今年のデザインフェスティバル前夜祭は、東京オリンピックが来年に迫っていることもあり、スポーツとテクノロジーアートをテーマとして開催。音楽プロデュースを中心に国内外で活躍し、本年の羽倉賞ではフォーラムエイト賞を受賞したDJ ONI氏のディレクションにより、即興のサウンドやインタラクティブな映像・ライティングと各種パフォーマンス、またアーティスティックなフードなども含めて、空間全体を一体的な世界観で演出しました。

メインステージでは、世界中で高い芸術的評価を受けているけん玉ユニットZOOMADANKEが注目を集め、この他にも、Lily & Yukiのタップダンスと実力派シンガーYullyによるライブ、華道家の横井紅炎氏によるリアルタイム生け花、Ball Beat Crewによるフリースタイルフットボール、Double Dutchのアクロバティックな縄跳びなど、多彩なパフォーマンスを来場者の皆様に楽しんでいただきました。

会場ではフォーラムエイトのUC-win/Roadシステム展示も実施。毎年の「鉄道運転士VR」ですっかりおなじみの「鉄ちゃん」が、今回は都内一の激坂を登る自転車シミュレータの実況を行ってイベントを大いに盛り上げました。

その他、HMDとVRモーションシートを連携して品川をジェットコースターで走り抜けたりVR360度シミュレータで回転しながら海上を飛行しするコンテンツ、本年の3D・VRシミュレーションコンテストでアイデア賞を受賞したNICHIJO様の除雪機シミュレータ操作体験、KinectTMセンサーによるエアドライビング、鉄道運転士VRなどを展示し、システムを体験いただいた来場者の方は、会場の一角にシースルーディスプレイの映像と主に設置されたデジタル抽選コーナーに挑戦していただきました。

	ZOOMADANKE けん玉パフォーマンス
多彩なパフォーマンスとDJ ONI氏による 即興の音・映像・照明で空間を一体的に演出	パフォーマーの動きを モーションキャプチャし デジタル世界の影をCGで表現した Autonomous shadow / ONI with

リアルタイム生け花	激坂自転車シミュレータ×鉄ちゃん

		アーティスティックなフードも イベント全体の空間演出を構成
なわとびパフォーマンス	フリースタイルフットボール
歌とタップダンスのショー	デジタル抽選システム　景品コーナー