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UC-win/UC-1/UC-CAD  開発状況・開発計画 2000年−2001年

■はじめに
 フォーラムエイトでは、1999年11月にExhibition'99を開催し、今後の設計のあり方を踏まえたフォーラムエイト製品の開発、製品への反映について、ご説明しました。また、本誌2000年1月号でも当社製品の今後の設計への対応として、2000年の製品開発方針をお知らせし、これに基づき製品の開発を進めてまいりました。今回は、これらに基づきリリースした製品と現在開発が進行中である製品についてご紹介し、合わせて2001年の製品開発計画をご報告いたします。
■製品リリース/開発状況
 図−1製品の分類と機能として挙げた「製品への反映」について、2000年の製品リリース状況と開発進行中の製品について、ご報告します。
製品への反映@(簡易な設計)
  ・簡易入力の充実
・設計-図面一連処理の充実
 BOXカルバート、擁壁あるいは、橋台など比較的小規模で高度な判断を要しないと考えられる設計については、これをいかに省力的に設計を行っていくかが今後の課題と考えます。フォーラムエイトでは、これらの構造物の設計ソフトとして各々設計計算ソフト、配筋図ソフトを提供していましたが、これを統合化し、さらに入出力インターフェースを刷新し、「簡単な操作で計算書、図面が作成できる設計支援ツール」として、提供を開始いたしました。昨年12月には、「BOXカルバートの設計」(図−2)、「擁壁の設計」をリリースし、現在「橋台の設計」の開発を進めており、3月のリリースを予定しています。
 この統合版のリリースにより、従来以上に安価な価格で製品を提供できるとともにさらに製品の品質、信頼性を高めることができると考えています。
製品への反映A(通常の設計)
・比較設計機能の充実
 保有耐力法での照査が必要な設計で、比較設計による経済的、合理的な形式選定などの判断を要する構造物として、基礎工などが挙げられます。これまでフォーラムエイトでは基礎形式毎に「杭基礎」、「直接基礎」、「鋼管矢板基礎」、「ケーソン基礎」、「杭基礎の保有耐力照査」などの製品を提供していましたが、これらを「基礎の設計」として一つの製品にまとめることとしました。共通データの重複入力を避けかつ詳細設計レベルでの比較検討が容易に可能な製品を提供すべく開発を進めています。
製品への反映B(高度な設計)
・先端技術の取り込み
 大規模で重要な構造物や路線全体の設計では、要求性能を高い精度で照査し、かつ自由度が高いながらも高度な解析技術の要求される傾向がさらに強まっていると考えます。また、公共事業のアカウンタビリティー向上が叫ばれる中、地域住民との合意形成をビジュアルな形で支援するツールも必要とされてきます。前者では、東京大学コンクリート研究室にて、長年に渡り培われた先端の研究成果をフォーラムエイトが製品化した「3次元FibreモデルによるRC構造物の動的非線形解析ソフト」、 UC-win/COM3(Fiber)(図−3)を昨年12月リリースいたしました。後者では、先進のコンピュータグラフィック技術を用い、3D景観設計、走行シミュレーションを実現するUC−win/Roadを昨年5月リリースしています。
製品の分類と機能
▼図−1 製品の分類と機能(Exhibition'99講演会スライド)
分類1 分類1 設計のあり方 製品への反映
FORUM8 リリース/開発状況 2000年
(Windows化、SI単位対応は含まず)
簡易な
設計
小規模
構造物
高度な判断を
特に必要としない
簡易入力の充実
設計、図面
  一連処理の充実
UC-1/UC-CAD統合製品
統合化製品名 リリース時期 統合対象製品
橋台の設計 2001.03.26 逆T式橋台の自動設計計算
重力式橋台の設計計算
橋台配筋図
BOXカルバートの設計 2000.12.08 BOXカルバートの設計計算
BOXカルバート配筋図
擁壁の設計 2000.12.08 擁壁の設計計算
擁壁配筋図
通常の
設計
中規模
構造物
保耐法による設計
ある程度の比較設計、検証
項目規定型の設計
比較設計機能の充実
UC-1統合製品
統合化製品名 リリース時期 統合対象製品
基礎の設計計算 2001.02.27 液状化の判定
杭基礎の地震時保有水平耐力
杭基礎の設計計算
直接基礎の支持力計算
鋼管矢板基礎の計算
ケーソン基礎の設計計算
地中連続壁基礎の設計計算
土留め工の設計計算
(アンカー対応統合版)
2001.03.19 土留め工の計算
土留め弾塑性解析
高度な
設計
大規模
構造物

路線全体
自由度の高い設計
損傷のコントロール
ライフサイクルコストによる設計
性能照査型の設計
先端技術の取り込み
(WCOMD、
  winシリーズの充実)
UC-win新製品/統合製品
統合化製品名 リリース時期 統合対象製品
UC-win/Road 2000.05.09 新規リリース
UC-win/COM3(Fiber) 2000.12.11 新規リリース
UC-win/T&Wu 2000.11.27 UC-win/T&Wu
震度算出
UC-win/FRAME(2D) 2001.07.末 FRAMEマネージャ
FRAME(面内)
☆画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▼図-2 BOXカルバートの設計 ▼図-3 UC−win/COM3(Fiber)
■開発計画
 2001年の開発計画でも前述の「製品への反映」をさらに進め、今後の「設計のあり方」に対応できる製品を提供してまいります。
統合版(計算、図面、調書)では、「橋台」以降、「杭基礎」(RC杭など図化含む)及び土留め(図面含む)、「橋脚」(配筋図など図面含む)の開発を進めていく予定です。
 コンクリート構造解析プログラムでは、完全3次元解析と言えるUC-win/COM3(Plate)の開発に着手します。一般構造解析プログラムとしては、UC-win/FRAME(2D)を、UC−1FRAMEの上位版として6月にリリースし、さらにこれを拡張する形でUC-win/FRAME(3D)の開発を進めます。このwin/FRAMEシリーズは、UC−win/Roadへ3次元の構造モデルを連動させることができます(図−4)。UC−win/Roadも平面交差、各種地図情報の読込、概算土量算出など機能アップを行い、無償でユーザへの提供を予定しています。さらにUC-win/PCのリリースなどUC-winシリーズの充実を図る予定ですが、既存製品の改良及び基準類改訂時の迅速な対応も行ってまいります。2001年もフォーラムエイト製品にご期待下さい。
▼図−4 UC−winシリーズ関連図
FORUM8 開発計画 2000年〜2001年
● 統合版;(計算;図面;調書)
簡単な操作で計算書、図面が作成できる設計支援ツール
ステージ1 擁壁
ボックスカルバート
2000年12月 8日
2000年12月 8日
ステージ2 杭基礎
橋台
2001年 上期
2001年3月 26日
ステージ3 土留め
橋脚
2001年 下期
備考 杭基礎、異種混合杭への対応、補修補強設計・保耐法のサポート
● コンクリート構造解析プログラム(winシリーズ製品)
先端の研究成果を取り込んだコンクリート構造物の性能照査、解析プログラム
ステージ1 win/WCOMD
平面構造物の面内材料非線形解析
リリース済み
ステージ2 win/COM3(Fiber)
Fibreモデルによるコンクリート立体構造物の幾何学的、材料非線形解析
2000年12月 8日
ステージ3 win/COM3(Plate)
積層プレートモデルによるコンクリート立体構造物の幾何、材料非線形解析
2001年 末
● 合意形成;景観設計支援プログラム(winシリーズ製品)
高品質の設計が求められる時代に不可欠なプロェクト推進支援ツール
win/Road
3D表現による道路設計、走行シミュレーション
地元協議資料、合意形成支援ツール
リリース済み
備考 平面交差点編集機能開発中
FRAME2D、3Dからの3Dモデルの取り込みを予定。
上記の機能のサポートまでを無償で行う予定。
将来的には交通シミュレーション機能(OriginからDestinationへの走行、信号処理等)を充実させる
● 一般構造解析プログラム(winシリーズ製品)
容易なモデル作成を実現した骨組み構造解析支援ツール
ステージ1 win/FRAME(2D)
2次元平面構造物の面内面外線形解析
2001年 7月
ステージ2 win/FRAME(3D)
立体構造物の幾何学的非線形、材料非線形静的、動的解析
2001年 9月
備考 FRAME3D;棒要素のみ、格子計算による活荷重集計を含む
リリース後板要素への拡張を予定。
● 構造物設計プログラム(winシリーズ製品)
3D表現で楽しみ、考える構造物の設計支援ツール
ステージ1 win/RC
コンクリート下部構造物の設計
リリース済み
ステージ2 win/PC
等桁高PC橋梁の設計
2001年 8月
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