検証項目 |
検証内容 |
状況および課題 |
1.
車両の発生
(4P,PDF,51KB) |
1)車両が生成される時間間隔の計測 |
【状況】
・生成台数は1車線あたり1,804台/hrが限界であるため、500台/hrと1,000台/hrで行った。
・報告書作成完了。 |
【検証内容】
・500台/hr、1,000台/hr、2,000台/hrで車両を生成させた場合の車両同士の時間間隔の計測
・設定台数と生成台数とのずれを検証 |
2)渋滞が道路の上流端に達した場合の生成予定車両の処理 |
【状況】
・生成が打ち切られることを確認済み。
・報告書作成完了。 |
【検証内容】
・交通容量を2,200台/hr、生成台数を最初の1時間が4,400台/hr、1時間後から0台に設定し、最初の1時間で生成しきれなかった2,200台分の処理がどのように行われるのかを確認する。
(残りの時間で生成されるのか、生成が打ち切られるのかを検証)。 |
2.
ボトルネック容量/リンク下流端の飽和交通流率
(9P,PDF,88KB) |
1)ボトルネック容量の再現性 |
【状況】
・報告書作成完了。 |
【検証内容】
・1,500台/hrの交通需要がある道路にボトルネック(交通容量が800台/hr、1,000台/hr、1,200台/hrの3パターン)を設定し、ボトルネック下流部での通過交通量を計測後、累積曲線を図示する。 |
2)リンク下流端の飽和交通流率 |
【状況】
・飽和交通流率はボトルネックと同様に設定することが可能
・現在使用できる交通量計測ツールは一定周期(例えば1分以下)でのログの出力ができないので、累積曲線を算出すことが困難である。よって、目視による計測を行う。
・報告書作成完了。 |
【検証内容】
・ 道路下流に信号(サイクル長120秒、スプリット50%、損失時間10秒/サイクル)を設置し、600台/hr、800台/hr、1,000台/hrの交通需要を与える。
下流端の飽和交通流率を1,400台/有効青1時間、1,600台/有効青1時間、1,800台/有効青1時間に設定し、サイクルごとの流出交通量の累積曲線を図示する。 |
3.
渋滞の延伸と解消およびショックウェーブの伝播速度 |
1)ボトルネックにおけるショックウェーブ |
【状況】
・RoadにおけるQ-K曲線をとりあえず三角形に近似したモデルで作成。
・飽和交通流率と同様に一定周期でのログ出力が必要。飽和交通量を手動で計測。
・検証済み。 |
【検証内容】
・ モデルに与えられたQ-K曲線(交通量と交通密度の関係)もしくはS-V曲線(車頭間隔と速度の関係)からボトルネック上流での交通状態遷移図を作成する。
・ボトルネックの交通容量を800台/hr、1,000台/hr、1,200台/hrに設定し、交通需要を700台/hr→900台/hr→1,500台/hr→750台/hrと変化させ、500mごとに通過交通量を計測して図化した後、交通状態遷移図と重ね合わせて渋滞の延伸、解消の速度を把握する。 |
2)信号交差点におけるショックウェーブ |
【状況】
・飽和交通流率はボトルネックと同様に設定することが可能
・一定周期でのログ出力が必要。
飽和交通量を手動で計測。
データ整理中。 |
【検証内容】
・道路下流に信号(サイクル長120秒、スプリット50%、損失時間10秒/サイクル)を設置し、600台/hrの交通需要を与える。
下流端の飽和交通流率を1,400台/有効青1時間、1,600台/有効青1時間、1,800台/有効青1時間に設定後、信号の手前20m、40m、60m、80m、100mの位置における通過交通量を計測、累積曲線を図示する。 |
4.
合分流部の容量と合分流比
(8P,PDF,145KB) |
1)合流部における容量と容量比 |
【状況】
・Roadにおける交通容量は1,804台/hrが限界。
2,200台/hrという条件を完全に満たすことは不可。
・累積通過交通量の計測は可能。
・台数の条件を変え、検証済み。
・報告書作成完了。 |
【検証内容】
・合流部の交通容量を2,200台/hrに設定し、2方向から2,000台/hr、2,500台/hrの合計需要を与える。方向別の交通需要の比率を0.1:0.9、0.3:0.7、0.5:0.5と変化させ、合流部手前および下流部での累積通過交通量を計測し、渋滞の発生状況を把握する。 |
2)分流部における容量と容量比 |
【状況】
・2,000台/hrの交通需要を発生させることは不可。
・台数の条件を変え、検証済み。
・報告書作成完了。 |
【検証内容】
・分流後の交通容量をそれぞれ900台/hrに設定し、上流から1,200台/hr、2,000台/hrの交通需要を発生させる。分流後の交通需要の比率を0.1:0.9、0.3:0.7、0.5:0.5で変化させ、渋滞の発生状況を把握する。 |
5.
信号交差点での対向直進交通による右折容量の低下
(6P,PDF,148KB) |
【検証内容】
・サイクル長120秒の信号交差点を設置し、有効青時間を40秒、60秒、80秒で変化させる。右折需要を2,000台/hr程度、対向直進需要を200台/hr、400台/hr、600台/hr、800台/hr、1,000台/hr、1,200台/hrに設定後、累積右折交通量を計測する。交差点内に滞留できる右折待ち車両台数は2台とする。 |
【状況】
・台数の条件を変え、検証済み。
・報告書作成完了。 |
6.
経路選択行動 |
【検証内容】
− |
【状況】
・Roadでは、対応していないため、除外した。 |