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3Dスキャン出来形管理VRモデリング |
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3Dスキャニングと3DVRモデリングの組合せ比較による出来形管理サービス |
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●リリース 2011年7月
3DVRエンジニアリングサービス |
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公共土木工事における施工現場では、トータルステーション(“TS”と略す)の導入に代表されるように3次元情報を利用した情報化施工の導入が進んでいる。その中の重要な作業である出来形管理・品質管理は、情報を効率よく管理するプロセスが重要となっている。中でも、出来形管理においては、各自治体が公開している共通仕様書の「出来形管理項目と規定値」に示されている。
本サービスは、お客様がお持ちの基本設計データと現場実測データ(FORUM8が点群データを計測することも可能です)をご提供頂き、3DVRモデルデータを作成し同時に出来形管理帳票を作成して納品するサービスです。
帳票上の数値確認だけでなく、3DVR空間上で出来形形状の差分状況を視覚的に確認することで、よりリアルな状況把握、管理方法を提供できると考えております。
特に、作業員が安全に立ち入れない現場(例えば、被災直後の現場、法面が緩んでいて近づけない現場)などでは、レーザー計測装置等を利用したスキャニング技術により、瞬時に高精度な情報として取得可能な点群データの利用が注目されています(図1・2)。
3Dスキャニング方法 |
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■図1 点群データ計測システム |
■図2 点群計測画像例 |
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UC-win/Roadの点群モデリングプラグインを用いて点群データを読込み、地形面のモデリングが可能です。一般に、レーザ測量された生の点群データは数cm間隔で密に並んでいますが、この密に並ぶ点をそのまま使って地表面TINを生成するのは得策ではありません。そこで、点群モデリングプラグイン−地形パッチ生成では、0.1m〜数メートル間隔で点を間引くことにより対象箇所の地形面TINを効率良く生成し、地形モデリングを行うことが可能です。こうしてできた地形面と、あらかじめ設計されている盛土面(または切土面)との位置関係を、3DVR空間上で比較または目視確認することで、出来形管理を効率的に進めることが可能です。
点群データから生成した地形面TINデータを他システムでも利用可能とするように LandXML データへのエクスポートも可能です。
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■図3 点群計測データ |
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■図4 TIN 生成イメージ |
基準高さ |
-50 |
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法長L |
L<5m |
-100 |
L≧5m |
法長− 2% |
幅w1、w2 |
-100 |
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■図5 出来形管理基準および規格値の例 |
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Photog-CAD による地形面TINの作成、UC-win/Roadへのインポート |
デジタルカメラで撮った写真から地形面TINの作成、断面図、土量計算、積算などを行える「Photog-CAD」と呼ばれるツールがあります。フォーラムエイトでは、本ツールを日本建設情報総合センター(JACIC)様より入手し、ある現場の地表面TINを作成し、これをもとにUC-win/RoadにおいてVRモデリングが行えるかどうかを試行しました。
この結果、デジタルカメラで撮った写真から地形面TINの作成を経て、UC-win/Roadにおいて地形面VRモデリングを行えることを確認しました。
デジタルカメラ撮影、および、ツールによる計算処理を行い、UC-win/Roadにて読込確認することで、出来形管理の補助ツールとしても十分期待できると考えられます。
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