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Q1. |
切ばり位置を変更するにはどうしたら良いか。 |
A1. |
本プログラムでは、メーカーより提示された支保工を設計対象にしており、具体的には「たて込み簡易土留設計施工指針(たて込み簡易土留協会)」に記載の各メーカーの機材の諸元を基準値としてあらかじめ登録しています。
よって、切ばり位置を変更する場合は、以下の方法で基準値データを追加/変更して頂く必要があります。
■たて込み指針(平成30年)の場合
[基準値]-[鋼材]-[たて込み簡易土留め機材(H30)]-[スライドレール方式]-[レール]
または、
[基準値]-[鋼材]-[たて込み簡易土留め機材(H30)]-[縦ばりプレート方式]-[縦ばり・プレート]
上記の画面より、部材の追加を行うことができます。
本画面で部材を追加していただき、任意の切ばり取り付け位置などを設定してください。
(元の規定値そのものを変更することはできませんので、ある部材の切ばり位置を変更したい場合は、一旦元の部材の内容をコピーして該当箇所を変更してください)
追加した後は、[基本データ]画面で追加した部材を選択することができます。
■たて込み指針(平成20年)の場合
各メーカーの支保工情報は、プログラム領域のCSVフォルダにCSVファイルで格納され、管理されています。
どうしても、切梁間隔や段数を変更されたい場合は、ご自身でCSVファイルを作成して頂く必要があります。
お手数ですが、CSVファイルの作成方法につきましては、製品ヘルプの[操作方法-標準的な処理の流れ-鋼材データについて]をご参照ください。
現在、参照しているCSVファイルの名前は、[基準値]-[鋼材]-[たて込み簡易土留め機材(H20)]]画面で確認することができます。
切梁位置は、基本型式データファイルに格納されていますので、こちらのファイルを編集することになりますが、何かあったら復旧できるように当社提供ファイルはオリジナルとして必ず控えを残しておいて下さい。
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Q2. |
水圧の入力項目がないが、これは何か基準に則ってのことか。 |
A2. |
本製品は、たて込み簡易土留協会の「たて込み簡易土留設計施工指針」に準拠しておりますが、同指針に地下水位による水圧の記載がなく、協会様に確 認したところ「水圧は考慮しない」という回答を得たために現在の仕様としております。
協会様の協力の元で開発した製品となりますので、その意向に沿ったプログラムとなっていますことをご理解ください。
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Q3. |
縦梁連結部の設計を行うと、「最下段シューは縦梁設計区間外にあるので、設計することが出来ませんでした。」という警告がでるがなぜか。 |
A3. |
縦ばり連結部(シュー)の設計は、連結部が最下段切ばりとその上の切ばりの間にある場合にのみ設計が可能となっています。
「たて込み簡易土留設計施工指針」におきましても、上記に該当しない計算例につきましては連結部の設計は行っていませんので、省略しても良いので はないかと考えられます。
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Q4. |
長尺管吊り下し区間の検討が可能か。 |
A4. |
旧たて込み簡易土留設計施工指針(H18年)」に特殊施工例として記載されている「長尺管吊り下し区間の検討」に対応しています。
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Q5. |
検討が可能な工法は? |
A5. |
「スライドレール方式」および「縦梁プレート方式」が検討可能です。
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Q6. |
縦梁連結部(シュー)の検討項目は? |
A6. |
縦梁プレート方式の場合、縦梁連結部(シュー)の検討が可能です。
応力度の照査項目は下表の通りです。
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Q7. |
たて込み簡易土留め工法の適用範囲は? |
A7. |
以下の条件の場合に適用できるとされています。
土質:ヒービング及びボイリングの恐れがない土質。
掘削深さ:原則として6m以下とする。
掘削幅:原則として4.7m以下とする。
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Q8. |
地下水位は考慮できないのか。 |
A8. |
「たて込み簡易土留めの設計計算」は水位は扱えません。そのため入力項目を設けておりません。 これは地下水位が掘削底面より上にある場合はボイリングの危険性が高く、照査以前に、そもそも本工法の適用外であると考えられるためです。 (詳細は「たて込み簡易土留め設計施工指針 H30年4月」のp.11をご参照ください)
(関連:Q18.)
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Q9. |
軽量鋼矢板工法の「建込み方式」および「打込み方式」の設計はできないか。 |
A9. |
本製品は、『たて込み簡易土留設計施工指針 たて込み簡易土留協会(サポートパネル協会)、平成20年9月』に準拠しており、こちらに記載さ れている「スライドレール方式」と「縦梁プレート方式」にのみ対応しております。
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Q10. |
断面力計算時の土圧の算定方法は? |
A10. |
(1)地表面天端高−掘削底面高≦3.0mの場合
ランキン土圧を用います。
これは、仮設構造物工指針の「小規模土留め」と同じ扱いになります。
(2)地表面天端高−掘削底面高>3.0mの場合
仮設構造物工指針の断面決定用土圧を用います。
ただし、粘性土または砂質土の判断における対象区間が「地表面から掘削底面まで」である点が異なります。
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Q11. |
スライドレール方式の場合に、シングルレールとダブルレールの分別をプログラム側が行うのか。 |
A11. |
「シングルレール」でも「ダブルレール」でも計算方法に相違はございません。
そのため、機材のデータも含めてプログラム側に「シングルレール」か「ダブルレール」かを示すスイッチもございません。
ご利用の機材の型式名に「ダブルレール」などと追記いただくなどして分別をお願いします。
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Q12. |
捨ばりの撤去方法を「最下段切ばり」として「移設」とした場合、移動距離は上下どちらへ移動するのか。 |
A12. |
原位置から上側となります。
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Q13. |
切ばりを2段同時に撤去することは可能か。 |
A13. |
[捨ばり]画面で上から何段目の切梁まで同時に撤去するか指定して下さい。指定した切梁段数を含めて、それより下方にある全ての切梁を撤去し ます。
ただし、切梁を全段撤去することはできません。また、最下段の切梁を撤去したい場合は、[撤去方法-最下段切ばり]で入力して下さい。
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Q14. |
特殊区間の検討の際、捨てばり設置の計算は可能か。 |
A14. |
腹起し・切ばり方式の場合は、入力の[考え方]の「捨ばり施工時の設計を行う」にチェックを入れることで可能です。
スイング方式の場合は、切ばり撤去時(スイング時)に必ず捨てばりを設置する計算としています。
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Q15. |
スライドレール方式のパネルを画面上から選択することは可能か。 |
A15. |
適用基準を平成30年として設計いただくことで可能です。
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Q16. |
地層の入力方法について、層厚ではなく標高で入力したい。 |
A16. |
[オプション]-[地層入力方式]より、「地層」と「標高」で切り替えることができます。
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Q17. |
切ばりの座屈長係数は変更できないか。 |
A17. |
[基準値]-[設計用設定値]の「切ばり座屈長係数」画面で変更可能です。 なお、初期値は「たて込み簡易土留め設計施工指針」のp.24に記載されている表の値となっております。
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Q18. |
ヒービングやボイリングの検討は行えるか。 |
A18. |
ヒービングについては[考え方]の「掘削底面の安定を行う」にチェックを入れ、[掘削底面]画面より条件を入力して下さい。 なお、本製品ではボイリングの検討は行えません。
これは地下水位が掘削底面より上にある場合はボイリングの危険性が高く、照査以前に、そもそも本工法の適用外であると考えられるためです。
(詳細は「たて込み簡易土留め設計施工指針 H30年4月」のp.11をご参照ください。同様の理由で本製品では地下水位を考慮できません)
(関連:Q8.)
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Q19. |
3Dモデルのテクスチャを変更したい |
A19. |
[テクスチャ設定]画面より変更することができます。 (画面上部の[オプション]-[表示項目の設定]画面に「テクスチャ設定」ボタンがありますので、そちらをクリックして下さい)
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Q20. |
適用基準が「たて込み指針(平成30年)」の場合、[地層]の入力に「荷重修正係数ρf」があるが、これは基本的には1.0で良いのか。何か記載がある文献などがあったら教えてほしい。 |
A20. |
荷重修正係数につきましては、「たて込み簡易土留め設計施工指針」(H30)のP.14に以下の記載があります。
「荷重修正係数ρfは、確実な資料がない場合はρf=1とする。ただし、掘削深さが3m以浅の場合については、掘削期間が短期であることや、旧指針でランキンレザールの主働土圧を用いていることとの整合性を考慮して、ρf=0.7を用いてもよい」
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Q21. |
メインウィンドウで表示される図の壁体や支保工の色を変更したい。 |
A21. |
画面上部の[オプション]-[表示項目の設定]画面より、壁体や支保工、地層の色などを変更することができます。 なお、色の変更は2D図だけではなく3D図にも反映されます。
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Q22. |
掘削側に上載荷重を考慮することはできるか。できる場合はどこで設定すればよいか。 |
A22. |
可能です。[基本データ]画面で背面側と掘削側のそれぞれに上載荷重を設定することができます。
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Q23. |
粘性土の土圧計算に用いる土圧係数は変更できるか |
A23. |
[基準値]-[設計用設定値]-[土圧計算]画面で変更することができます。
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Q24. |
壁体天端が地表面より下(壁体天端G.L. <地表面天端高G.L.)の場合でも計算できるか |
A24. |
他の条件にもよりますが、基本的には計算可能としております。 その場合、計算実行時に「壁体天端が背面側地表面位置より低いです」という警告メッセージが表示されますが、計算を続行すれば計算書作成まで可能です。
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Q25. |
壁体天端が突出している場合(壁体天端G.L. >地表面天端高G.L.)の検討はできるか。できる場合はどのように入力すればよいか。 |
A25. |
可能です。 [基本データ]画面で地表面天端高を壁体天端より下げてください。 また、掘削底面高さを上げる方法もあります。(壁長が各メーカーの機材などにより決まっているため、壁体天端高も合わせて変わります)
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Q26. |
切ばり座屈長係数を求める時、切ばり座屈長係数の表を元に、I1/I2とL2/Lを小数点第二位として読み取っているが、これを小数点第一位で読み取るように変更できないか。(マニュアルの計算例に桁数を合わせたい) |
A26. |
可能です。 [基準値]-[設計用設定値]-[切ばり座屈長係数]画面より、「I1/I2, L2/Lの丸め」を切り替えることができます。 (本入力はVer.3.0.3で対応しました。それ以前のバージョンでは小数点第二位で固定となっております)
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Q27. |
地層について複数層を入力できるが、簡易土留めよりも下にある層について入力する必要はあるか。 |
A27. |
簡易土留めよりも下にある地層につきましては、計算に影響しませんので、入力を省略しても問題ありません。
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Q28. |
ヒービングの検討で上載荷重の考慮の有無を変更できるか。 |
A28. |
可能です。 [掘削底面]画面に「上載荷重」という入力がありますので、「無視」か「考慮」を指定して下さい。
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Q29. |
一つのパネル高さでパネル長(奥行き方向の長さ。レール間隔)が複数あるパネルについては、どこでパネル長を設定するのか。 |
A29. |
[部材]-[パネル]画面にある「使用パネル番号」で指定して下さい。 (同画面にパネル長の表が表示されておりますので、その中から使用する番号を指定します)
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Q30. |
スライドレールや縦梁の合成許容応力度は変更できるか。 |
A30. |
[基準値]-[設計用設定値]-[安全率]画面で変更することができます。
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Q31. |
入力できる地層数に制限はあるか。 |
A31. |
地層数は最大で20となっております。
たて込み簡易土留めの適用が小規模であるため通常は制限を超えることはないと考えておりますが、もし地層数が多くなってしまった場合は、簡易土留めよりも下にある地層は計算に影響しないため、不要な地層は省略するなどの方法でご対処ください。
(関連:Q7、Q27)
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Q32. |
捨ばり施工時の検討を行いたい。 |
A32. |
以下の方法で捨ばり施工時の検討を行うことができます。また、捨ばりの照査も行います。
(1)[考え方]画面の「捨ばり施工時の設計を行う」をONにする
(2)[捨ばり]画面より、捨ばり位置や撤去する支保工などを設定する。
(関連:Q12、Q13、Q14)
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Q33. |
捨ばり施工時の検討において、最下段切ばりを撤去ではなく移設することはできるか。 |
A33. |
可能です。 [捨ばり]画面の撤去方法を「移設」として、移動距離を設定してください。
(関連:Q12)
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Q34. |
ヒービングの検討で「安定数の判定が○なのでヒービングの照査は省略する」という結果になるが、どのような意味か。 |
A34. |
ヒービングの検討は以下の流れで行われます。
(1)安定数による危険度の判定
(2)支持力式によるヒービングの詳細な検討
この時、(1)がOKの場合は(2)の検討を省略することができます。
関連する指針の記載は以下となります。
■「たて込み簡易土留め設計施工指針(2018年)」 P.11
「掘削底面の安定は安定数Nbにより判定し、Nbが3.14未満の場合はヒービングに対する検討を省略してもよい」
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Q35. |
試験値がN値しかないが、他のパラメータについて推定できるような方法があったら教えてほしい。 |
A35. |
「道路土工 仮設構造物工指針 平成11年3月」のP.30にN値と内部摩擦角Φの換算式やN値と粘着力の関係が記載されておりますので、参考となるのではないかと存じます。
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Q36. |
「たて込み簡易土留め設計施工指針(平成30年4月)」のP.38にあるようなスイング方式の検討は行えるか。 |
A36. |
[基本データ]画面にある設計区間を「特殊施工区間」としてください。 特殊施工区間を選択した場合は、長尺物の布設方法を「腹起し切ばり方式」か「スイング方式」かの選択が可能となります。
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Q37. |
「たて込み指針(平成30年)」で計算実行したら「フレーム計算エラー」が出たが、どのような原因が考えられるか。 |
A37. |
通常の条件ではあまり生じないエラーですが、スライドレール方式の場合、[部材]-[スライドレール]画面の[スライドレール継手位置の考慮(レール上端からの距離)]がONになっていないかご確認ください。
同入力はスライドレールの設計時(フレーム計算)で、継手位置をピン結合としてモデル化を行いますが、継手位置によりエラーが生じることがあります。
(たて込み指針(H30)I-17,I-23の「スライドレール上端からの継手の位置」に対応しております) このような場合は、同入力をOFFにして再計算してください。
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Q38. |
計算書出力の[設計条件]-[基本データ]に側面図が出力されるが、白黒で出力にすることはできるか。 (地層などに色が付いているが、これをなしにしたい) |
A38. |
[オプション]-[表示項目の設定]画面で地層などの色を白にしてください。 本項目は、メイン画面の表示だけでなく、計算書の描画にも反映されます。
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Q39. |
[地層]データの「粘着力増分」はどのようなパラメータなのか。 |
A39. |
粘着力が深さ方向に比例して増加する場合に入力してください。 粘着力は、一定値だけでなく、深さ方向に強度が増す1次関数として入力できます。 各層上端からの距離zの着目位置での粘着力を C = Co+k・z で表すこととします。 Coは各層上端での粘着力、kは各層における深度1m当たりの粘着力の増加分k(kN/m2/m)、zは各層上端からの距離とします。
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Q40. |
捨て梁材について直径φ15pでは応力度照査がNGだったので、直径を大きくしようと考えているがこのような対策は適切か。 |
A40. |
直径を大きくすれば断面積が大きくなりますので、施工等に問題なければ対策としては適切かと存じます。 なお、本製品の適用基準『たて込み簡易土留設計施工指針 平成20年9月』(たて込み簡易土留協会)には直径21cmの松丸太を用いた検討例が記載されております。 (本製品のサンプルデータ「Sample-4.F6L」が該当します)
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Q41. |
[計算書作成]で「全印刷(改頁なし)」と「全印刷(改頁あり)」があるが、違いを教えてほしい。 |
A41. |
以下のような違いがあります。出力内容は同じです。
- 全印刷(改頁なし)
全計算結果の詳細では、大きな章単位を除き、改頁は行いません。若干印刷枚数を減らすことができます。
- 全印刷(改頁あり)
全計算結果の詳細では、小さな章単位で改頁を行います。
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Q42. |
[基本データ]画面に「設計区間」として「標準区間」と「特殊施工区間」が選択できるが、「特殊施工区間」とは何か。 |
A42. |
「たて込み簡易土留め設計施工指針−2018年改訂版− たて込み簡易土留め協会(サポートパネル協会) 平成30年4月」の「第4章 特殊条件下での設計施工」の条件になります。
条件を抜粋すると以下となります。詳細は指針の該当箇所をご確認ください。
(プログラムでは「特殊施工区間」を選択しますと、同画面にあります「長尺物の布設方法」などが有効になります)
- 掘削深さが6mを超える場合や、使用する機材の範囲を超える掘削深さで施工する場合
- 設計上可能な土留めの範囲を超えた大型埋設物の高さと同等以下で埋設物が布設しがたい場合
- 設計される切ばりの位置が、埋設物の高さと同等以下で埋設物が布設しがたい場合
- 幅の広い埋設物で、掘削幅を広く取るため標準の切ばり材では強度が不足する場合
- 切ばり間隔より埋設物が長く、掘削面内にその投入が困難な場合
- 1〜3が複合的に生じる場合
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Q43. |
根入れは考慮できないか。 |
A43. |
本製品で対象としている「たて込み簡易土留め」は根入れがない仮設構造物となりますので、根入れは考慮できません。 従来の根入れのある土留め工法はUC-1「土留め工の設計・3DCAD」でご検討ください。
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Q44. |
腹起しの鋼材は既存のH形鋼テーブルから鋼材番号を入力するようになっているが、H形鋼テーブルに追加登録や変更はできないか。 |
A44. |
画面上部にある[基準値]-[鋼材]で編集が可能です。
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Q45. |
基本データ画面の「壁体高さ(深度)」と「壁体天端高G.L.」が入力ではなく内部計算値(表示のみ)となっているが、どの条件で計算されているのか。 |
A45. |
「壁体高さ(深度)」は各メーカーの機材で決まっています。そのため、同画面にあります「使用レール番号」で指定した機材の高さ(深度)となります。 「壁体天端高G.L.」は「壁体高さ(深度)」と「掘削底面高さ」から内部計算されます。
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Q46. |
計算結果で、パネル断面力、スライドレール断面力が全てゼロになっているが、対処方法を教えてください。 |
A46. |
[地層]画面の最右端にあります「荷重補正係数ρf」がゼロになっております。そのため、外力(土圧)がゼロになり、応力が発生しておりません。 ※たて込み指針(H30)のP14には、通常はρf=1.00とすると記載されています。ご確認下さい。
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Q47. |
計算を実行すると、「壁体天端が背面側地表面位置より低くなっています。」となるがどうすればよいのか |
A47. |
使用レールが掘削深さを満足する設定になっていないことが原因です。 メッセージにもありますように、計算を続行することはできますので、結果確認、計算書作成などで、設計条件に誤りがないか確認してください。 必要に応じて、レール規模を変更するなどでご対処ください。 「Q24.壁体天端が地表面より下(壁体天端G.L. <地表面天端高G.L.)の場合でも計算できるか」もご覧ください。
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Q48. |
縦ばりプレートのデフォルト登録にある日東繊工のタイプの「EX’」は、何を意味するのか。 |
A48. |
「たて込み簡易土留め設計施工指針」(H30)のP.II-11によると、「EX’:最上段のみで使用できる(下段・中間では使用できない)」とあります。
デフォルト値として指針の記載の機材を登録しておりますが、細かい仕様につきましてはメーカーまたはたて込み簡易土留め協会にお尋ねください。
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Q49. |
切梁反力が負値(マイナス)になっています。問題ありませんか? |
A49. |
1段目の切梁反力(負担軸力)は、張出梁としてフレーム計算します。この場合、張出している切梁の反力が負値になる場合も考えられます。 プログラムとしては、想定外と判断し負値の場合(引張反力)はゼロ扱いとしております。誠に申し訳ございませんが、設計者様のご判断で切梁の適正を行って頂きたいと思います。
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