第4回 Cloud Programming World Cup
第6回 Virtual Design World Cup 開催概要
今年でそれぞれ4回目、6回目を数え、皆様にもすっかり親しんでいただいているCPWC・VDWCの開催概要が決定いたしました。CPWCは、「VR普及元年」といわれる2016年を迎えて、ますます多様なシーンで使われていくことが予測されるバーチャルリアリティの新たな価値を切り拓くという大きなテーマを帯びていると言えます。一方VDWCの昨年の課題は「台湾基隆駅前再開発」で、初の海外でしたが、今回はさらなる可能性を求めて南半球オーストラリアのメルボルンとなりました。世界中の学生達からのオリジナリティにあふれる提案を期待しています。
● Cloud Programming World Cup/Virtual Design World Cup開催概要 共通事項
■応募資格
応募作品の制作にあたった参加者がすべて学生であること (社会人学生、2015年度卒業までに作成された卒業研究、制作作品なども対象)
3名以上のチーム制での応募に限り、各メンバーが担当した部分を明記すること
■応募期間・開催日程
エントリー受付 |
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2016年 4月 4日(月)〜 6月21日(火) |
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審査期間 |
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2016年 10月 9日(日)〜10月13日(木) |
予選選考会 |
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2016年 7月12日(火) |
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ノミネート発表 |
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2016年 10月14日(金) |
応募作品受付 |
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2016年 10月 1日(土)〜10月 6日(木)[必着] |
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※ノミネート作品に選ばれたチームは、東京への交通費、宿泊費を援助致します(各チーム、国内(関東以外)3名、海外2名を予定)
■最終審査/受賞作品表彰式
会場 |
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品川インターシティホール |
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開催日 |
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2016年 11月17日(木) |
■応募作品の著作権等ついて
1. |
本コンペティションを通じて制作されたデータ、作品および成果物の著作権は、著作者本人にあるものとします。 |
2. |
フォーラムエイトは、著作者が制作したデータ、作品および成果物について、編集、加工などを行い、対外発表、研究発表、営業活動、広報活動として、HP、メールニュース、広報誌、書籍、雑誌、新聞等媒体での掲載・配布を行うなどの、二次使用許諾権利を持つものとします。 |
● Cloud Programming World Cup
〜 第4回 学生クラウドプログラミングワールドカップ開催概要
■応募資格
UC-win/Road 、VR-Cloud®の伝送システムa3sのSDK(開発キット)で開発を行ったソフト、またはVR-Cloud®で動作するアプリケーション。
エンジニアリング、ビジネス、ゲーム等のソフトを対象とする。
[使用可能ソフトウェア/貸与期間]
応募者予定者は事前登録により、対象ソフトウェアライセンスの期間内無償貸与を受けられる。
貸与された製品についてフォーラムエイトが主催するトレーニング、セミナー(有償または無償)に参加できる。
[審査基準]
・UC-win/Road、VR-Cloud®のSDK(開発キット)で開発を行ったソフト、あるいは一般のソフトでVR-Cloud®で動作するプログラム
・応募作品は未発表の作品に限る
・規定の提出物(作品・データ)の審査を行う。主にソフトとしてのアイデアを評価対象とするが、ソースの記述方法も考慮する
[提出物]
・動作するアプリケーションプログラム |
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・プログラムの簡単なユーザマニュアル(Word形式) |
・VR-Cloud®・ソースコード・スクリプト(テキスト形式) |
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・プログラムのコンセプト、今後の課題やアイデア等(PowerPoint形式) |
※プログラムだけでなくコンテンツも併せて提出しても可
[審査委員会]
福田 知弘 |
(審査委員長、大阪大学 大学院工学研究科 准教授) |
羽倉 弘之 |
(三次元映像のフォーラム代表、デジタルハリウッド大学院特任教授) |
楢原 太郎 |
(ニュージャージー工科大学 建築デザイン学部 准教授) |
ペンクレアシュ・ヨアン |
(フォーラムエイトVR開発テクニカル・マネージャ) |
■各賞クラウドプログラミングカップ賞(最優秀賞):1作品
審査員賞: 3〜4作品
■お問合せ・作品に関するご質問窓口株式会社 フォーラムエイト Cloud Programming World Cup 担当
・TEL.:03-6894-1888 ・E-mail: cpwc@forum8.co.jp ・URL: http://www.forum8.co.jp
● Virtual Design World Cup
〜 第6回 学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド開催概要
■応募資格
応募作品課題 「メルボルン セントラルシティの拡張」 Fishermans Bend都市再開発エリアにおける都市デザイン案
[使用可能ソフトウェア/貸与期間]
応募者予定者は事前登録により、対象ソフトウェアライセンスの期間内無償貸与を受けられる。貸与された製品についてフォーラムエイトが主催するトレーニング、セミナー(有償・無償)に参加できる。
[審査基準]制作にはUC-win/Roadの使用必須。BIM/CIMとVR活用の観点から、UC-win/Roadを含めたフォーラムエイト製品を最低2種類使用し、設計・デザインされたものとする。応募作品は未発表の作品に限る。
[提出物]・使用ソフトウェア・ソリューションで作成したデータ
・上記を説明するA1サイズ(横)ポスター(PDF形式)
[審査委員会]
池田 靖史 |
(実行委員長、慶應義塾大学大学院 教授/IKDS代表) |
花村 義久 |
(NPO シビルまちづくりステーション 理事長、シビルNPO連携プラットフォーム副代表) |
コスタス・テルジディス |
(ハーバード大学 准教授) |
C・デイビット・ツェン |
(台湾国立交通大学) |
アドバイザー:ジェーン・バリー |
(メルボルン工科大学准教授) |
■各賞
ワールドカップ賞(最優秀賞):1作品 |
優秀賞:2作品 |
審査員特別賞各賞:4作品程度〜 |
ノミネート作品:5作品程度 |
■お問合せ・作品に関するご質問窓口株式会社 フォーラムエイト Cloud Programming World Cup 担当
・TEL.:03-6894-1888 ・E-mail: bim@forum8.co.jp ・URL: http://www.forum8.co.jp
● Virtual Design World Cup 課題および対象敷地の詳細
[課題]
「メルボルン セントラルシティの拡張」 Fishermans Bend都市再開発エリアにおける都市デザイン案
コミュニティのためのVRデザイン
これまでこのVDWCが年を追うごとに応募者を増大し世界中の国々へと参加を拡張して来た事は我々の慶びでもあります。今回VDWCの舞台はその可能性のさらなる拡大をめざして南半球のオーストラリアへと移ります。メルボルンでは中心市街地とポートフィリップ湾の間にある港湾工業地帯フィッシャーマンズ・ベンド地域を首都の都市域を拡大発展させる国家的都市再生プロジェクトとして位置づけています。この壮大な計画の中で最初の段階として直近の開発が予定されているロリマー地区周辺に関する都市デザインが今年度の対象です。既に一部で高層マンションなども開発が進んだヤラ川沿いのウォーターフロントは近年開発されたサウスバンク地区やドックランド地区に直結し、その接続点にはメルボルン国際会議・展示場が建っています。2014年に決定されたフィッシャーマンズ・ベンド地域の基本構想に基づいてメルボルン市は住居、商業、業務の用途が複合したロリマー地区の地区計画を策定中です。その交通計画について未だいくつかの難しい問題についての議論が続いています。例えば主要な公共交通網となるべき路面電車がヤラ川を渡る新たな橋とマリーナの船の通行の干渉や、地域を分断するウエスト・ゲート高速道路やその巨大で複雑なジャンクションを横断する方法、西側の工業地帯との関係などです。車両交通よりも自転車や歩行者を優先したまちづくりが望まれていることもその背景にあるでしょう。
このような交通と景観やアメニティ、サスティナビリティの複合的な関係の総合的な解決にこそシミュレーションを活用したデザインやVR による説得力のあるプレゼンテーションが大きな威力を発揮する実践的なケースだと考えられます。既存の開発や計画などをよく理解した上で、どの部分にどのような革新的で発展的な提案をするは参加者の創造性に委ねられています。
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