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バージョン20で予定されている新機能を紹介します。
Maxsurf Stability(Hydromax) |
風圧面プロファイル-風向
サーフェイスの投影方向を示す風向:90°は横方向への投影を表わし、0°は長手方向の投影の向きとなる。角度の符号に依存しないため、0°から180°の間の角度の設定が可能です。
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■図1 風圧面積:90°(上)および70°(下) |
ヒールの影響
Maxsurf Stabilityは、正立(ヒール無し)時の風圧投影面かヒールした本船の実際の風圧投影面かを選択する機能を備えます。選択は、Edit|Preferencesダイアログにより指定します。各ヒール角毎の風圧投影面の計算は、解析の計算時間を大幅に拡大することに注意して下さい。クライテリア(基準)評価では、水面下横投影面と正立時(ヒール無し)面積中心が常に使われます。しかし、風ヒールモーメントは、Preferencesダイアログで選択されていれば、実際の傾斜時(ヒール有り)風圧投影面が使われます。
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■図2 正立もしくは傾斜風圧投影面の選択ダイアログ |
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■図3 正立時の風圧投影面の計算が 全てのヒール角で使われる |
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■図4 傾斜時の風圧投影面を使った風圧面の計算 |
風圧サーフェイスのグループ定義
風圧面は、Display|ContourダイログのWindage Profile’を有効にすることにより表示できます。
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■図5 |
新マーカー機能
マーカー機能にいくつかの新機能が加わりました。これらは、膨大な量のマーカー(レーザースキャンの入力など)に対してサーフェイスフィッティングを行なう際等で使われます。
まず最初に、割り振られたサーフェイスに対する距離によりマーカーを色分けする機能。全てのマーカーが正しくサーフェイスに割り当てられている(マーカー表やマーカー属性などにより)ことを確かめ、Markerメニューより、Measure Surface Errorを選択します。
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■図6 割り当てられたサーフェイスからのマーカーの距離を計測 |
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■図7 Edit Preferencesダイアログで、
”Show Marker Error with color gradient”を選択 |
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■図8 マーカーはサーフェイスからの距離に応じて、
カラーコーディングされている(濃い青:近い、赤:遠い) |
2つ目は、サーフェイスからの距離が許容値よりも小さいマーカーを隠す機能。マーカー表に許容距離値を入力する(フィルダウン機能が便利)。そして、Display|Markersメニューより、”Hide
Acceptable Markers”を選択します。
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■図9 |
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■図10 割り振られたサーフェイスからの距離が
許容値より小さいマーカーが非表示になっている |
Maxsurfセミナー |
●開催日 : 2013年12月20日(金)9:30〜16:30
●本会場 : 東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢 にて同時開催
●参加費:1名様 \18,000 |
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(Up&Coming '13 晩秋の号掲載) |
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