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地盤解析/地盤改良 |
補強土壁の設計計算 Ver.6
補強土壁の内的安定の検討、外的安定の検討、全体安定の検討を行うプログラム
●新規価格
●リリース |
284,000円
2018年10月 |
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「補強土壁の設計計算 Ver.6」では、主に次の項目に対応しました。
・補強土壁天端上の防護柵基礎
・二重壁ジオテキスタイル工法時の地震時の仮想擁壁拡張
・多数アンカー工法時の載荷荷重複数考慮 |
道路に適用される補強土壁では、一般的に車両や通行者の安全のため路肩に防護柵を設置します。「補強土壁の設計計算 Ver.6」では、壁面の上部の笠コンクリートの直上に、支柱のための独立防護柵基礎を設置した場合の検討に対応しました。
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図1 補強土壁天端上の防護柵基礎 |
L型独立防護柵基礎の検討が可能です。また補強土壁の設計では、防護柵基礎による地盤反力や衝突荷重を考慮した部材の安全性の照査を行えます。
考慮する衝突荷重は「防護柵種類」、「防護柵種別」から自動的に決定しますが、直接値を設定することも可能です。衝突荷重自動決定時に用いる防護柵種類は「剛性防護柵」、「たわみ性防護柵(砂詰め固定)」、「たわみ性防護柵(モルタル固定)」から選択できます。また衝突荷重は水平荷重だけでなく、衝突車両の前輪荷重として鉛直荷重を考慮することができます。
防護柵基礎の安定性の照査に当たっては、基礎底面における作用荷重の集計を行い、転倒,支持,滑動に対する安定照査を行います。また部材照査としては、たて壁部材やかかと版部材について、曲げ応力度の照査及び平均せん断応力度の照査を行います。
衝突荷重による水平荷重については、緩衝材としてゴムプレートや発泡スチロールを用いる場合には、補強土壁本体の安定照査には考慮しないものとされています。「補強土壁の設計計算
Ver.6」では、こういった場合でも防護柵が補強土壁に与える影響を算定し、補強土壁自体に作用する土圧力と同様に、固有の水平方向の作用荷重として考慮することも可能です。 |
二重壁ジオテキスタイル工法時の地震時の仮想擁壁拡張 |
二重壁ジオテキスタイル工法において、地震時には外壁と補強領域は一体的に挙動します。そのため外的安定計算に用いる仮想擁壁の考え方を拡張し、壁面材と排水層を考慮して検討できるように対応しました。仮想擁壁重量には外壁の自重及び壁面排水層の自重を考慮した重量を算定します。
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図2 二重壁ジオテキスタイル工法時の仮想擁壁形状 |
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多数アンカー工法において、載荷荷重の考慮方法を拡張し、複数パターンの荷重を考慮できるように対応しました。載荷荷重ケース毎に、各段のタイバー位置に作用する載荷荷重を個別に算出し、壁面に作用する土圧の算出時に、それぞれ算出された載荷荷重の合計値を用いて増分を算定します。
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図3 多数アンカー工法時の載荷荷重 |
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(Up&Coming '18 秋の号掲載) |
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