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Q1. |
レベル2地震動には対応しているか? |
A1. |
レベル2地震動については対応しておりません。
本件については、当社地盤解析シリーズである「UWLC」による動的有効応力FEM解析が必要になると考えられます。
将来的にはこのUWLCへの連携、もしくは本製品内での解析処理を検討したいと思いますが、現時点ではUWLCにて別途検討して頂くようにお 願いしたいところです。 |
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Q2. |
海→陸方向の作用(波力)に対応していますか? |
A2. |
Ver.2.0.0から海→陸方向の作用(波力)に対応しました。 |
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Q3. |
基礎検討時は「基礎の設計計算」等で別途モデル化しなければならないのでしょうか |
A3. |
基礎側の照査を、道路橋示方書に準拠するのであれば、現行製品では弊社「基礎の設計計算」等のソフトを使って別途計算していただく必要があります。
Ver.2では設計した防潮堤について「基礎の設計計算」とファイルを介した連動の機能が利用可能です。 |
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Q4. |
波力の計算式は何に対応しているか |
A4. |
本製品では、以下の波力算出式に対応しています。
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Q5. |
基礎との連動方法を教えてほしい |
A5. |
基礎との連動は、ファイルを介した連動となります。そのため、それぞれ独立した設計計算となり、計算書も別々となります。
ファイル連動の手順は以下の通りです。
1. 防潮堤ですべての入力項目を設定し、計算実行ができる状態にします
2. 次に、ファイルメニューの「基礎連動用XMLファイルのエクスポート」を押下し、*.XPRファイルを吐き出します
3. 基礎の設計を立ち上げ、[新規作成]→(適用したい基礎形式)を選択してください。
4. [橋脚連動用XMLファイル|インポート]から、2.で吐き出したファイルを読込んでください。 |
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Q6. |
重力式Bタイプについて、フーチング上の土重量を、躯体重量にカウントしたいので設定方法を教えてほしい |
A6. |
Ver2.1.0以降の製品であれば設定が可能となります。
[考え方|計算条件]において、重力式Bタイプ設計時「□土砂重量を考慮する」にチェックを入れてください。 |
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Q7. |
[波返し工]タブ:「波返し工の入力座標PH3の下端位置<円弧中心のY座標」になっています。
上記のようなエラーが出て入力を受け付けてくれないのだが、回避方法はあるか |
A7. |
Ver.2.1.0より、波返し工の形状入力を見直し、ある程度自由度のある入力が可能となっています。
[初期入力]画面の波返し工「□重量計算でブロック割を適用する」のチェックを外していただくと、入力が可能になります。
ただし、このチェックを外した場合、計算書の重量計算について、詳細な計算式が出力されませんのでご了承ください。 |
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Q8. |
設計震度の計算プログラムはあるか? |
A8. |
国土交通省
国土技術政策総合研究所
港湾研究部
港湾施設研究室
http://www.ysk.nilim.go.jp/kakubu/kouwan/sisetu/
で紹介されているツールがあります。 |
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Q9. |
常時と地震時で残留水位の値を変えて計算を行いたいが、可能か |
A9. |
残留水位の値を検討ケース毎に直接変更することはできませんが、計算時に使用している残留水位は基本的に(γRWL×RWL)の値を使用しているため、部分係数をご変更いただくことである程度の対応は可能かと思います。
部分係数は、上部ツールバーの[基準値|部分係数]で変更することができます。 |
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Q10. |
[検討ケース]-[津波作用時]の画面で設定できる「一様部波圧pm係数」というのは何を設定したらよいか |
A10. |
本プログラムでは谷本式、修正谷本式に対応するため、波圧計算時の係数を指定できるようになっています。
谷本式の場合は2.2、修正谷本式の場合は3.0を用いて計算してください。 |
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Q11. |
[検討ケース]-[波の谷作用時]、[波の峰作用時]で設定できる、水深変化の設定はどこに影響するのか |
A11. |
港湾基準にて設計を行う際に、波力に対し考慮する部分係数の値が異なります。
それぞれの部分係数の値については、[基準値]-[部分係数]の画面にて確認することができます。 |
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Q12. |
波力計算時の前面水深の範囲はどのように考えて計算されているのか
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A12. |
本プログラムでは、[考え方]-[計算条件]の画面において、前面水深を「前面潮位〜前面土砂高」とするか、「前面潮位〜設置高」とするかを設定する項目を設けております。
設計例に合わせてご利用いただければと思います。 |
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Q13. |
計算条件の画面にて設定できる「上載荷重-壁体と仮想した境界面から前方の上載荷重」は何のために設けられているのか |
A13. |
漁港基準では、P.424に、滑動、転倒時は載荷しない状態、支持力や端趾圧の検討は載荷する場合についても検討すると記載しています。
本プログラムでは、この上載荷重を考慮するか否かの計算スイッチを設けていますが、検討項目毎に設定を変更することはできませんので、設計者のご判断で、場合によっては、2ケースの検討を行って下さい。 |
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Q14. |
土圧強度の直接指定の設定で、他の検討ケースに値をコピーしたいが、簡単に設定できる方法はあるか |
A14. |
各画面、シート上で右クリックを行うとポップアップメニューが表示されます。
ここから、各検討ケース間、または「主働側」⇔「受働側」間のコピーが可能です。 |
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Q15. |
基礎の設計計算へのデータ連動時に、割増し係数が設定されているが、この値の根拠は何か |
A15. |
平成24年度 道路橋示方書・同解説 T:共通編 のp.124に記載されている表-3.1.1の許容応力度の割増係数を参考にしています。 |
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Q16. |
背面土砂の傾斜を入力しているが土圧計算時に角度が考慮されていないようだ |
A16. |
土圧計算時の背面土砂勾配は、勾配を入力しただけでは考慮されません。
[考え方|土圧]画面で「土圧計算時に背面土砂勾配を考慮する」という項目がありますので、該当する場合はチェックを入れて下さい。 |
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Q17. |
フーチング上の土重量の前面側を考慮しない場合に対応しているか |
A17. |
Ver.2.2.0より対応しております。
[考え方-計算条件]に 「□前面土砂重量を考慮しない」項目がありますので、こちらにチェックを入れてください。 |
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Q18. |
支持力の計算について、極限支持力での照査を行いたいのですが、設定する方法を教えてほしい |
A18. |
支持力検討は、基礎捨石がある場合に行います。
よって、初期入力画面で捨石マウンド(上段、下段いずれか)の設定を行ってください。
照査内容の詳細は、製品ヘルプ[計算理論および照査の方法|防潮堤・護岸の設計|地盤支持力の検討|基礎捨石底面における地盤支持力の検討] をご覧ください。 |
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Q19. |
重力式の背面勾配が鉛直になってしまうが、傾きがある場合はどうすればよいか |
A19. |
[初期入力]画面では設定できませんので、[形状-堤体側面]画面にて、背面側勾配の設定を「鈍角」にしてください。 |
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Q20. |
自重の水位を考慮した計算で使用している水位はどの値を使っているのか |
A20. |
残留水位R.W.Lを使用しております。 |
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Q21. |
重力式とL型で何か違いはあるのか |
A21. |
土圧の作用面の考え方、土砂重量の考慮の有無などが異なります。
詳細は、製品ヘルプ[計算理論及び照査の方法−作用−土圧−算定の原則]、[操作方法−標準的な操作の流れ−本体データ生成ルール]などを参考いただけます。 |
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Q22. |
レベル1地震動の入力に震度があるが、これは設計水平震度を入れればよいのか |
A22. |
お考えの通りです。
震度の標準値ではなく、地域別補正係数等すべて考慮した設計水平震度を設定してください。
入力した震度の値をそのまま使用して、土圧や動水圧など地震時の作用力を算出しています。 |
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Q23. |
波圧下端位置が前面土砂高である場合に、揚圧力が前面土砂高位置での波圧になっている根拠は何か |
A23. |
作用下端位置が「前面土砂高」の場合、前面土砂を通過することによる低減などを考慮し、揚圧力を精確に計算することは困難です。
本来であれば、浸透流解析などを行って等水頭線から揚圧力を算定する必要がありますが、
防潮堤のような構造物で、上記のような精密な揚圧力の考慮は必須ではないと考えられます。
したがって、本プログラムでは簡易的に(安全側となるよう)、「揚圧力Pu=前面土砂高での波力P」として計算を行います。
別途浸透流解析などで算定した揚圧力を使用する場合は、各検討ケースにて揚圧力を直接指定してください。
浸透流解析は、弊社製品『2次元浸透流解析(VGFlow2D)』で行うこともできます。 |
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Q24. |
控え鋼矢板式護岸の計算はできますか |
A24. |
「控え鋼矢板式護岸」は、当社の「矢板式係船岸の設計計算」が扱っている「普通矢板式係船岸」と類似の形状と思われます。ただし、本製品はあくまでも護岸でなく、係船岸、岸壁を対象としております。 |
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Q25. |
波返し工の底面と、堤体の天端幅は必ず一致していないといけないか |
A25. |
可能です。
[堤体側面|波返し工]の入力画面で、「□波返し底幅を躯体天端幅に一致させる」のチェックを外してください。
対応形状の詳細は、画面右下のボタンから起動できるヘルプ内に記載しております。 |
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Q26. |
下段マウンドの背面勾配を任意の値にする方法を教えてください |
A26. |
下段マウンド画面で、背面勾配を設定することができます。 |
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Q27. |
地震時安定計算を行うにあたって、浮力を考慮したいのですが、設定方法がわからない |
A27. |
浮力は、計算書出力を行った場合に、「壁体体積と重心位置」−「水位を考慮するブロックデータ」内にて浮力を考慮した重量を計算しております。
このときに考慮する水位は「基本条件」画面の潮位および残留水位の値を使用しますので、この値を適切に入力してください。
プログラムヘルプの「計算理論及び照査の方法」−「作用」−「一般事項」−「考慮する外力」も併せてご覧ください。 |
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Q28. |
「基礎捨石底面における地盤支持力の検討」の設定が有効にならない |
A28. |
[形状]で上段、下段いずれかの捨石マウンドを入力していただく必要がございます。 |
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Q29. |
平成30年に『港湾の施設の技術上の基準・同解説』が改定されたと思いますが基準内容としては大きく変わらないでしょうか |
A29. |
大きな変更点としましては、部分係数法が材料係数アプローチを用いたものから荷重抵抗係数アプローチを用いたものとなっています。
部分係数の取り扱いが大きく異なっています。 |
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Q30. |
波返し工の前面を垂直にすることはできないか |
A30. |
申し訳ございませんが、対応しておりません。
円弧の半径Rをできるだけ大きな値とし、ご希望の形状に近くなるようにお試しください。 |
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Q31. |
レベル1の照査用震度が0.14の固定になっているようですが、何か根拠があるのでしょうか? |
A31. |
画面左部のツリーメニューにおきまして、[検討ケース]-[地震時]をクリックし、地震時の検討ケース画面を開いてください。
地震時の検討ケース画面に[震度の扱い]-[照査用震度]という項目がございますので、こちらで調整頂ければと存じます。 |
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Q32. |
重力式擁壁のような形状に対応していますか |
A32. |
本体につきましては、直立式(重力式、扶壁式、突型式(L型式含む))に対応しています。
※傾斜式(石張式、コンクリートブロック張式、コンクリート被覆式、捨石式、捨ブロック式)や、その他の直立式には、対応していません。 |
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Q33. |
計算書出力時に、上載荷重の矢印が出ないが、考慮されていないのか |
A33. |
申し訳ございませんが、計算書出力時の形状図には上載荷重は描画しておりません。 検討ケースごとに値が異なるためとなっています。 ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ありません。 |
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Q34. |
検討方向として「海→陸」と「陸→海」があり、構造物の種類として「防潮堤」と「胸壁」があり、検討ケースとして「常時」と「地震時」と「波の谷作用時」と「波の峰作用時」と「津波作用時」があり、それらの組み合わせによって主働側と受働側が切り替わるため、分かりづらい。 |
A34. |
表にまとめましたので、こちらをご覧ください。
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Q35. |
波返し工の基部の照査断面機能がありますが、何の基準に基づいて計算しているのでしょうか。 |
A35. |
波返し工の基部の照査断面は、基準書類に断面照査をすべきかいなかの記載はなく、防潮堤・護岸の設計に必須の照査項目である事が明確ではありません。 適宜、設計者がご判断の上、ご利用ください。
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Q36. |
等価地盤反力の算定が必要な場合は、どのような場合でしょうか。 |
A36. |
下記の2パターンでございます。 a.偏心傾斜荷重に受ける基礎の安定性をビショップ法で評価する場合 b.偏心傾斜荷重を受ける捨石マウンドの底面の地盤反力を算定する場合
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Q37. |
形状タイプの入力において、AタイプとBタイプは、何が異なるのか。 |
A37. |
この選択によって形状が大きく変わることはございませんが、底版や壁体の形状に少々違いがございます。 重力式:底版形状に差異。Bタイプは直方体の底版となっている。 逆T式:壁体の勾配n2の取り扱いに差異。Bタイプは背面側に傾斜している。 逆L式:底版つま先の形状に差異。 Aタイプは、壁体の勾配のままの形状。Bタイプは、底版位置で接地面に対して垂直な形状。
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Q38. |
重力式の場合、上載荷重の算出を行わないのでしょうか。 |
A38. |
形式が重力式の堤体では、作用幅が微小であるため無視できると判断し、上載荷重の算出は行っておりません。
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Q39. |
地表面載荷荷重の載荷幅は一定でしょうか。 |
A39. |
主働土圧および受働土圧の計算時に有効上載圧に加算いたしますので、載荷幅は、有効上載圧として加味できる範囲までとし、指定するものではございません。
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Q40. |
躯体のモーメント算出において、アーム長算出時の支点はどこになりますか。 |
A40. |
アーム長の算出は、陸→海方向のとき前面下端支点、海→陸方向のとき背面下端支点で算出しています。
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Q41. |
上段捨石マウンドについて、堤内側には設置しないようにできませんか。 |
A41. |
捨石マウンドの形状入力画面におきまして、背面幅mbb1と背面勾配1:nbの値を0として頂くことで可能でございます。
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Q42. |
別の設計(データ)で用いた部材テーブルを利用できますか。 |
A42. |
はい、利用できます。 別の設計で設定した部材データを保存し、 [基準値]メニュー−[部材]−[部材テーブル初期化設定]にて読み込んで初期化するか、 [基準値]メニュー−[部材]−[使用部材の登録]にて読み込んでください。
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Q43. |
陸から海方向へ土圧や水圧以外に荷重をかけたい場合、載荷する方法はありますか。 |
A43. |
はい、ございます。 [検討ケース]-[□その他の水平力を考慮する]という入力がございます。 こちらにチェックを入れて頂き、荷重値をご入力ください。
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Q44. |
残留水位を内部計算とした場合、どのように計算しますか。 |
A44. |
R.W.L=L.W.L+1/3×(H.W.L−L.W.L)で算出します。
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Q45. |
港湾基準で照査を行う際の安全率はどちらで設定できますか。 |
A45. |
[基準値(K)]-[安全率(F)]で入力できます。
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Q46. |
波返し工を1.00mとしたいのですが、前面鉛直部高PH2を0.00mとすることはできませんか。 |
A46. |
PH2を0.01m未満に設定することができないため、PH2を0.01mとし、PH1を0.99mと設定する必要があります。
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Q47. |
L型の場合、上載荷重の前面側にはどのような値を入力すればよいか。 |
A47. |
L型の場合は、上載荷重の算出に前面側は考慮していないため、未入力でかまいません。
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Q48. |
地盤反力を直接入力することは可能でしょうか。 |
A48. |
[考え方]-[計算条件]画面内の[地盤支持力タブ]で検討方法を直接指定に変更していただくことで、地盤反力を直接入力することができます。
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Q49. |
堤体の捨石マウンドへの埋込みに対応していますか。 |
A49. |
はい、対応しています。 [初期入力]、または[捨石マウンド]画面で捨石マウンドの上面標高を設置高よりも高くすることで、堤体が捨石マウンドへ埋込まれている形状となります。
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Q50. |
「港湾の施設の技術上の基準・同解説 平成30年」での計算を行いたいが、入力の変更が必要な箇所について教えてください。 |
A50. |
[初期入力]-[適用基準]を「港湾の施設の技術上の基準・同解説(H30)」に変更し、必要に応じて[基準値]-[部分係数(港湾基準H30・荷重抵抗アプローチ)]で部分係数を変更することで、「港湾の施設の技術上の基準・同解説 平成30年」に対応した計算が可能です。
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Q51. |
基礎捨石底面における地盤反力を直接指定することはできますか。 |
A51. |
[計算条件]-[地盤支持力]タブにて、基礎捨石底面における地盤支持力の検討の検討方法を直接指定にしていただくことで可能です。
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Q52. |
竪壁の傾きの設定について教えてください。 |
A52. |
[側面形状]画面の「躯体」タブ、「竪壁の傾き」を直接指定にすると、任意の傾きを設定することができます。 自動計算とすると、竪壁高とテーバ幅から傾きを自動計算します。
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Q53. |
背面土を堤体天端以上に設置することは可能でしょうか。 |
A53. |
背面土を堤体天端以上に設置することはできません。水平または一定の勾配での設置には対応しています。
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Q54. |
L型で竪壁が傾斜したモデルは可能でしょうか。 |
A54. |
L型での竪壁の傾斜には対応しています。逆L型(つま先部が突出するような形状)では対応していません。
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Q55. |
背面側の載荷重は計算書のどこに算出されているか。 |
A55. |
計算書の「安定計算」−「(各検討ケースの)竪壁重量及びそのモーメント」のページで上載荷重の算出や集計を行っていますが、形状が重力式の場合においては、作用幅が微小であるため無視できると判断し、上載荷重の算出は行っておりません。
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Q56. |
捨石マウンドの入力での注意点を教えてください。 |
A56. |
捨石マウンドは、上面・下面ともに水平の形状のみとなります。また、上段捨石マウンドを本体前面にだけ配置することはできません。
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Q57. |
重力式において、2D図にピンク色の数値が新たに表示されるようになりましたがこれは何を示す値でしょうか。 |
A57. |
竪壁前面側の傾きN1と竪壁背面側の傾きN2を図示するようにいたしました。
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Q58. |
一部で土圧を考慮しないようにすることは可能ですか。 |
A58. |
はい、可能でございます。 [土圧]画面で「土圧を考慮しない範囲を設定する」にチェックしていただくことで、基準位置から土圧を考慮しない範囲を設定することができます。
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Q59. |
壁面摩擦角を検討ケースごとに入力することは可能ですか。 |
A59. |
[材料]-[土砂]画面で常時(永続状態)と地震時(変動状態:レベル1地震動)で異なる値を入力することはできます。
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Q60. |
波力を直接指定する場合に波圧の開始位置はどうなっているか。 |
A60. |
波圧の開始位置は、波の谷作用時は前面潮位以下、波の峰作用時と津波作用時は堤体天端高以下となっています。
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Q61. |
メイン画面に表示されている2D描画モデル図や3Dモデル図の描画色は変更できるか。 |
A61. |
画面上部にあります[オプション]-[表示項目の設定]画面で変更することができます。
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Q62. |
メイン画面に表示されている3Dモデルを、ファイルに保存できるか。 |
A62. |
メイン画面の3D形状でマウス右クリックを行い、メニューより「3Dデータファイル保存」を選択します。 「3DSファイル」「DXFファイル」「DWGファイル」から各種ファイル形式で保存することができます。
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Q63. |
残留水位R.W.LがH.W.LとL.W.Lから内部計算されているが、直接入力することはできないか |
A63. |
[基本条件]画面の「潮位条件」に内部計算とするか直接入力するかのスイッチがありますので、そちらで設定して下さい。
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Q64. |
見かけの震度の算出手法を教えてほしい。 |
A64. |
漁港基準、港湾基準共に「荒井・横井の提案式」「二建の提案式」より選択が可能です。 詳細は、製品ヘルプ[計算理論及び照査の方法]-[作用]-[土圧]-[変動状態・地震時土圧]をご覧ください。
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Q65. |
地震時の上載荷重が5.0(kN/m)となっているが、何かの基準に記載があるのか |
A65. |
港湾構造物設計事例集(上巻:1-5)の記述により、初期値を常時の1/2程度としています。
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Q66. |
検討ケースごとに2Dモデル図や3Dモデル図を切り替えることはできますか。 |
A66. |
メイン画面の2Dモデル図上部にある「検討ケース切り替え」から選択された検討ケースに合わせて、2Dモデル図や3Dモデル図を切り替えることができます。
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Q67. |
計算結果の土圧強度分布表を保存することはできるか。 |
A67. |
画面左下の「CSVファイルに出力」より保存ができます。 また、保存したCSVファイルはデータ入力時に土圧強度の直接指定を選択した際、土圧強度の入力画面で読み込むこともできます。
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