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            |  | ●最新版製品価格 | ●リリース building EXODUS:2013年12月 SMARTFIRE:2014年   2月
 建築/プラント
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      | buildingEXODUS Ver6.0をリリース |  
  
    
      | 「2013年12月にbuildingEXODUS Ver6.0をリリース致しました。この改訂では主に次の項目に対応しています。 
 
  以下に、これらの改訂内容について紹介いたします。エレベータ機能の追加行程機能の拡張OpenGL 3D View機能の追加
 
 
 エレベータ機能の追加
 エレベータ機能が利用可能になりました。この機能では次の3種類のエレベータの動作に対応しています。
 
 ●フロアシーケンス:エレベータの停まるフロアを解析者が明確に指定できる機能です。
 ●シャトルフロアシーケンス:指定したフロアにエージェントがいなくなるまで行き来します。エレベータに収容可能な場合は、直接次のピックアップフロアに向かって収容します。
 ●スカイロビーシーケンス:ピックアップするフロア(Sky Lobby)と降ろすフロアのペアを行き来します。
 
 フロアシーケンスと、シャトルフロアシーケンスは同じフロアの入力にしても動作は異なります。フロアシーケンスではエージェントの有無に関わらず入力通りに動作しますが、シャトルフロアシーケンスはエージェントの影響で停車します(図1)。
 スカイロビーシーケンスはピックアップフロアと降車フロアを往復します(図2)。
 
 
 
  
    
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      | ■図1 フロア / シャトルフロアの動作比較 |  | ■図2 スカイロビーシーケンスの動作 |  buildingEXODUS Ver6.0のサンプルT17でそれぞれのタイプについて実験しました。このモデルは10階建てで450名配置されています。フロアシーケンスとシャトルフロアシーケンスは、各フロアと1階を結ぶように設定しており、スカイロビーシーケンスに関しては1階と5階を行き来するようにしています。
 
 
 
  ■表 1 エレベータ機能による避難時間の比較
    | 項目 | 避難時間(s) |  
    | エレベータなし | 359.67 |  
    | フロアシーケンス | 347.19 |  
    | シャトルフロアシーケンス | 257.09 |  
    | スカイロビーシーケンス | 244.55 |  シミュレーション結果を表1に整理しました。このサンプルデータでは、エレベータを使用した方が、全く使用しない場合に比べて、避難時間が短くなっており効果があることが伺えます。特に、スカイロビーシーケンスの効果が大きいことがわかります。
 建物の状況に則した最適なエレベータ操作の検証に役立つものと考えられます。
 
 
 火災時のエレベータの利用の可能性
 東京消防庁は、2013年10月から高齢者等歩行困難者の逃げ遅れ防止のため、非常用エレベータで避難できる指導基準を発表しました。これまで日本ではエレベータを避難目的に使ってはいけませんでしたが、これを機にエレベータ避難の利用が拡大してゆくことが予想されます。
 
 参考文献:東京消防庁「高層建築物等における歩行者困難者などの避難安全対策の推進について」
 
 
 行程機能の拡張
 エレベータ機能の追加に伴いLift Bank(指定したエレベータに向かう機能)とLift Wait(エレベータの列に並ぶ行動)が追加されました(図3)。これらの行程によってエージェントとエレベータの動作を相互にコントロールできます。エージェントによるエレベータの使用が実現するだけでなく、エージェントのエレベータを待つ際の挙動、或いは長い列・待ち時間によりエレベータの使用をやめて階段で避難するエージェントの判断を制御することが可能になります。
 
 
 
        
          
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            | ■図3 行程機能設定画面 |  OpenGL 3D View機能の追加
 図4に示す通り、建物形状の3D表現を直接閲覧することが可能になりました。これにより複数階モデルに対しするシミュレーションがわかり
 やすくなりました。ムービー機能ではないため、再生/停止が行いたい場合はこれまでと同様にvrEXODUSでの可視化をご利用ください。
 
 
 
        
          
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            | ■図4 OpenGL 3D View画面 |  |  
  
    
      | 2014年2月にSMARTFIRE v4.3をリリースしました。この改訂では主に次の項目に対応しています。 
 
 
          以下に、これらの改訂内容について紹介いたします。複数のすすの分子サイズモデルの入力に対応圧力補正のためのAMGソルバー拡張されたFEDモニタの設置
 
 
 複数のすすの分子サイズモデルの入力に対応
 3種類のすすを設定できるようになりました(図5)。それぞれのすすに異なる直径と比率の入力が可能です。煙の重力沈降は一般的に、廊下、倉庫、建物全体の火災シナリオのような、大規模な構造物の煙の移動に、より大きな影響を与えます。
 
 
 
          
          
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            | ■図5 すすの設定画面 |  圧縮補正のためのAMGソルバー
 圧力補正のためAMG(Algebraic Multi-Grid)ソルバーに対応しました(図6)。一般的なMulti-Gridソルバーと異なりメッシュに依存しません。
 
 
 
          
          
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            | ■図6 AMGソルバーの設定画面 |  拡張されたFEDモニタの設置
 FEDモニタの設定が可能になりました(図7)。放出しているガス等の蓄積的毒性の影響をより正確に把握することができるようになりました。
 
 
 
          
          
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            | ■図7 FEDモニタ設定画面 |  |  
  
    
      | 以上、EXODUS/SMARTFIREの新機能について紹介させていただきました。フォーラムエイトではソフトの販売・サポート以外にも、本ソフトの体験セミナーや「EXODUS/SMARTFIRE解析支援サービス」も実施しています。ぜひご検討ください。 |  | 
 
  
 
 
  
 
  
  
  
  
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