
橋長 ● 6.9 m 幅員 ● 24.71 m |
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1869年建造された札幌市内で最古の橋である。2011年に当時の石造アーチ橋として復元された。東京にある国内道程基標となっている<日本橋>と同じく北海道の元標をなっている。札幌を訪ねた時は、必見の橋である。
9. 幌平橋 単弦ローゼ橋 |
橋長 ● 160.6 m 幅員 ● 19.0 m : 北側部 22.2 m |
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アーチ部に階段が設けられ、河畔の花火大会ではそれを登り、楽しめる工夫がなされている。札幌市と姉妹都市になっていることから「ポートランド広場」と命名され、市民に愛され、親しまれている。
10. 石狩河口橋 斜張橋&連続鈑桁 |
橋長 ● 1412.7 m ・ 中央径間160.0 m 幅員 ● 19.0 m |
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道内の国道に架かる橋では一番長い橋であり建設前までは「動く国道」の渡船が昭和53年に廃止されたのは懐かしい想い出となっている。観光地が多いオロロンラインでは忘れられない橋の一つである。
11. ミュンヘン大橋 2径間PC斜張橋 |
橋長 ● 171.7 m 幅員 ● 28.6 m |
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札幌市内で豊平川に架かる美しい橋であると市民に愛されている橋である。橋中央にはベンチや展望テラスが設けられ川や近隣の山々を眺望される工夫も特異である。姉妹都市ドイツのミュンヘンを髣髴とさせる橋名でとても美しい橋である。 |
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(Up&Coming '13 晩秋の号掲載) |
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