イタリア・ピサで開催されたサマーワークショップの研究発表の中で、ひときわ会場の注目を集めていた「UC-win/Roadデジタル漫画」。香港中文大学のマーク・アウレル・シュナベル氏とインゲ氏はこのプレゼンテーションの中で、写真から自動作成した漫画風の街並みの描写をUC-win/Roadで作成した道路の両側に配置したVRモデルを作成し、この中をリアルタイムでドライブするというデモンストレーションを行いました。
これは、すでにスマートフォン版のアプリケーションとしてリリースされている"Manga-Me"の技術を利用したもので、実際の写真のイメージをベースとして線を漫画風のテイストに強調し、色の濃淡を複数の種類のスクリーントーン風テクスチャによって塗り分けることができます。
この研究プロジェクトは、全5件の「W16 Summer Workshopビジネスモデリング奨励賞」の1つとして選定されました。現在、「UC-win/Road
Manga-Meプラグイン」としての実装を目指して、フォーラムエイトと共同で開発が進められています。 |
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▲"UC-win/Road Manga-Meプラグイン"の開発を進める香港中文大のシュナベル氏とインゲ氏 |
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