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Users Report ユーザ紹介/第93回
Omnitrans International BV
避難モデリングから土地活用、交通インタラクションまで
UC-win/Roadとの統合でさらに機能を拡張 |
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交通計画とモデリングが主軸とし 多様なプロジェクトに対応
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Omnitrans International BV社は、オランダを拠点とする交通ソフトウェア・コンサルタント会社です。同社は交通計画のプランニングおよび交通モデリングソフトウェアの開発・提供を主要な分野としており、加えて交通分野のマネージャー、プランナー、アナリストに向けたサポートサービスも提供しています。
同社が提供している「OmniTRANS交通計画ソフトウェアパッケージ」は、世界中のユーザによって、多くのプロジェクトで利用されています。アクセシビリティ計算から変動重要モデリング(VDM)まで、また、避難モデリングから土地活用、交通インタラクション(LUTI)までといったように、さまざまなプロジェクトへの用途に対応しています。
OmniTRANSの歴史は、オランダでの交通モデリングの黎明期にあたる1963年まで遡ります。その後、Goudappel
Coffeng氏と学術研究者との提携により、コンサルタント業務が発展しました。長年にわたってソフトウェア開発とマーケット開拓を進めた後、1990年代よりソフトウェアパッケージとしてOmniTRANSの提供を開始しています。
OmniTRANSは、交通モデリングに特化した最新の統合開発プラットフォームを提供します。多様なシナリオ、モード、モデリング技術をサポートするようデザインされています。モデルの分析結果の分かりやすい表示や、プロジェクト、シナリオ、プロセスなどの関連データ管理が可能であり、技術的専門をもたない意思決定者にも、交通モデルをわかりやすく説明できるようになっています。
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▲Omnitrans International BV社 最高経営責任者Erik de Romph氏 |
OmniTRANSが発展した背景として、2003年にOmnitrans International BV社が設立されたことがあります。同社は、技術の発展とともに進化する交通計画・モデリングの需要をベースとして、クライアントに向けて持続的なサポートとソフトウェア開発を提供しています。
これらと関連して発展しつつある技術として、デジタルな道路景観や都市景観を3Dで生成可能なバーチャルリアリティが挙げられます。交通計画において、クライアントや専門知識を持たない出資者に事業プランをより理解しやすい方法で示したいと考えていたところに、この新技術が登場。Omnitrans社の最高経営責任者Erik
de Romph氏とフォーラムエイトとのパートナーシップ契約が締結され、両者の関係がスタートしました。
「フォーラムエイトのような先進的な技術とアイデアを備えた企業と、その優れたインタラクティブ3DバーチャルシミュレーションソフトウェアUC-win/Roadに関わることができ、非常にうれしく思っています」(Romph氏)
「UC-win/RoadとOmniTRANS製品のポートフォリオの統合は、弊社のクライアントに大きな利益をもたらすでしょう。さらに、その他のプラグインソフトウェアインタフェース、特に業界標準マイクロシミュレーション交通モデリングシステムのインタフェースの利用について期待しています」。
フォーラムエイトヨーロッパオフィス(英ロンドン)代表のBrendan Haffertyは次のように述べます。
「OmniTRANS社はオランダの業界大手で、同社の交通モデリングシステムはヨーロッパ市場で高い評価を受けています。ゆえに、Romph氏や同社社員の方々がフォーラムエイトと共に作業し、これら2つのソフトウェアシステムの統合を望んでいることを非常にうれしく思います。」
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▲OmniTRANSによる交通モデリング |
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