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Multiframeは、3次元骨組構造解析プログラムです。入力断面として、JIS規格の鋼材断面が標準で登録されている他、ユーザ任意の断面を使用することもできます。計算後、鋼構造設計規準(日本建築学会)に準拠した断面算定を行うことができます(オプション)。また、Ver.12から平板要素を用いた立体解析をサポートしています。
Multiframe 新機能トピックス Ver.17.01 |
今回は新しくリリースされました、Muitiframe Ver17.01にて搭載された新機能をご紹介いたします。
パッチ補剛材の自動生成
この機能は、選択した平板要素に補剛材(梁要素)を自動で追加する機能です。補剛材は指定した位置間隔、方向に対応して生成され、選択したセクションの断面高さを考慮して自動でオフセットも行います。使用例を以下に示します。
- パッチを選択し、「右クリックメニュー|パッチの補剛材を自動生成」をクリックします。
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■図1. パッチ補剛材1 |
- 方向、間隔、セクションなどを選択、入力し「OK」をクリックすると、補剛材が生成されます。
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■図2. パッチ補剛材2 |
パッチホットスポットの自動生成 この機能は、選択した要素にホットスポットを自動で作成する機能です。ホットスポットとは、平板要素のコーナーや開口部の隅角部など応力が集中しやすいような箇所を指します。該当箇所のメッシュ分割を自動で細かくし、より詳細な応力結果などを得ることが出来るようになります。使用例を以下に示します。
- パッチを選択し、「右クリックメニュー|パッチの補剛材を自動生成」をクリックします。
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■図3. パッチホットスポット1 |
- 位置などを設定し、「生成」ボタンをクリックするとホットスポットが作成されます。
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■図4. パッチホットスポット2 |
パッチホットスポットを作成する前と後で計算結果を比べます。
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■図5. 結果-Mises応力(生成前)パッチ補剛材1 |
パッチホットスポットを作成した方がより詳細な応力分布を確認出来る事がわかります。
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■図6. 結果- Mises応力(生成後) |
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Multiframe 開発元: Formation Design Systems(現ベントレー・システムズ)オーストラリア フリーマントル市
■Multiframe Ver.17 日本語版 2014年 2月リリース |
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(Up&Coming '14 春の号掲載) |
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