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車両軌跡/駐車場作図体験セミナー |
CPD |
●開催日 :2014年5月29日(木) 13:30〜16:30
●本会場 : フォーラムエイト品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢にて同時開催
●参加費 : 無償 |
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車両軌跡作図システム」は「セミトレーラ及びフルトレーラの直角旋回軌跡図の様式(JASO Z 006-92), 社団法人自動車技術会」などの資料に記されている作図理論に基づき車両の走行軌跡を計算・作図するシステムです。
Ver.3で予定している主な改訂内容についてご紹介いたします。 |
セミトレーラの切り返し走行に対応しました。
切り返しに必要なセミトレーラのバック走行については、当社が調査した範囲では世の中に明確な作図理論がないため、独自の方法を考案しました。基本的には前進の手法を応用したような方法で走行軌跡を計算し、図1のように作図を行います。
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■図1 セミトレーラの後退の軌跡例 |
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■図2 3D・VRによる可視化 |
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車両の詳細形状がある場合、図面に反映することができる機能を追加しました。車両の詳細形状はCADファイル(AutoCADファイル、SXFファイル)のインポートに対応しており、読み込んだ詳細形状と簡易(矩形)形状をすり合わせます。計算した軌跡の中から詳細形状を反映する軌跡を指定すると、図面生成で指定した軌跡が詳細形状で作図されます(図3)。
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■図3 図面生成(詳細形状を反映) |
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現在対応している「通常旋回」「据え切り旋回」に加え、新たな旋回方法としてクロソイド曲線による緩和区間を考慮した「通常旋回(クロソイド曲線法)」に対応しました。
クロソイド曲線はカーブの前後に緩和曲線として導入することにより、車の急激な加速度や回転角速度の影響を緩和することができるため、道路線形の設計時に比較的よく使用されている手法です。これを新たに追加することにより、さらに柔軟な車両軌跡の作図が可能になると考えられます。本手法で作図した軌跡の例を図4に示します。
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■図4 常旋回(クロソイド曲線法)」の軌跡例 |
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ご紹介した以外にも、(1)後輪舵取りやトレーラの操舵をコーナーごとに指定できるように機能改善、(2)図面生成においてレイヤを複数層で生成するように機能拡張、などの対応を行う予定です。
今後も皆様からのご要望を取り入れて改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。 |
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