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サポートトピックス / UC-1シリーズ |
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矢板式係船岸の設計計算のなぜ? 解決フォーラム
矢板が受ける土圧強度の任意指定/新材質で検討する方法について |
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一般的な矢板壁であれば、本プログラムで内部計算される土圧強度をそのまま使用して断面力や変位等を算出すれば良いはずですが、計算上の都合や施工上、別基準の土圧算定式を適用する場合など、別途算出した土圧強度を矢板壁に直接載荷させて検討できると便利な場合があります。Ver2.0で拡張された機能(土圧強度の直接入力)を用いる方法を説明します。実際の土圧強度の直接入力は、地層の上下面で入力することになります。
<操作手順>
自動計算した土圧強度に、任意の値を追加したい場合の手順は以下のようになります。
(1)最初は直接指定を設定せずに、解析を行ってください
(2)解析が終了したら、[結果確認|土圧分布表]から土圧強度分布表の画面を開きます
(3)左下の「CSVファイルに出力」を押下し、任意の名称でファイルを保存します
(4)(1)のデータについて、今度は土圧強度の直接指定を行う設定に変更します
(5)[入力|土圧強度]の画面で、左下の「読込」を押下し、(3)で保存したCSVファイルを読込みます
(6)読込みが終了したら、各ケースごとに荷重値を追加(編集)します
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■図1 通常の土圧強度算定 |
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■図2 主働土圧強度の直接指定 |
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デフォルトで材質選択にない新材質で検討する場合はどうすればよいですか? |
<タイブル登録例>
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■図3 タイ材の基準値登録画面 |
<登録手順>
「タイブル」は本プログラムのタイ材データとして選択できる種類を用意しておりません。通常、計算する事ができませんが、タイ材のデータをメニュー「基準値|設計用設定値|材質テーブル|タイ材」で新規追加した後、「部材−タイ材」画面の使用材質番号で選択して頂く事で、新しいタイブルで検討を行う事ができます。
<鋼矢板の登録例>
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■図4 鋼矢板の基準値登録画面 |
<登録手順>
デフォルトで取り扱える「鋼矢板」の材質データとしては、上記のとおりです。
この画面で新規に登録したい鋼材「鋼矢板(ハット型)」として、No9に追加します。
その後、初期入力−前面矢板壁の種類で「鋼矢板」を選択して、鋼材No9として設定すれば、新しい鋼矢板で検討を行う事ができます。 |
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(Up&Coming '13 晩秋の号掲載) |
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