橋百選 |
BRIDGES 100 SELECTION |
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1. |
サンシャインブリッジ |
PC自碇式吊床版橋+RC固定偏平アーチ橋 |
三重県亀山市布気町の東名阪自動車亀山パーキングエリアに併設された
ハイウェイオアシス・総合公園亀山サンシャインパーク高塚池に架かる歩行者専用の橋です。吊床版橋と偏平アーチ橋の複合構造で、アーチ部と両端の斜材が吊床版にかかる水平力を相殺することで、通常吊床版橋に必要なアンカレイジが不要となり、簡素化した構造となっています。建設中の仮称ときめき橋で、2002年度土木学会田中賞を受賞しました。
橋長 68.0m 幅員 2.5m
志摩丸山橋は、平成元年(1989)の完成で、主要部がPC斜張橋の形式の優美な橋、奥志摩のシンボルとなっています。力強くモダンな造りで「日本の道百選」に選ばれたバイパスの途中にあり、リアス式海岸の岸と岸をつなぐ橋であり、英虞湾を一望できるビューポイントです。
橋長 113.4m 幅員 10.5m
淡いパールピンクに輝く志摩大橋は、2005年10月10日に志摩の1番大きなシンボルになる橋として開通しました。ニールセン橋は創設者のNielsenの名称に因んだもので、同構造の橋としては全国で4番目に長いものです。
橋長 234m 幅員 12.5m
4. |
末広橋梁 |
跳開式鉄道可動橋(ケーブルで持ち上がる形式) |
四日市港の千歳運河に架かる跳開式の鉄道用の動く橋です。中央径間が、門型鉄柱に架かって持ち上げられ、あたかも蝶つがいのような動きをします。普段は下ろした状態で橋の上を貨車が通りますが、運河を船が渡るときは橋がゆっくりとあがります。動く橋は、明治以来全国で約80程造られましたが、今も動いている橋は3例しかなく、末広橋梁は現役最古です。重要文化財に指定された最初の動く橋です。
橋長 57.98m 幅員4.1m
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●定五郎橋
一級河川鈴鹿川に架かる橋です。最初の橋は、明治41(1908)年に完成。この橋を架けることに生涯をかけた「前川定五郎」に因んで「定五郎橋」と名付けられました。大正2年の鈴鹿川流域洪水により、一部破損し、定五郎が村を回って募金をし、橋梁修繕が行われました。現在の定五郎橋は、昭和43年に完成しました。
橋長 312m 橋梁形式 鈑桁橋 |
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●宮川橋
宮川の下渡し(桜の渡し)地点に架けられたもので、度会郡小俣村(現小俣町)と宇治山田市宮川町(現伊勢市)を結ぶ「国道伊勢街道」の橋梁です。明治元年に初めて仮橋を設け、それ以後も12年・15年など、たびたび仮橋を架けています。現在は、コンクリートT桁橋となっている歴史ある橋です。
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●観音橋
津市内を流れる岩田川に架かる観音橋という名の自転車歩行者専用の橋です。この橋は七夕の「笹流し」が行われる橋です。普段は車が通れないので静かな橋ですが、七夕になると両側の欄干に大きな笹飾りが飾られ、とても華やかになります。国道23号線の岩田橋と、23号線バイパスの阿古木橋の中間にあります。
橋長 92m 橋梁形式 鈑桁橋
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●臨港橋
四日市港に大きな存在感を持つ橋です。歴史も古く、昭和6年に架設されて現在は3代目が活躍しています。もともとの入り江を利用して作られた港で発展するにつれ港が狭くなっていったため、この橋が必要となり建造されました。
橋長 73m 橋梁形式 跳開式可動橋 |
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(Up&Coming '10 秋の号掲載) |
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