|
|
今回は、UC-win/Roadのカスタマイズ事例として、鉄道シミュレータをご紹介します。UC-win/Roadは道路と同様、鉄道線形も簡単に設定でき、さらに、電車作成において重要となる架線の設定も一括で行えます。踏切、信号、ポイントなどの切り替え表現が必要となる場合は、3Dモデルの可動設定を利用することができます。以下に適用例を示します。
●適用例1: 運行管理シミュレーション
外部ソースや(XMLファイルやネットワーク通信)などから列車位置情報を取得し、列車の運行イメージのチェックに使用できます。
・ 複数の列車をVR空間で運行
・ 運転席視点、客車視点、駅からの視点、上空視点
・ 鉄道や軌道走行の新交通システムの検討
●適用例2: 鉄道運転シミュレータ
鉄道運転シミュレータとして利用する場合、下記の特徴があります。
・ 最大4画面を使用して、臨場感あふれる運転席視点を表現。
・ 運転ログの出力、運転技能診断に利用。
・ 大型鉄道シミュレータ(右図)と組み合わせて、バーチャル訓練など。
●適用例3: 標識等の視認性チェックツール
下記のような利用法があります。
・ 標識設置前の視認性のチェック
・ 線路工事時の安全検証用など |
|
▲大型鉄道シミュレータ(イメージ図) |
UC-win/Roadカスタマイズ・鉄道シミュレータとしての用途をご紹介させていただきました。
VR表現だけにとどまらない、UC-win/Roadの今後の展開にご期待ください。
|
|
|
VR-Studioでの鉄道機能(予定)
・道路と同様の定義、断面は鉄道用を準備
・単一軌道を双方向に走行できる
・鉄道と道路の踏切を定義できる
・鉄道と車のインタラクションも考慮する |
|
主な鉄道機能: (VR-Studioで実現する機能一覧)
- 鉄道線路定義 Track Definition
- 鉄道線路定義地形生成 Track Definition
- 線路生成 Track Constructs
- 線路レンダリング Track Rendering
- 鉄道3次元モデル 3D Models
- 鉄道輸送車両 Railway Vehicles (Axle Locations)
- 鉄道輸送車両重量 Railway Vehicles (Minimum and Maximum Weights)
- 鉄道輸送車両性能 Railway Vehicles (Performance Parameters)
- 鉄道定義 Train Definition
- 鉄道定義車両性能 Train Definition (Performance Parameters)
- 鉄道動作 Train Movement
- 鉄道制御、間隔 Train Movement (Spacing)
- 鉄道制御、方向 Train Movement (Direction)
- 鉄道制御、ルート Train Movement (Routes)
- 鉄道制御、タイムテーブル Train Movement (Timetable)
- 鉄道交差点、信号機、障害物 At-Grade Crossings (Barriers and Lights)
- 鉄道交差点、信号制御 At-Grade Crossings (Barriers and Lights Activation)
- 鉄道交差点、優先 At-Grade Crossings (Priority)
- 鉄道交差点、交通制御 At-Grade Crossings (Road Vehicles Required To Stop)
- 鉄道トンネル Tunnels
- 鉄道橋梁 Bridges
|
|
■鉄道シミュレータ (列車運行シミュレータ)
|
|
(Up&Coming '09 新緑の号掲載) |
|
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|