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UC-1シリーズ(計算−CAD統合版)製品やUC-Drawツールズにて図面生成を行った場合、「減長計算エラー」というメッセージが表示されることがあるが、「減長計算エラー」とはどんなエラーか?
どうしたら良いか? |
「減長計算エラー」メッセージは、鉄筋の曲げ加工を行う際に鉄筋の直線部が得られない(負の寸法となる)場合に表示されます。
例)鉄筋長の算出 : L1 = H - C1 - C2 ( H:外形寸法 C1,C2:かぶり )
曲げ加工 : A = L1 - R/tan(θ/2)( R:曲げ半径 θ:曲げ角度) |
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「減長計算エラー」メッセージが表示された場合は、メッセージ画面を閉じた後にエラーが発生している鉄筋の鉄筋記号が表示されますので、表示された鉄筋の鉄筋長を長くするか、鉄筋の曲げ加工を「曲げ作図なし」としてください。 |
●鉄筋長を長くする方法
・鉄筋入力画面で寸法を直接調整できる場合、エラー対象の鉄筋寸法を長くする。
・かぶり寸法が調整可能な場合、かぶり入力画面でかぶりを小さくする。
・形状寸法が調整可能な場合、形状入力画面で形状を大きくする。
・鉄筋径が調整可能な場合、小さい曲げ加工半径とするために鉄筋入力画面で鉄筋径を小さくする。
●鉄筋の曲げ加工の設定方法
・「図面作図条件 → 計算基準 → 加工図表記」画面を開き、エラーが発生している鉄筋径の「加工図の作図方法」を「曲げ作図なし・減長計算なし」に設定する。
注)本設定は鉄筋径ごとに設定しますので、エラーが発生している鉄筋と同じ鉄筋径を使用した他の鉄筋の加工図も本設定に従います。
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図面作図条件を他の製品で参照するには、どうしたら良いか? |
「図面作図条件」画面では、以下の設定を行うことが可能です。
・計算基準 : 曲げ半径 / 鉄筋最大長 / 寸法表記方法 など
・図面属性 : 図面サイズ / タイトル版 / 図面枠線 など
・線属性 : 線の色・幅 / 寸法線のサイズ / 引出線のサイズ など
・レイヤ属性 : 各基準に応じたレイヤタイプの設定
・図形属性 : 鉄筋表や変化表などの書式
・文字属性 :図面タイトルや図形タイトルなどの文字色・文字サイズなど
「図面作図条件」画面で設定した条件は、各製品の図面に関する情報フォルダ内の作図条件データファイル「UC_SAKUZU.SZJ」に作図条件データ名称を付けて保存することができます。 保存した作図条件データを参照する場合は、「図面作図条件」画面で「他製品の作図条件(SZJ)読み込み」ボタンを押下し、保存した図面条件データ名称を選択してください。
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(1)保存した製品のUC_SAKUZU.SZJを開く (2)目的の作図条件データ名称を選択する |
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