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PSQ(パッケージソフト品質認証制度)
- ソフトウェア製品の品質を証明することは利用者のためだけでなく、ソフトウェアメーカーにとっても非常に大切です。PSQは、国際標準に準拠した第三者適合性評価制度であり、ソフトウェアの品質説明力を強化し、その証となるものです。フォーラムエイトではこの認証制度の取得に向けて、いちはやく取り組みを進めています。
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PSQとは
PSQ(Package Software Quality Certification) とは、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会が創設した、パッケージソフトウェア品質認証制度(PSQ
認証制度)で、2013年6月にスタートしました。
ソフトウェア品質の国際規格としては、ISO/IEC 25000 シリーズという規格があり、この中に、商用のパッケージソフトウェアを対象とした、品質の要求と評価についての国際規格(ISO/IEC25051)があります。本認証制度は、この国際標準とその日本語版(2011年に「JIS X25051」として公開)に準拠した第三者適合性評価制度として設計されています。
また、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が進める「システムにおけるソフトウェアの信頼性・安全性等に関する品質説明力強化のためのガイドライン」に沿った制度でもあります。
ソフトウェアの「品質説明力強化」の基本的考え方
具体的には、パッケージソフトウェアのカタログや説明資料などに、品質についての情報が正確に記述されていること、また、その内容がテストや検証作業によりソフトウェア機能として十分に実装されていることを確かめ、ソフトウェアの品質を認証します。つまりPSQ は、ソフトウェアの機能の使用性、信頼性や安定性など、さまざまな項目についての品質説明力を強化し、その証として付与されるものといえます。
ソフトウェアが重要な機能の実現に関わる製品・システムにおけるソフトウェアの信頼性や安全性等に関する品質について、供給者が示す利用者に対する説明の適切性を、第三者が基準に照らして評価し、利用者にその結果をわかりやすく提供することが、「品質説明力強化」の基本的な考え方です。
PSQにおいて重要なこと
PSQ においては、想定されるパッケージソフトウェア製品の利用者、利用目的、利用状況(環境)を特定し、明確に示すことが大切です。また、製品の不具合や誤使用等によるリスクに応じて影響度合いの設定が行われ、それに応じてその監査レベルが異なってきます。
前述したような品質説明力の強化という観点では、カタログやマニュアルなどに記載の製品説明とソフトウェアの機能が一致していることが確認できることも、非常に重要なことです。
PSQ導入の目的とメリット
PSQ認証制度の主な目的としては、次の3点が挙げられます。まず、ソフトウェア製品の品質説明力強化により、利用者が安心して製品を購入できるようにすること。次に、国際市場における日本製品の品質について、正当な評価を確立すること。
最後に、利用者の潜在的なリスク低減と快適性・利便性の向上です。品質の見える化で利用者に安心を与えたい、社内の品質を高めたい、また、海外進出を行っている(目指している)ソフトウェア製品提供企業などが、申請の対象となります。
フォーラムエイトにおけるPSQの取り組み
フォーラムエイトでは、2013年6月にスタートしたばかりのこの認証制度の取得に向けて、いちはやく取り組みを進めています。この活動を通して、ソフトウェア会社として、ユーザの皆様により安心してご利用いただける製品を提供と、国内・国外における信頼・評価の獲得を目指しております。
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