New Products |
|
|
●新規価格 |
Architecture日本語版:未定
Engineering日本語版:未定 |
●リリース 2015年 10月
UC-1 建築/プラント |
|
|
AllplanはドイツのCADメーカー Allplan GmbH(旧:Nemetschek Allplan System GmbH)により開発されているBIM統合ソリューションです。今回は、Allplan 2016をの新機能をご紹介いたします。 |
新しい3Dモデリングカーネルの採用
Allplan 2016では、シーメンスPLM社のParasolid 3Dカーネルが採用され、3Dモデリング機能が大幅に向上しています。円、スプライン、球、円柱等は既存の定義から一新され、新しい3D要素となった他、3DCADで用いられる一般的なソリッド形状を取り扱うことが可能です。また、形状作成機能としても、既存の機能が刷新され、面取り、フィレット等の編集や、ロフト、パススイープでの形状作成が追加されています。複雑な建物や構造物の形状を作成でき、なおかつ曲面をそのまま扱うため精度がよく、データ量が小さいデータ表現となっています。
|
|
■図1 新しい3Dカーネルを使用した形状作成 |
|
オブジェクトナビゲーター
プロジェクト内の概要を把握するための機能として、オブジェクトナビゲーターが追加されました。プロジェクト内のオブジェクトをリストで表示し、プロジェクトに何が含まれているかを容易に把握可能です。オブジェクト種類、レイヤー、図面ごとにリストが表示され、要素の表示・非表示の切換え、要素選択や選択要素の確認が容易になりました。 |
|
■図2 オブジェクトナビゲーター |
|
マルチディスプレイ対応
これまではAllplanのウィンドウ内に図面や3Dモデルを表示するビューポートの複数作成できましたが、ウィンドウから外への移動は対応していませんでした。Allplan
2016ではウィンドウの範囲を超えたビューポートの配置に対応しました。また、ビューポートをAllplanのウィンドウがあるディスプレイとは別のディスプレイにも配置することも可能ですので、マルチディスプレイ環境により作業効率化が図れます。
|
■図3 マルチディスプレイ対応 |
|
|
CineRenderアンビエントオクルージョン対応
Allplan 2015からMAXON社のレンダリングエンジンを用いたCine Renderを搭載しておりますが、Allplan 2016では部屋の隅や角で照明効果が弱くなるアンビエントオクルージョン効果に対応しています。これにより、さらにリアリスティックなレンダリング画像の生成が可能です。
|
■図4 CineRenderのアンビエントオクルージョン対応 |
リアルタイムレンダラー ホワイトモデル対応
リアルタイムレンダラー機能については、テクスチャや色の設定を考慮しないホワイトモデルを作成可能になりました。マテリアルに左右されない純粋なデザインのみを確認する際に便利な機能です。 |
その他、従来機能の拡張や再構築が行われています。パスに沿った断面図作成での表記機能の拡張や、鉄筋の直接修正機能の強化、ライブラリの再構築等行っており、使い勝手が向上しています。入出力フォーマットについては、新たにLandXMLからの平面線形、地形点のインポート、IFC構造解析モデルのエクスポートに対応しています。
Allplan 2016からライセンス認証が更新され、プロダクトコードを使用して認証いたします。ドングルを用いたライセンス認証はAllplan 2016以降提供されませんので、ご注意ください。 |
今後、フォーラムエイト製品との連携対応を強化し、BIM/CIMを使用した業務において3次元設計を活用できるよう、Allplan日本語版の開発や提案を進めてまいります。どうぞご期待ください。 |
(Up&Coming '15 秋の号掲載) |
|
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|