第3回羽倉賞
受賞作品発表
力作が揃い、羽倉賞に例年を上回る
3作品を選出 羽倉賞は、表技協の創設者であり、3D立体映像、ホログラフィ、VRなどの最先端表現技術の研究、普及に多大な功績を残された故羽倉弘之氏の功績を称え、表現技術の質を高めて広い分野への普及に貢献するために、2017年に表技協により創設されました。分野を問わず最先端の表現技術を活用した「作品」および「取り組み」を通して社会に貢献した功績を表彰します。
2019年11月14日、第3回羽倉賞を発表し、FORUM8 デザインフェスティバル2019 Day2にて表彰式を行いました。応募作品の中から、羽倉賞3作品、奨励賞3作品、フォーラムエイト賞1作品、ノミネート賞3作品の計10作品が選ばれました。
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「金沢>>5G gate 2019 "Mimassi"」 金沢工業大学・地方創生・DK art caféプロジェクト
5Gプロジェクションアートイベント
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推薦:最先端表現技術利用推進協会
5Gのメリットを活かしたオリジナルプログラムを制作し、金沢駅東広場で「世界最大の金魚すくい」「光の花畑」などを上映。また、5G通信で金沢駅から40km離れた金沢工業大学のキャンパスと繋ぎ、2会場で同時にパフォーマンスを行いました。金沢市、民間企業、大学の連携により、5G技術を市民参加型のイベントに活用する初の試みになります。 |
「インタラクティブプロジェクションマッピング」 愛知工業大学 情報科学部 / ソニー / NTTドコモ
移動するカートの側面映像と床面投影映像が連動
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推薦:情報処理学会
前後左右にモニタが埋め込まれたカートが移動し、滝を表す側面映像と、池を表す床面投影映像が連動し、さらにカートの動きに反応して泳ぐ鯉を表現する、インタラクティブなシステムです。2台の映像システムと、カートの位置と方向をリアルタイムに取得するシステムがワイヤレスで連携し、カート側面と床面の映像をリアルタイムCGで生成しています。 |
「WV Sphere 5.2」 WONDER VISION TECHNO LABORATORY株式会社
可搬式大型半球体スクリーン
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推薦:最先端表現技術利用推進協会
持ち運び可能な大型半球体スクリーンシステムで、商業施設、公共施設、公園などでの公開イベントに活用されています。複数人が同時に同一の空間体験を共有でき、日本各地で実施したイベントでは、普段行けない場所へ行く、一生体験できない体験をする、時間や距離を超越するなど、様々な体験を多くの来場者と共有しました。 |
「Melody Slot Machine」 理化学研究所 / 早稲田大学
音楽演奏コントロール体験
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推薦:CG-ARTS
ダイヤルを回転させるとホログラフィの演奏者が未来に演奏するメロディが変化し、スロットレバーを倒すとランダムな組み合わせのメロディが自動で生成されるAI音楽制作システムです。体系化された音楽理論を基盤としたAI技術を活用し、誰もが能動的に音楽制作を楽しめるコンテンツとなっています。 |
「3D能 葵上 - 船弁慶」 明治大学総合数理学部 福地研究室
能楽師の身体動作を利用したリアルタイム3D映像生成技術
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推薦:情報処理学会
偏光スクリーンに3DCGの能舞台を投影し、赤外線カメラで捕捉された能楽師の動作に応じて紙吹雪などの効果を生成する、新たな舞台芸術表現です。リアルタイム映像技術を用いた演出を組み込むことで、具体的なイメージを補い、伝統的な能を拡張した旧くて新しい舞台芸術の創造を実現しています。 |
「360°3Dシアター」 株式会社ソリッドレイ研究所
高精細な大画面360°スクリーンおよびシステム
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推薦:URCF
直径18m、高さ6mの円筒型スクリーンに、高輝度4Kプロジェクタ6台で全周囲の3D映像が投影され、音響も6台のスピーカ、1台のウーハーによる5.1チャンネルで再生される巨大システムです。青森県観光物産館内に常設され、青森の四季の美しさや祭りの情熱をリアルに体験できます。 |
「存在の音色[Sounds and colors of life]」 ONI A2PRecords
立体音響パフォーマンスシステム 推薦:最先端表現技術利用推進協会
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推薦:最先端表現技術利用推進協会
立体音響、電子音楽生演奏、バブルマシンによるシャボン玉をプログラミングによりコントロールしたインスタレーション作品。没入サウンドとシャボン玉システムによるライブパフォーマンスを通じて、一瞬に輝く美しさと消えゆく儚さを表現し、先端でありながら幻想的で優しい世界観を演出しています。 |
「SPACE -星の体験-」
宝塚大学 東京メディア芸術学部 チーム Asterism
リアルタイム映像空間表現技術
推薦:最先端表現技術利用推進協会
ガラス台の上に置かれたスチール球を赤外線センサーがオリジナル星座として抽出し、四方八方に配置された布にも星が投影される、リアルタイム映像空間表現技術です。
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「インタラクティブ360度テーブルトップ型3D映像表示技術」
NTTサービスエボリューション研究所 / 北海道大学HCI研究室
協調作業のための新たなインタラクションシステム
推薦:情報処理学会
視点を検出し、テーブル上の円形スクリーン周囲360度から、3Dコンテンツを複数のユーザが同時に裸眼で視聴できる技術です。
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「MRピタゴラ装置」
Juvenileプロジェクトピタゴラ班 立命館大学情報理工学部
体験型MR(Mixed Reality)作品
推薦:情報処理学会
実物のピタゴラ装置上のビー玉の動きをセンサで感知し、仮想ピタゴラ装置上のビー玉の動きと融合。映像に物理的な物体の動きも組み込んだ、体験型の新たなMR技術です。
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表技協会員メニュー・サービス改訂と入会のご案内
この度表技協の会員メニューを改訂いたしました。併せて、各種セミナーや表現技術検定などの受講料優待など、新規サービスを充実させております。
今後もさらにサービス内容を強化していきますのでぜひともご利用くださいますようお願いいたします。
新会員サービス (法人・個人会員共通)
●表現技術検定 検定料(12,000円)
1回目 無償
2回目以降
3000円OFF
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●フォーラムエイトセミナー受講料
ジュニア・ソフトウェア・セミナー(18,000円)
1回目 無償 ご招待
2回目以降
3000円OFF
ジュニア・プログラミング・セミナー(9,000円)
2回目まで
無償 ご招待
2回目以降
3000円OFF
※他有償セミナーも対象となります |
>>入会申し込み |
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新会員メニュー
会員種別 |
法人会員 |
個人会員 |
年会費 |
120,000円 |
18,000円 |
サービス |
HP |
会員リストへのリンク掲載 |
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ニュースへの情報の掲載 |
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メーリング
リスト |
会員メーリングリストへの登録 |
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メーリングリストでの会員への
情報告知 |
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セミナー・
講習等 |
聴講のみ |
3人/年 |
1人/年 |
講演 |
3回/年 |
1回/年 |
フォーラムエイトセミナー
受講料優待 |
左記参照 |
表現技術検定 検定料優待 |
左記参照 |
コンサル
ティング |
マッチング(人、機材) |
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アドバイス |
3回/年 |
1回/年 |
設備・機材 |
提供可能 |
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使用可能(会員価格) |
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部会への参加・立上げ提案 |
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表技協×情報処理学会
共催セミナー開催
VRデバイスや高解像度ディスプレイの普及に伴い、3次元デジタルコンテンツへの需要がますます高まっています。本セミナーでは、CG/CV/VR/HCIの各分野に関して、産業界・学術業界でご活躍の方々をお招きして、最先端研究から産業応用まで幅広い視点からご講演いただきます。
開催概要 ■日時 2020年2月4日(火)13:00〜17:30
■会場 株式会社フォーラムエイト セミナールーム
■参加費 正会員 7,000 円 非会員 10,000 円 学生 3,000 円
※情報処理学会賛助会員/最先端表現技術利用推進協会
会員/VR推進協議会会員は正会員価格
■主催 一般社団法人 情報処理学会
一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会
>>セミナー詳細 |
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13:00〜13:05 |
オープニング
田島 玲(ヤフー株式会社) |
13:10〜13:55 |
「CG研究最前線」
土橋 宜典(北海道大学 大学院情報科学研究院 准教授) |
14:05〜14:50 |
「Shade3D最新機能・事例紹介」
御厨 啓補(株式会社フォーラムエイト Shade3D開発グループ) |
15:00〜15:45 |
「VRの産業応用」
新田 純子(株式会社フォーラムエイト 執行役員) |
15:50〜16:35 |
「ディープラーニングの最新 CG/CV 応用」
金森 由博(筑波大学 システム情報系 情報工学域 准教授) |
15:50〜16:35 |
「表現の支援とHCI」
宮下 芳明
(明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科教授・
学科長) |
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表現技術検定のご案内
表技協では当協会の基本方針である「最先端表現技術に関連する人材育成・社会への貢献」を実現すべく、企業や技術者がICT等をベースにイノベーションの担い手となるモチベーションを提供することを目的として、講習と検定をセットにした「表現技術検定」を実施しております。
Society5.0やSDGsに貢献する考え方・手法も学べる講習内容となっており、関連の基礎知識や具体的な事例から専門的な方法論・提案手法までを網羅しております(修了者には認定証を授与)。
>>表現技術検定詳細
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次回開催日程
表現技術検定 (まちづくり) 4月10日(金)
VR技術を活用したまちづくりを担う人材の育成を目的とした検定
表現技術検定 (建設ICT) 4月16日(木)
建設ICT利活用の具体的なポイントを建設プロセスを網羅して習得
表現技術検定 (情報処理) 4月24日(金) NEW
統計・確率に加えプレゼンテーション表現やAI技術までを網羅 |
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