1. 「東日本大震災3.11」の復興、 復旧に向けての橋梁それぞれ |
松川浦橋 松川浦橋と震災当日 |
橋長 ● 520.3 m 幅員・車道 ● 7.25 m 歩道 ● 2.25 m |
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震災前の全景 |
震災当日のビデオより |
相馬港周辺の原釜・尾浜と磯部両区を結ぶ橋で平成7年3月完成。現在は改修復旧工事用の車限定の通行である。
速く本来の機能が発揮出来ること祈念する次第である。
JR常磐線・全線開通に向けて 新地駅周辺の高架橋
(1)PCランガー橋 (2)SRCラーメン構造・単線高架橋 |
(1) 橋長 ● 38 m 幅員 ● 6.75 m |
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(1) |
(2) |
JR常磐線は震災以降「相馬〜亘理間」が不通で、全線開通は29年春を目指し工事が進行中。
将来を見据えた高架化や新技術駆使が期待されている。
大震災からの早期復興を図るリーディングプロジェクトとして復興支援道路建設事業
月舘高架橋/西楢這橋・楢這橋 阿武隈東道路の橋2題 |
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ディビダーク工法で施工中の月舘高架橋 |
山中で施工中の西楢這橋と楢這橋 |
大仏橋(おさなぎばし) 下路平行弦ワーレントラス橋 |
橋長 ● 218.3 m 幅員 ● 上り3車線、下り2車線 |
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国道4号福島南バイパス北端に位置し重厚感ある橋である。当初は福島城の別名「だいぶつ城」だったが、大正時代の作家 大佛次郎が著名となり「おさらぎ橋」と呼ばれるようになったそうな。
十綱橋 上路式鋼ブレースリブアーチ橋 |
橋長 ● 51.7 m 幅員 ● 6.5 m |
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奥州三名湯の飯坂温泉街を流れる摺上川に架かり、歴史は平安末期まで遡る(千載集和歌集)。
一時期は木製のトラス橋だったが、大正4年に新技術でアーチ橋となり、昭和19年の大火にも耐えた。
松齢橋 ボーストリング単純トラス橋 |
橋長 ● 175.8 m 幅員 ● 5.5 m |
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渡利村村長と福島町の有志の寄付で、明治16年船数15艘を連ねる舟橋を架けたのがルーツで橋名も「願わくば松齢鶴年永く…」を祈っての命名であったそうな。
不動沢橋 上路式ローゼ橋 |
橋長 ● 170 m 幅員 ● 11 m |
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磐梯吾妻スカイライン開通時の初代は上路式トラス、老朽化でローゼ桁橋に架替えられた。
井上靖が名付けた「つばくろ谷」の紅葉と信夫の里の冬の眺望を楽しめる。
横向大橋 PC9径間連続曲線箱桁 |
橋長 ● 350 m 幅員 ● 8.5 m |
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塩や米を運ぶ街道で難所の土湯峠は、積雪で長期の交通止めも屡々であり、その解消のため改良された。
磐梯朝日国立公園の景観や動植物との共存調和を図り、設計等経済性にも配慮した創意工夫に対し、平成2年度土木学会田中賞を受賞した。
十六橋と安積疏水 単純鉄桁橋 |
橋長 ● 88.4 m 幅員 ● 4.5 m |
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猪苗代湖にほど近い旧若松街道であり、弘法大師が16の塚を造り橋を建設したとする説話に由来している。
郡山発展の礎となった安積疏水用の水門が建設され、その管理橋兼用橋でもあったが、4代目で18径間の鉄製単純I型桁の独立した橋となった。 |