New Products |
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●新規価格
●アップグレード価格 |
550,000円
275,000円 |
●リリース 2015年4月
UC-1水工 |
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「揚排水機場の設計計算 Ver.3」では、以下の機能追加を行います。
- 柱を有する構造モデルに対応
- 3D表示対応
- 地盤高の左右非対称に対応
- データ入力段階での荷重図の確認機能
- 杭基礎のバネ支点条件で、常時/地震時の個別入力
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柱を有する構造モデルへの対応により、多層多柱のラーメン構造の解析が可能となります。入力できる柱の種類については下記の通りです。
- 部屋の中間部に設置する柱
- 通り芯位置(部屋の左右端)に設置する柱
上記のそれぞれに対して、形状を設定できます。通り芯位置を柱とする場合は、ハンチ部のみ入力し、上部版と下部版は考慮しません。
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▲図1 形状(柱)データ画面 |
部屋の中間部に設置する柱は本数と設置間隔を設定します。通り芯位置を柱とする場合、壁部材とみなすか、柱部材とみなすかを設定します。
フレームモデル計算時には、建築学会「鉄筋コンクリート構造」計算基準・同解説(1999年)「11条フラットスラブ」に基づき、柱列帯・柱間帯の断面力算出に対応します。設計の考え方は次の通りです。
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▲図2 形状(柱位置)データ画面 |
- フラットスラブは互いに直交する2つの梁群に分け、それぞれの方向において柱とともにラーメンを作る構造とする。
- ラーメン構造は、全荷重をそれぞれの方向において別々に負担。
- ラーメン構造の曲げモーメントのスラブ内における配分は、幅L/2の柱間帯と、幅L/4の柱列帯2個とに分け、配分率を考慮する。
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▲図3 柱列帯・柱間帯の配分 |
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構造物の左右の地表面標高に高低差が生じるケースのような、地盤高の左右非対称に対応します。各側壁ごとに作用する土圧・水圧・地盤バネ条件を算出可能で、実際に則した解析モデルを構築できます。
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▲図4 地盤高さが左右非対称となる例 |
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Ver.2までは、計算後にしか荷重図を確認できませんでした。本バージョンより、データ入力段階で確認できるよう対応します。常時、地震時の組合せ荷重画面に機能を追加し、基本荷重と組合せ荷重の切り替えや、各ケースごとの荷重図を確認しながら効率よく条件を設定できます。
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▲図4 安定計算作用荷重出力書式 |
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今後も、ユーザ様からのご意見、ご要望を取り入れ改善・改良を加えて参ります。どうぞご期待ください。 |
(Up&Coming '15 春の号掲載) |
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