UC-1エンジニア・スイートの各製品は単独製品と同時期にリリースを行い、そのバージョンは単独製品の最新バージョンと一致します。しかし、両者の製品バージョンは一致していません。この点について、使用中のUC-1エンジニア・スイート製品が単独製品のどのバージョンと一致するかを確認したいというご要望をいただき、以下で対応することにいたしました。
今後の改訂版から、UC-1エンジニア・スイート製品のヘルプ「バージョン及び改良点」内に、該当する単独製品のバージョンを明記します。これにより、ご使用中のUC-1エンジニア・スイートのバージョンが、単独製品のどのバージョンと一致するかを確認できるようになります。
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■図1 該当する単独製品バージョンの表記 |
バージョンが一致しないことが原因で起こる問題として、例えば新しいバージョンのデータファイルを古いバージョンの製品で読込む際に制限がかかり、ファイルを読み込むことができないケースがあります。この場合は、お使いの製品(読込む側の製品)のバージョンをデータファイルのバージョン以降のバージョンに上げていただく必要があります。 |
「震度算出」と「橋脚の設計」、「橋脚の設計」と「杭基礎の設計」のような製品間連動機能は、スイート製品にもあります。ただし、製品間連動機能は、単独製品間のみ、またはスイート製品間のみという制限があります。単独製品の「橋脚の設計」とスイート製品の「基礎の設計」は連動できませんのでご注意ください(図2)。
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■図2 スイート製品の複数起動 |
なお、「震度算出(支承設計)」と下部工製品とのファイル連携は、スイート版と単独製品との混合も可能です。 |
スイート製品の基本機能「3D配筋機能」
UC-1エンジニア・スイート基本機能のご紹介第4弾として、今回は3D配筋機能について取り上げます。
図面生成機能を有するUC-1製品の中には、構造物の配筋状態を3次元で確認表示する機能が含まれている製品(橋台、橋脚、BOXカルバート、擁壁などの設計ソフト)があります。 これらの製品では、別途販売しております「3D配筋CAD」の1部の機能が組み込まれており、複雑な配筋状態を3次元で視覚的に確認できるだけでなく、3DSやIFCエクスポートによって前号でご紹介したようなCIM連携が可能となっております。
スイート版になりますと、「3D配筋CAD」の全ての機能が利用できるようになり、3次元での表示だけでなく、新たな配筋の設定や鉄筋どうしの干渉チェックなどが可能となります。また、今後も3D配筋CADで拡張された機能は、スイート版のUC-1製品から利用できますので、どうぞご期待下さい。
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(Up&Coming '14 新年号掲載) |
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