New Products |
|
|
●最新版製品価格 |
●リリース 2013年2月8日
UC-1/橋梁下部工シリーズ |
|
|
|
Ver.1では、完全に中国基準に準拠した製品ではなく、日本基準で計算を行っている箇所もありました。Ver.2では、中国の基準である「道路橋梁通用基準(JTD D60-2004)」に準拠した設計計算を行う製品として開発いたしました。
本製品は、RC断面計算(中国基準版),土留工の設計(中国基準版)に続く、中国基準対応製品の1つとなります。
|
■図1 メイン画面 |
|
中国基準では、荷重組合せ(荷重タイプ)が4種類あり、組合せI(基本組合せ)、組合せII(偶発組合せ)、組合せV(短期組合せ)、組合せIV(長期組合せ)としています。それぞれの組合せには使用方法が決まっており、組合せIは日本基準でいうところの常時ケース、組合せIIは地震時ケースとなります。組合せVとWは特殊なケースで、2つを組み合わせて用います。 |
中国基準では、荷重の種類は大きく分けると、永久荷重、変動荷重、偶発荷重の3つに分類されます。永久荷重には、躯体自重、上部工反力、土圧力などが含まれます。変動荷重には、自動車荷重、自動車荷重による土圧、群集荷重、温度荷重などが含まれます。偶発荷重には、地震力、地震力時土圧が含まれます。これらの荷重それぞれに、荷重補正係数を乗じて作用力を計算します。さらに、変動荷重の荷重数によって係数が変わる補正係数もあります。
|
■図2 荷重補正係数一覧 |
|
本製品では、直接基礎と杭基礎の安定計算に対応しています。直接基礎の安定照査項目は、転倒、滑動、支持力度の3つになります。各項目によって、適用する組合せが決まっています。例えば、転倒と滑動の照査には、組合せTとUを用います。支持力度照査には、組合せVを用います。また、組合せTとUは、そのまま用いるのではなく、組合せTに対しては荷重補正係数を1とした場合の荷重を、組合せUに対しては地震時の影響を除いた荷重を用います。
杭基礎では使用頻度の高いPHC杭と場所打ち杭の2種類の杭種に対応しています。また杭本体の断面照査まで行えます。中国基準での地盤反力のモデル化は、図3のように三角形(台形)分布としています。
のまま対応できないため、層を細分化し等分布な地盤反力で台形分布に近似させることで対応しました(図4)。
|
|
|
■図3 中国基準の地盤反力モデル |
|
■図4 地盤反力モデル化 |
|
断面計算プログラム自体は既にRC断面計算(中国基準版)で作成済みですが、限界状態による断面照査でしたので、今回、新たに使用状態による断面照査を作成しました。使用状態による断面照査は、ひび割れ幅の算定を行い、許容ひび割れ幅以下であることを照査します。ひび割れ幅の計算には次式を用います(式1)。
|
日本語基準の橋台の設計と同様に、照査結果から橋台の一般図、配筋図などの図面を生成することができます。
|
■図5 図面確認画面 |
|
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|