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▲まちづくり協議会で紹介されるJ−FORCE
(左から:山口企画・山口様、あおぞら財団・
傘 木コーディネータ、K.Iコンサルタンツ・石田様) |
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▲UC-win/Roadによるワークショップでの説明
(シミュレーションの模様がテレビでも報道された) |
今回は、個人事業者の集まりである協同組合的なグループとして活動されている
J−FORCEをご紹介いたします。
J−FORCEは、個人事業者の共同作業により道路設計、土木構造設計、景観設計などをコンサルタントなどの協力者として活動を行なう組織として2000年10月に結成されました。メインメンバーは現在9名で、山口企画、山口俊博様、K.Iコンサルタンツ、石田勝則様がリーダ的なメンバーとして活動されています。事務局を大阪府寝屋川市に置き活動されていますが、メンバー同士をネットで繋ぎ、複数の人員で業務を行えば、業務の規模、精度等もあがり、クライアントに対する経費も法人にするより少なくできると考えられています。これは、今後さらに業況が厳しくなると考えられる中で、これからの業務請負の一つの方法であると考えられています。主な業務は、道路設計全般、コンクリート構造物設計、景観設計、エクセルを用いたデータ処理などです。また図面作成はメインメンバー以外に複数の人員が協力されています。
J−FORCEは、その活動の中で今回、神戸市須磨区で発足したまちづくり協議会の技術コンサルタントとして、住民主導で進める道づくりの技術支援を行うことになりました。このまちづくり協議会は、神戸市西須磨地区の都市計画道路事業において、道路の一部区間を住民が設計するための協議会で天神町の自治会が主催で発足しています。当初の道路計画は4車線で、行政主体で進められていたものを景観や環境を考え2車線を基本として、遊休地に「歴史の道」や「住民センター」をつくる案が検討されています。このような新たな取り組みが異例でもあったことで新聞各紙でも大きく報道されています。
この住民主導で進める道づくりにおいては、誰にもわかりやすく、簡単に変更が可能なビジュアルなツールが求められます。コーディネータのあおぞら財団傘木宏夫研究員と
J−FORCEの方々が検討された結果、J−FORCEで2ライセンスのUC-win/Roadを導入していただき、住民が自らも使用して検討案を修正していくことが協議会で提案されました。
第一回のワークショップが2001年6月3日西須磨小学校で開催され、JーFORCEから自治会の住民の方々へUC-win/Roadでのシミュレーション手法が紹介されました。その場で様々な視点移動や表現ができることに一様に感心していただけ、操作が簡単でパソコンでできることをご説明されています。ワークショップの模様は、地元のテレビ局であるサンテレビが取材に来られ、「日曜夕刊」でシミュレーション画面も報道されました。ワークショップは、今後2002年1月まで6回開催され、最終設計案を決定される予定です。
フォーラムエイトでは、UC-win/Roadニューバージョンを6月28日にリリースしました。地形入力編集や地図情報の利用などを拡張し、平面交差処理やオン・オフ
ランプに対応、影のサポート、雨、雪、風の気象表現などを追加し、大幅な機能向上を図りました。さらにビジュアルなシミュレーションプログラムとして、J−FORCEで有効にご活用いただけるものと思います。
J−FORCEの皆様のますますのご発展をお祈りいたします。今回、取材にご協力いただいた山口企画、山口俊博様、K.Iコンサルタンツ、石田勝則様他皆様に、厚く御礼申し上げます。
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▼標準の3Dモデルを利用した配置例 |
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J−FORCEの概要と連絡先は下記のフォーラムエイトホームページ、フォーラム→イエローページに掲載されています。
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