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●新規価格 163,000円 |
●リリース 2016年3月
UC-1 地盤解析/ 地盤改良 |
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「改良地盤の設計計算 Ver.5」では、主に「建築基準:浅層混合処理工法」について下記の機能拡張・追加を行ないました。
また、その他の基準についても、機能拡張、改善等を行っております。以下のその概要を紹介いたします。 |
浅層混合処理工法において多層地盤の入力に対応しました。多層として入力する場合、層毎に単位体積重量、内部摩擦角度、粘着力を指定します。入力層数に制限はありません。地下水位も指定可能です。下部地盤に作用する接地圧には多層地盤の重量が考慮され、下部地盤の土質条件を考慮した許容鉛直支持力を算出します。
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▲図1 浅層混合多層地盤モデル |
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浅層混合処理工法の検討を多層地盤として入力する場合、改良厚の自動計算が可能となります。自動計算の場合は、最小改良厚と計算ピッチを指定し、最小改良厚から改良厚を増加させながら繰り返し計算を実行します。全ての照査がOKとなったときに計算を終了し、改良厚を決定します。決定した改良厚については、通常の検討と同様に、結果確認画面および詳細計算書で確認することができます。入力した地層の下端まで改良しても計算がOKとならない場合は、最終深度の結果を表示します。
また、改良厚を決定する過程で計算した各改良厚の計算結果については、一番厳しい荷重ケースの結果を一覧表として出力しています。
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▲図2 改良厚ごとの結果一覧 |
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小規模建築物基礎設計指針(第3刷)の許容支持力
建築基準の深層混合処理工法時に2層地盤としての検討を行う場合、下部地盤の許容支持力度は「建築基礎構造設計指針」に記載の式で算出しておりました。今回、許容支持力度の算出式として下記の「小規模建築物基礎設計指針(第3刷)」の式を選択可能としました。
擁壁下の改良の指定
建築基準の深層混合処理では、偏土圧時の検討の有無が指定できますが、偏土圧時の検討は擁壁下の改良として改良体底面の支持力や滑動の計算を行います。今回、偏土圧の指定とは別に擁壁下の改良の指定を設けましたので、擁壁下の改良でも偏土圧の検討は不要な場合に対応可能となりました。擁壁下の場合は、X方向のみの照査となり、作用力として単位幅あたりの指定も可能となります。
円弧すべり計算モデルの描画
円弧すべり画面では、円弧すべり中心位置の座標やその範囲を指定します。その位置がモデル上のどの位置にあるか入力時にわかるように、画面上で確認できるようにしています。 |
ご紹介した改定内容の他にも機能の改善を行っております。
今後もユーザ様からのご意見,ご要望を取り入れ改善・改良を加えて参ります。どうぞご期待ください。 |
(Up&Coming '16 春の号掲載) |
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