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あけましておめでとうございます
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いよいよ21世紀の幕開けです。
今年は建設省と運輸省、国土庁、北海道開発庁との統合、公共事業投資の抑制など、建設業、設計業を取り巻く環境は大きく動くものと考えられます。
また、設計についても性能照査型の設計が本格的に動き出し、また、そのような設計を行うには相応の資格を要求される方向が検討されているようです。このことは、設計においても大きく2つのカテゴリーに分かれることになるかと思います。つまり、資格を要求される設計カテゴリーと要求されないカテゴリーです。
全体としてみればこれまでのような大量の建設工事は望めない時代へ向かっていくことになるかと思いますが、その一方で、大量の建設工事から、より質を重視した建設工事の時代へと移っていくことと思われます。設計においては質の重要性はより高くなると思われます。
設計の段階で将来の保守コストも考慮したライフサイクル設計、地元との協議や合意形成プロセスをより重要視した情報公開型の事業の推進なども普及していくものと考えます。
その一方で、建設予算の縮小は定型的な設計における設計費の削減の要求となって現れてくるものと思います。
当社においては、これらの流れに対応すべく新機軸の設計支援ソフトを開発してきましたが、一昨年来、それらのいくつかは開発を完了し、リリース・販売を開始しています。 |
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■性能照査型設計支援ツール |
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UC-win/WCOMD
UC-win/COM3(Fiber) |
■景観設計、合意形成支援ツール |
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UC-win/Road |
■統合型(計算―作図)、簡単操作設計支援ツール |
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UC-1/擁壁の設計
UC-1/BOXカルバートの設計 |
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これまで慣れ親しんできた環境から新しい環境への移行は厳しいものがありますが、変化のあるところに進歩があるかと思います。
私がNew Zealandへ移住し、子会社FORUM8(NZ)を設立して5年となります。ここでは、異なる国籍(英国、NZ、スリランカ、カザフスタン、ロシア、ユーゴスラビア)のスタッフと新機軸の開発をおこなっています。日本とはいささか環境が異なりますが、アイデアをぶつけ合う中からこれまのFORUM8になかった優れた製品ができてきたと自負しています。
当社は、変革の波を上手く乗りさばき、今後もユーザーの皆様に喜んでもらえる製品提供を目指します。ユーザーの皆様も変化を恐れず、変化を楽しまれることを願っています。
21世紀が皆様にとって幸多き世紀でありますよう祈念しています。 |
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2001年1月1日
代表取締役社長 和田 忠治
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