その後昭和9年7月の大洪水を契機に、扇頂部の愛本下流が同12年に直轄河川となり、常願寺川と同様、 堤防、護岸、巨大水制等が施工され、タワーエキスカベータ―による河床掘削が実施されました。
その後1975年(昭和50年)代からは、 河床洗堀による破堤対策としての護岸の根継ぎや水衝部の河岸侵食対策として高水敷となった寄洲に堤防補強機能をもつ「縦工」の整備が進められています写真1高水敷川側の縦工と根固工。
また平成13年には洪水調節や水道用水供給等を目的とした宇奈月ダム写真2が完成し、上流の出し平(だしだいら)ダムとの連携排砂を実施しています。
砂防事業については昭和36年から、海岸事業は高波被害や侵食防止のため昭和35年から、直轄事業に着手しており、海岸から上流荒廃地まで水系一貫しての国直轄事業を実施しています。
|